
エーアイセキュアランチャー
AIセキュアランチャー
の使い方・機能・解決する業務課題
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AIセキュアランチャー(エーアイセキュアランチャー)とは?
AIセキュアランチャーは、ブーストマーケティング株式会社が提供する、DifyなどでつくったAIエージェントを社内で使うための運用基盤。Knowledge Suite+(KS+)のシングルサインオン(SAML/OIDC)でログインした社員だけが、部署・役職ごとに許可されたエージェントを実行でき、誰が・いつ・どのエージェントを使ったかを記録する。料金は月額30,000円(税別、30ID込み)から、初期費用無料・最低契約期間なし(2026年10月時点、公式)。
解決する業務課題
「AIセキュアランチャー」のサービス詳細
AIセキュアランチャーとは
AIセキュアランチャーは、ブーストマーケティング株式会社(東京都港区)が提供するDifyなどでつくったAIエージェントを、認証・部署別の権限・利用ログで管理しながら社内に展開するための運用基盤です。AIの開発環境とは別に、社員がAIエージェントを使う「入口」と利用状況を管理します。
社員は Knowledge Suite+(KS+)にシングルサインオンでログインし、KS+の画面上のボタンからエージェントを起動します。部署・役職ごとに使えるエージェントが出し分けられ、誰が・いつ・どのエージェントを使ったかが記録されます。料金は月額30,000円(税別、30ID込み)からで、初期費用は無料、最低契約期間はありません(2026年10月時点)。
同社が提供するAI導入支援(AI活用診断・ABB・Dify構築・活用支援)は、別ページのブーストマーケティング AI導入支援で紹介しています。
解決する課題
公式は、AIエージェントを社内に広げるときに起きる課題として次の3つを挙げています。
- URLを知れば使えてしまう — 認証や権限設定の機能がないAIエージェントの構築サービスでは、社外や未認証の人の利用を仕組みで止められない
- 部署・職位別に利用を制御できない — 誰がどのエージェントを使ってよいかを、組織の構造に沿って管理する手段がない
- シャドーAI・勝手な利用が広がる — 利用の実態が見えず、ガバナンスや監査の要件に応えられない
なお公式は、Difyなどの提供形態や設定によって使える管理機能は異なるとしています。たとえばDifyのエンタープライズ版であれば同様の制御ができるとし、目的に合う方法を選ぶよう案内しています。
使い方(仕組み)
- KS+にログインする KS+のSAML/OIDC対応のシングルサインオンでログインします。認証していない人は実行できません。
- エージェントを起動する KS+の画面上のボタンから、モーダル(小窓)でエージェントを起動します。表示されるのは、部署・役職に応じて使ってよいエージェントだけです。
- APIでAIエージェントを実行する APIを提供しているDifyなどのエージェント開発サービスを、バックエンドのAPIプロキシ経由で呼び出します。APIキーはブラウザに表示されません。
- 結果を画面内に表示し、ログを残す 結果はKS+のモーダル内に表示されます。誰が・いつ・どのエージェントを使ったかが記録されます。
機能
- KS+認証によるログイン SAML/OIDCに対応したシングルサインオン。本ランチャーからの実行を、認証済みで利用権限のあるユーザーに限ります。
- 部署・役職別のアクセス制御 経営・営業・CSなど、組織の構造に合わせて使えるエージェントを自動で出し分けます。既存のKS+の組織管理をそのまま使えます。
- 利用ログ・アクセス履歴 誰が・いつ・どのエージェントを使ったかを一元管理し、利用状況の把握や監査時の確認に使えます。入出力の内容まで記録できるか、保存期間、出力方法は問い合わせが必要です。
- 既存エージェントの接続 Difyをすでに運用している企業は、開発済みのエージェントをそのまま接続できます。接続数に制限はありません。
- 30IDを標準で搭載 追加IDは1IDあたり月440円で増やせます。
- 最短2週間で稼働 現在の環境や連携の要件を確認したうえで、導入スケジュールを案内するとしています。
料金
月額料金のプランは2つです(2026年10月時点、税別)。
| プラン | 月額料金(税別) | 向いている企業 | 主な内容 |
|---|---|---|---|
| PLAN 1 セルフ運用 | 30,000円 | すでにDify等でAIエージェントを自社運用している、またはこれから自社で使う企業 | 基本アカウントの発行のみ。30ID込み(追加1IDあたり月440円)、接続数の制限なし、初期設定サポート込み。エージェントは自社で追加 |
| PLAN 2 トライアル込み | 50,000円 | まず動くもので試したい企業 | PLAN 1の内容すべてに加え、同社のトライアルアプリから選ぶAIエージェント3体(チューニング込み)。エージェント追加は1体あたり月10,000円、個社別カスタマイズは1エージェントあたり基本100,000円 |
初期費用は無料で、最低契約期間はありません。月額料金のほかに、次の費用が別にかかります。
- LLMの利用料(Claude・GPTなど)— 利用企業の契約にもとづいて別途発生
- Difyの利用料 — 利用企業の契約プランによる。公式はDifyでの運用は0円から始められるとする一方、セキュリティ要件によってDifyのプランが変わり、費用も変わると注記しています
- 個社別カスタマイズ・エージェント追加・外部連携 — 外部連携は個別見積もり
公式は費用の考え方を「本サービスの月額料金+追加ID等の費用+Dify・LLMの利用料+必要に応じたカスタマイズ・外部連携費用」と示しています。同社のAIエージェント内製化支援「ABB」(5カ月で総額150万円・税別)には、AIセキュアランチャー30人分が含まれます。
