
フンユアン3D
Hunyuan3D
の使い方・機能・解決する業務課題
ブックマークする
Hunyuan3D(フンユアン3D)とは?
Tencentが開発する、画像やテキストから高精細な3Dモデル(形状+PBRテクスチャ)を生成するAI。形状生成のHunyuan3D-DiTとテクスチャ合成のHunyuan3D-Paintを組み合わせます。現行フラッグシップは商用の3.1(最大8ビュー入力)で、最新のオープンソース版2.1はローカル実行・商用利用も可能。公式Webは1日20回の無料枠があります。
解決する業務課題
「Hunyuan3D」のサービス詳細
Hunyuan3Dとは
Hunyuan3D(混元3D)は、Tencent(テンセント)が開発する、画像やテキストから高精細な3Dモデルを生成するAIです。1枚の画像や文章、スケッチから、形状(メッシュ)とPBRテクスチャ(材質)を備えた3Dアセットを自動生成します。ゲーム・EC・映像・3Dプリントなどの制作向けで、最新の商用モデルと、オープンソース版が併存しているのが大きな特徴です。OSS版はHugging Faceで累計300万ダウンロードを超え、GitHubでも高い評価を得ています。

出典: Tencent Hunyuan3D(GitHub)(以下の画像も同様)
現行のフラッグシップはHunyuan3D 3.1(グローバル版・クローズド、最大8ビュー入力)で、公式Webと Tencent Cloud API で利用できます。一方、最新のオープンソース版は Hunyuan3D 2.1(モデル重みを公開・商用利用可)で、ローカル実行や自前のファインチューンができます。※2026年8月にHunyuanブランドは「Hy」へ改称されています。
形状とテクスチャを、2段構えで作る
Hunyuan3Dは、3Dを一気に作るのではなく「形状」と「テクスチャ」を分けて生成します。まず画像から形状生成モデルHunyuan3D-DiTがメッシュを作り、次にテクスチャ合成モデルHunyuan3D-Paintが、物理ベース(PBR)のAlbedo・Metallic・Roughnessといった材質を貼り付けます。この分担により、形の正確さと見た目のリアルさを両立しています。

機能
01生成する
- 画像/テキスト/スケッチ → 3D — さまざまな入力から3Dを生成
- マルチビュー入力 — 複数アングルの画像から生成(3.1は最大8ビュー)
- Hunyuan3D-DiT / Paint — 形状生成とPBRテクスチャ合成
02品質を高める
- PBRテクスチャ — Albedo/Normal/Roughness/Metallic(最大4K)
- Smart Topology — トポロジーの自動最適化・UV展開
- 出力形式 — watertightメッシュをOBJ/GLBで書き出し
03拡張する
- Hunyuan3D-Part — パーツ単位の分解(P3-SAM/X-Part)
- Auto-Rig — 自動リギング(Studio)
- DCC連携 — Unity/Unreal/Blenderで利用
使い方
-
公式Webまたはオープンソースを選ぶ
手軽に試すなら公式Web、ローカルで動かすならGitHub/Hugging Faceのオープンソース版(2.1)を使います。
-
画像やテキストを入力する
3D化したい画像、または作りたいものの説明を入力します。
-
形状を生成する
Hunyuan3D-DiTがメッシュを生成します。
-
テクスチャを付ける
Hunyuan3D-PaintがPBRテクスチャを合成します。
-
書き出して使う
OBJ/GLBで書き出し、Unity・Unreal・Blenderなどに取り込みます。
料金
公式Webでは一般ユーザー向けに1日20回の無料生成があります。法人向けにはTencent Cloud API(200の無料クレジット、高精細のProと高速のRapidの2ティア)が提供されています。有料課金の具体的な金額は公開されていないため、最新は公式でご確認ください(2026年8月時点)。
他の3D生成AIとの違い
3D生成AIは「オープンソースか商用SaaSか」で大きく分かれます。Hunyuan3Dは最強クラスのオープンソース(2.1)と商用の最新版(3.1)を両立し、パーツ分解やリギングまで含む広いエコシステムを持つのが特徴です。
| 観点 | Hunyuan3D | Meshy | Tripo |
|---|---|---|---|
| 提供 | OSS(2.1)+商用(3.1) | 商用SaaS | 商用SaaS |
| 自前運用 | ローカル実行・ファインチューン可 | クラウド中心 | クラウド中心 |
| 拡張 | パーツ分解・リギング・DCC連携 | 3D生成・アニメ | 3D生成 |
手軽なクラウド型の3D生成ならMeshyやTripo AI、パーツ分割された編集可能な3Dの研究ならOmnipartが比較対象になります。オープンソースで自分の環境に組み込みたい、あるいは大手のエコシステムを使いたい場合に、Hunyuan3Dが有力な選択肢になります。
本ページの情報は2026年8月時点で公式サイト・GitHub・論文に公開されている内容にもとづきます。バージョン・仕様・料金は更新されることがあるため、最新の情報は公式サイトをご確認ください。



