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キミ
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の使い方・機能・解決する業務課題

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Kimi(キミ)とは?

Kimi(キミ)は、中国・北京のMoonshot AI(月之暗面)が提供するAIチャット・エージェントサービス。オープンウェイト公開の旗艦モデルKimi K3が100万トークンの長文脈と画像・動画入力に対応し、スライド作成・Deep Research・コーディングまで任せられる。チャットは無料、有料プランは月19ドルから、APIは米ドル建て。UIは英語・中国語中心だが、日本語での入出力も可能。

解決する業務課題

「Kimi」のサービス詳細

Kimiとは

Kimi(キミ)は、中国・北京のMoonshot AI(北京月之暗面科技有限公司)が開発するAIチャット・エージェントサービスです。チャットでの質問応答にとどまらず、スライド・文書・表計算の作成、Deep Researchによる調査、コーディングエージェント「Kimi Code」まで、仕事のタスクをまとめて任せられる「エージェント型」に軸足を置いています。

旗艦モデルのKimi K3(2026年7月16日公開)は、総パラメータ2.8兆・アクティブ104BのMoE構成で、約100万トークン(1,048,576)のコンテキストウィンドウとテキスト・画像・動画の入力に対応します。モデルの重みをHugging Faceで公開するオープンウェイト路線が特徴で、前世代のKimi K2(Modified MITライセンス)は海外の開発者コミュニティでも広く使われました。K3はMITベースの独自ライセンス「Kimi K3 License」で公開され、大規模な商用利用(モデル提供事業で12か月2,000万ドル超の売上など)には別途契約や「Kimi K3」表示の条件が付きます。

利用経路は大きく2つです。個人向けのWeb/モバイルアプリ(kimi.com。国際版ヘルプ等は www.kimi.ai)と、開発者向けのAPIプラットフォーム(platform.kimi.ai。中国向けは platform.moonshot.cn)があります。

提供元
Moonshot AI(北京月之暗面科技有限公司・中国/非上場)。国際版はシンガポール法人 MOONSHOT AI PTE. LTD.
旗艦モデル
Kimi K3(2.8T MoE・100万トークン・マルチモーダル・オープンウェイト)
無料枠
あり(チャットは無料。K2.6のチャットはクレジット消費なし)
有料プラン
国際版 月$19〜$199(年払いで割引)/中国版 月49〜699元
API料金(kimi-k3)
入力$3.00・出力$15.00/100万トークン(米ドル・税抜)
UIの言語
英語・中国語ほか。Web版に日本語UIはなし(iOSアプリは日本語あり)
データ保存先
中国版は中国国内、国際版APIはシンガポールのサーバー

使い方

  1. アカウントを作成する

    国際版はGoogleアカウントまたはメールアドレスの認証コードでサインアップできます(クレジットカード登録は不要)。中国版(中国語UI)は電話番号やWeChat連携でのログインが基本です。

  2. チャットで質問する

    トップ画面の入力欄(「Ask anything, or task an agent...」)に質問を入力します。通常のチャットは無料で、K2.6でのチャットはクレジットを消費しません。

  3. エージェントにタスクを任せる

    同じ入力欄から、調査(Deep Research)、スライド(Slides)、文書(Docs)、表計算(Sheets)、Webサイト(Websites)などの成果物づくりをタスクとして依頼できます。

  4. 定期実行や並列実行を設定する

    Scheduled Tasksで定型タスクを定時実行したり、Agent Swarmで複数のサブタスクを並列に走らせたりできます(有料プラン)。

  5. 開発者はAPIキーを発行する

    platform.kimi.ai でAPIキーを発行すると、OpenAI/Anthropic互換のエンドポイントから kimi-k3 などを呼び出せます。

主な機能

01話す・調べる

  • チャット — K2.6での通常チャットは無料・クレジット消費なし。K3は長文脈の会話に対応(上位プラン)
  • Deep Research — Webを横断して調べ、出典つきのレポートにまとめる
  • マルチモーダル入力 — K3はテキストに加えて画像・動画の入力にネイティブ対応

02つくる

  • Slides — 指示からプレゼン資料を生成
  • Docs/Sheets/Websites/Design — 文書・表計算・Webサイト・デザインの生成と編集
  • Kimi Code — K3搭載のコーディングエージェント・CLIツール。リポジトリ単位の実装・修正を任せられる