導入前に確認すること
公式は、次の点を導入相談時に確認するよう案内しています。社内のセキュリティチェックシートをもとに相談できるとしています。
- KS+の契約 — 本サービスはKS+の認証・組織管理機能を使います。KS+が未導入の場合の契約・アカウントの準備は、導入相談時に確認が必要です
- Difyの提供形態・プラン — 対応するプランや、接続するエージェント、API接続の条件
- 直接アクセスの経路 — 本サービスが管理するのはランチャー経由の実行です。Dify本体や公開アプリに直接アクセスする経路の扱いは、現在の構成・公開設定とあわせて確認が必要と明記されています
- データとログ — データの保存先・保持期間・削除方法、ログの保存期間・出力方法
- 保守・障害対応 — 保守・障害対応の範囲と分担は契約前に確認
メリット・デメリット
メリット
- 月額30,000円(税別)から30IDを使え、初期費用無料・最低契約期間なしで始められる
- Difyでつくった既存のエージェントを作り直さずに、認証・部署別の権限・利用ログを後から足せる
- APIキーをブラウザに出さずに実行するため、キーが社員の手元に渡らない
- 退職・異動の際も、KS+の組織情報に連動するため情報システム部門の個別作業が発生しないと公式は説明している
デメリット
- KS+の認証・組織管理機能が前提で、KS+を使っていない企業は準備が必要になる
- LLMとDifyの利用料は月額料金に含まれず、セキュリティ要件によってはDifyのプランと費用が変わる
- 管理できるのはランチャー経由の実行で、Dify本体や公開アプリへの直接アクセスは別途の確認・設定が必要
- 導入社数や事例は公式サイトに掲載されていない
評判・口コミ
2026年10月時点で、公式サイトに導入社数・導入企業の事例・利用者の声は掲載されていません。提供元の説明では、同社のAIエージェント内製化支援「ABB」の実行基盤として使われ、非エンジニアの社員がDifyでつくった提案準備AI・見積比較AIなどがこの基盤の上で動く構成が紹介されています。導入を検討するときは、導入相談で自社の構成(KS+・Difyの契約状況)での動作条件を確かめるのが確実です。
Difyやほかのエージェント基盤との違い
AIセキュアランチャーは、AIエージェントを「つくる」ための道具ではなく、すでにあるエージェントを社員に使わせる「入口」と利用状況を管理するサービスです。エージェントの開発基盤と比べると、役割は次のように分かれます。
| AIセキュアランチャー | Dify(エンタープライズ版) | Microsoft Copilot Studio | |
|---|---|---|---|
| 役割 | DifyなどでつくったエージェントをKS+の画面から実行させる運用基盤 | AIアプリ・エージェントを開発して公開する基盤 | エージェントの作成から公開・管理までを行う、Microsoftの法人向けプラットフォーム |
| エージェントの作成 | しない(Dify等でつくり、APIで接続する) | する | する |
| 前提となる契約 | KS+の認証・組織管理機能、DifyとLLMの契約 | Difyのエンタープライズ契約 | Copilot Studioのライセンス(Copilot クレジット パック、Microsoft 365 Copilot など) |
| 料金の形 | 月額30,000円(税別)〜、30ID込み | 個別見積もり | 利用量(Copilot クレジット)に応じた課金 |
公式は、Difyのエンタープライズ版であれば同様の制御ができるとしたうえで、提供形態や設定に合う方法を選ぶよう案内しています(エンタープライズ版は同社がDifyの特約店として提供できるとも記載)。Difyでエージェントをすでに動かしていて、作り直さずに認証・部署別の権限・利用ログを足したい場合が、AIセキュアランチャーの使いどころです。
- エージェントの開発基盤そのものを調べたいなら Dify
- Microsoft 365の中でエージェントをつくり、Teamsなどに公開したいなら Microsoft Copilot Studio
- エージェントではなく、SaaS同士をつなぐワークフローの自動化を探しているなら n8n
- エージェントづくりや社員の内製化から相談したいなら、同社のブーストマーケティング AI導入支援
よくある質問
AIセキュアランチャーの料金は? セルフ運用プランが月額30,000円(税別、30ID込み)、トライアルAIエージェント3体込みのプランが月額50,000円(税別)です。初期費用は無料、最低契約期間はありません。追加IDは1IDあたり月440円です(2026年10月時点)。
月額料金にDifyやLLMの利用料は含まれる? 含まれません。DifyとLLM(Claude・GPTなど)は利用企業の直接契約で、プランや使用量に応じて別途かかります。
Knowledge Suite+(KS+)を契約していなくても使える? 本サービスはKS+の認証・組織管理機能を使います。KS+が未導入の場合の契約やアカウントの準備は、導入相談時に確認するよう公式は案内しています。
すでにDifyで作ったエージェントを接続できる? できます。開発済みのエージェントをそのまま接続でき、接続数の制限はありません。Difyの提供形態・プラン、API接続の条件、公開設定は導入時に確認します。
導入にどれくらいかかる? 最短2週間で稼働できます。実際の期間は、現在の環境、認証の設定、接続するエージェント、カスタマイズの有無を確認して案内するとしています。
本ページの情報は2026年10月時点で公式サイトに公開されている内容にもとづきます。最新の料金・内容は公式サイトをご確認ください。