03任せる・自動化する

  • Agent Swarm — 1つの依頼を複数のサブエージェントに分割して並列実行(プランによりサブタスク数が異なる)
  • Scheduled Tasks — レポート作成などの定時自動実行
  • Kimi Work/Kimi Claw — 業務向けエージェント製品群。Kimi ClawはAllegretto以上
  • Plugins・Dream Memory・Goal Mode — プラグイン連携、会話をまたぐ記憶、目標ベースでの継続実行(プランによる)

料金プラン

国際版(米ドル建て)と中国版(人民元建て)で、プラン名も金額も異なります。いずれも2026年8月19日時点の公式表記です。日本からは国際版の米ドル建てプランを利用する形になり、円建ての料金表示はありません

国際版(www.kimi.ai ヘルプセンター記載・米ドル):

プラン月払い年払い(月あたり)年額主な内容
Moderato$19$15$180Agentクレジット約60/並列2タスク/Agent Swarm
Allegretto$39$31$372Kimi Claw・Goal Modeが追加
Allegro$99$79$948クレジット約360/並列4タスク/K3の超長文チャット
Vivace$199$159$1,908クレジット約720/最大規模の並列実行

全プランの機能は共通のクレジットプールを実際のトークン消費量で分け合う方式で、Kimi Codeには別枠の利用上限があります。iOSアプリ内課金でも同額の月額($19/$39/$99/$199)が確認できます。

中国版(kimi.com ヘルプセンター記載・人民元)は、Andante 月49元/Moderato 月99元/Allegretto 月199元/Allegro 月699元の4段階です。

API(platform.kimi.ai・米ドル・税抜):

モデル入力(キャッシュヒット)入力(キャッシュミス)出力コンテキスト
kimi-k3$0.30$3.00$15.001,048,576トークン

いずれも100万トークンあたりの単価です。ほかに kimi-k2.7-code(コーディング特化)、kimi-k2.6 があり、旧世代のMoonshot V1系は2026年8月31日で提供終了が予告されています。中国向けは別サイト(platform.moonshot.cn)で人民元建てです。

支払いは米ドル建てで、日本円決済には対応していません。日本のクレジットカードで支払う場合、請求額は決済時の為替レートとカード会社の事務手数料で変わります。また、途中解約時の返金条件は公式ヘルプで確認できませんでした(2026年8月時点)。年払いは割引率が大きい一方、まず月払いで試すほうが安全です。

無料プラン・トライアル

無料アカウントのまま、通常のチャットは無料で使えます。公式ヘルプは「K2.6でのチャットは無料で、メンバーシップのクレジットを消費しない」と明記しています。クレジットカードの登録も不要です。

一方、Agent Swarm・Kimi Code・K3の超長文チャットといったエージェント系の機能は有料プランが前提です。無料アカウントでエージェント機能をどこまで試せるか(お試しクレジットの量)は、公式の料金ページに明記がありません(2026年8月時点)。

日本語対応

  • UI — Web版の言語設定に日本語はありません(英語・中国語簡体字・繁体字・韓国語・スペイン語など十数言語)。iOSアプリはApp Storeの対応言語に日本語が含まれます
  • 入出力 — 日本語での質問・指示に日本語で回答できます。K3は多言語対応のモデルで、日本語の文書やスライドの生成も可能です。ただし品質検証の公式データはなく、専門用語や敬語表現は英語・中国語より弱いという指摘があります。
  • サポート — ヘルプセンター・問い合わせは英語または中国語です。日本語の公式サポート窓口はありません。

評判・導入実績

一次情報として確認できる数字は次のとおりです(いずれも2026年8月19日時点)。

  • GitHubスター — MoonshotAI/Kimi-K2 が約11,100、MoonshotAI/Kimi-K3 が約8,500。K2は2025年7月の公開時に1兆パラメータのオープンウェイトLLMとして大きな注目を集めました。
  • 資金調達 — Bloomberg報道(2026年7月29日)によると35億ドルを調達し評価額350億ドル。中国の国家AI産業投資基金がリード投資家に名を連ね、香港上場を目指すと報じられています。
  • ベンチマーク — 公式リポジトリは、K3が推論・コーディング・エージェント・視覚系ベンチマークで他社フラッグシップと同等以上と公表しています(自社公表値)。

導入企業名や利用者数の公式な一覧は公表されていません。日本語圏の実名レビューもまだ限られています。

他社ツールとの違い

中国発のオープンウェイト系LLMという点では DeepSeekQwen が最も近い比較対象です。Kimiの特徴は、モデル公開だけでなくスライド・文書・コードまで成果物を作り切るエージェント型のアプリを最初から中心に据えていることです。

観点KimiDeepSeekQwenChatGPT/Claude
提供元Moonshot AI(中国・非上場)深度求索(中国)Alibaba(中国)OpenAI/Anthropic(米国)
モデル公開オープンウェイト(K3 License)オープンウェイト多くをオープンソース公開非公開
コンテキスト約100万トークン100万トークン(V4)モデルによる最大100万トークン級
アプリの重心エージェント(資料・調査・コード)チャット・APIチャット・画像・動画チャット・エージェント
日本語UIなし(iOSアプリのみ)ありありあり
有料プラン月$19〜チャットは無料中心無料中心月$20前後〜

日本語UIや汎用チャットの完成度を重視するなら ChatGPTClaudeGemini が優先候補です。API単価や自社ホスティングまで含めて選ぶ開発者には、Kimi・DeepSeek・Qwenの比較が実用的です。

導入前に確認しておきたいこと(データの扱い)

提供元が中国企業であるため、業務利用の前に次の点を自社の基準で確認してください。

01データの保存先が版によって違う

中国版(kimi.com の中国語規約)は個人情報を中華人民共和国内に保存すると明記しています。一方、APIプラットフォーム(platform.kimi.ai)の提供主体はシンガポール法人 MOONSHOT AI PTE. LTD. で、収集した情報はシンガポールのサーバーに保存すると記載されています。どの規約が自分の契約に適用されるかを確認してください。

02入力内容の学習利用

中国版のプライバシーポリシーは、入出力の内容をモデルの最適化に使うこと、および希望しない場合はカスタマーサービス経由でオプトアウトを申請できることを明記しています。国際版のオプトアウト手続きの詳細は明文で確認できなかったため、機密情報・個人情報を入力しない運用を前提にするのが安全です。

03運営主体は特定できる

Moonshot AIは匿名の事業者ではなく、北京に本社を置く著名なAI企業です。その上で、社内の情報管理規程やデータの越境移転ルールに照らして判断してください。

よくある質問

Q. 無料でどこまで使えますか

通常のチャットは無料です。公式ヘルプはK2.6でのチャットがクレジット消費なしで使えると明記しています。スライド生成・Deep Research・Kimi Codeなどのエージェント機能を本格的に使うには有料プラン(月$19〜)が必要です。

Q. 日本語で使えますか

チャットの入出力は日本語で問題なく使えますが、Web版のUIに日本語はありません(iOSアプリは日本語UIあり)。サポートも英語・中国語のみです。

Q. 日本円で支払えますか

いいえ。料金は米ドル建て(中国版は人民元建て)で、円建ての表示・決済はありません。日本のカードで支払うと決済時の為替レートで円換算されます。

Q. 入力した内容は学習に使われますか

中国版の規約には、入出力をモデル最適化に使う旨とオプトアウト窓口が明記されています。国際版の詳細な手続きは明文で確認できていないため、機密情報は入力しない運用をおすすめします。

Q. 解約や返金はできますか

サブスクリプションは自動更新で、解約は設定画面から行えます。途中解約時の返金条件については公式ヘルプに記載を確認できませんでした(2026年8月時点)。年払いを選ぶ前に、月払いでの試用をおすすめします。

Q. Kimi K2とK3の違いは何ですか

K2(2025年7月)は総パラメータ1兆・アクティブ32BのテキストLLMで、Modified MITライセンスで公開されました。K3(2026年7月)は2.8兆・アクティブ104Bで、画像・動画入力と100万トークンのコンテキストに対応します。中間にはK2.5・K2.6・K2.7-Code(コーディング特化)の世代があります。

提供元

Moonshot AI(北京月之暗面科技有限公司、英語表記: Beijing Moonshot Technology Co., Ltd.)は、2023年3月に楊植麟(Yang Zhilin)氏らが北京で設立したAI企業です。非上場で、Bloombergの報道(2026年7月)では35億ドルの調達により評価額350億ドルに達し、香港市場への上場を目指しているとされています。国際版のサービス・APIはシンガポール法人 MOONSHOT AI PTE. LTD. が提供しています。

主な製品は、AIアシスタントのKimi(Web/iOS/Android)、コーディングエージェントのKimi Code、業務向けのKimi Work、開発者向けAPIプラットフォーム(platform.kimi.ai/platform.moonshot.cn)、そしてHugging Faceで公開されるKimiシリーズのオープンウェイトモデル群です。

本ページの情報は2026年8月時点で公式サイトに公開されている内容にもとづきます。機能・料金は変更されることがあるため、最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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