ブックマークする
Photomath(フォトマス)とは?
数学の問題(印刷・手書き・文章題)をスマホのカメラで読み取り、解き方を手順ごとに説明する数学学習アプリ。算数から代数・三角関数・微積分・統計まで対応し、複数の解き方やグラフも表示する。2023年から Google 傘下で、アプリは日本語に対応。手順つきの解説は無料で、有料の Photomath Plus では図解や「どうして・どうやって」の補足が加わる(公式サイトの表示で月9.99ドル・年69.99ドル)。
解決する業務課題
「Photomath」のサービス詳細
Photomathとは
Photomath(フォトマス)は、数学の問題をスマホのカメラで読み取り、解き方を手順ごとに説明してくれる数学学習アプリです。教科書やプリントに印刷された問題だけでなく、手書きの式や文章題も読み取れます。カメラを使わずに、アプリのスマート電卓で式を入力することもできます。
開発したのは、3人の子どもの宿題を手伝う方法を探していたエンジニアの Damir Sabol 氏です。2023年に Google に加わり、現在は App Store・Google Play での販売元が Google、サービスの運営は Photomath LLC(米国カリフォルニア州マウンテンビュー)です。米国の投資会社 a16z が2026年3月に公開した「Top 100 Gen AI Consumer Apps」第6版では、モバイルアプリ上位50に入っています。
(4.7万件)
(304万件)
数値は App Store(日本)と Google Play の掲載内容。2026年10月確認
使い方
公式サイトでは、使い方を「Scan(読み取る)→ Solve(解く)→ Learn(学ぶ)」の3段階で説明しています。
- アプリを入れる App Store・Google Play から Photomath をインストールします。公式サイト(photomath.com)はアプリの紹介ページで、ブラウザで問題を解く機能は確認できませんでした。
- 問題を読み取る(Scan) カメラを問題に向けて読み取ります。印刷された問題・手書きの問題・文章題に対応します。読み取りにくいときは、スマート電卓で式を入力・編集します。
- 解答を見る(Solve) 読み取った問題そのものに対する解答が表示されます。問題によっては、複数の解き方から選べます。
- 手順を確認して理解する(Learn) 解答を1ステップずつ開いて、なぜその式になるのかを確認します。分かった部分は閉じ、分からない部分だけを詳しく見ることもできます。

出典: Photomath 公式サイト
機能
01問題を読み取る・入力する
問題の入力方法は、カメラと電卓の2通りです。
- カメラでのスキャン — 教科書やプリントに印刷された問題、手書きの問題、文章題を読み取る
- スマート電卓 — 式を手で入力・編集して解く
02解き方を理解する
答えだけでなく、途中の考え方を示すことを重視したアプリです。
- 手順ごとの解説 — すべての解答に、ステップごとの説明がつく
- 複数の解き方 — 1つの問題に対して、別の解法を選べる場合がある
- インタラクティブなグラフ — 関数などをグラフで確かめる
- 図解と「どうして・どうやって」の補足(有料) — 問題に合わせた図や、手順の理由・やり方を補う説明
03対応する範囲
公式サイトでは「小学校の算数から大学まで」と案内されています。
- 基礎の算数 — 四則演算、整数、分数、小数、累乗、平方根など
- 代数 — 一次方程式・不等式、二次方程式、連立方程式、対数、関数、行列、多項式など
- 三角関数・前微積分 — 恒等式、円錐曲線、ベクトル、複素数、数列と級数など
- 微積分 — 極限、導関数、積分、曲線の概形
- 統計 — 組み合わせ、階乗
ストアの説明では、社内の数学教育の専門チームが世界中の教師と協力して、解説の方法論を数学エンジンに取り入れていると説明されています。アプリは日本語を含む30以上の言語に対応しています。
料金
Photomath は無料で使え、手順ごとの解説は無料版(Basic)でも見られます。有料の Photomath Plus にすると、問題に合わせた図解と、「どうしてそうなるか・どうやって解くか」の補足説明が加わります。公式サイトの料金表は次のとおりです。
| プラン | 料金(公式サイトの表示) | 手順ごとの解説 | 図解 | 「どうして・どうやって」の補足 |
|---|---|---|---|---|
| Basic | 0ドル | ○ | × | × |
| 年払い(Best Value) | 69.99ドル/年 | ○ | ○ | ○ |
| 月払い | 9.99ドル/月 | ○ | ○ | ○ |
有料プランは App Store・Google Play を通じて請求され、日本の App Store には「Photomath Plus」のアプリ内課金が ¥1,080〜¥1,500 の複数の価格で掲載されています(期間の区別は表示されていません)。実際の金額はアプリ内の購入画面で確認してください。なお、ストアの説明では、Photomath Plus の教科書の問題の解答は現在アメリカの特定の教科書に限られると案内されています。
金額は2026年10月時点の公式サイトと App Store(日本)の表示です。
対応環境
メリット・デメリット
メリット
- 問題を撮るだけで解き方が出るため、式を入力する手間がかからない
- 手順ごとの解説が無料で見られ、答え合わせだけでなく途中の考え方を確認できる
- 算数から微積分・統計まで幅広い範囲に対応し、中学・高校・大学の学習に使える
- Google 傘下で長く提供されている、利用者の多いアプリである
デメリット
- スマホアプリが中心で、PCのブラウザから使う手段は確認できない
- 有料版の教科書の解答はアメリカの特定の教科書に限られ、日本の教科書には対応していない
- 公式サイトは英語で、料金もドル表記のため、日本円での金額はストアで確かめる必要がある
- 答えがすぐ出るため、使い方によっては自分で考える前に答えを見てしまう。規約でも、試験や宿題での不正に使わず学習の補助として使うよう呼びかけている
評判・口コミ
App Store(日本)では4.7万件の評価で平均4.7、Google Play では304万件のレビューで平均4.5と、高く評価されています(2026年10月確認)。日本のレビューでは「先生が計算を飛ばして答えまで行くので困っていたが、途中式も教えてくれる」「解説の途中で分からなくなっても、さらに詳しい説明を開いたり、分かった部分を折りたたんだりしながら読める」といった、途中の考え方を確認できる点を評価する声が目立ちます。「塾や図書館で使うときにシャッター音が気になる」といった要望も見られます。
よくある質問(FAQ)
Q. Photomathは無料で使えますか? A. 使えます。問題の読み取りと、手順ごとの解説は無料版でも利用できます。図解や補足説明は有料の Photomath Plus の機能です。
Q. 日本語に対応していますか? A. アプリは日本語に対応しています。公式サイトは英語です。
Q. 料金はいくらですか? A. 公式サイトの表示では、有料プランは月9.99ドル、年69.99ドルです。日本の App Store には Photomath Plus のアプリ内課金が ¥1,080〜¥1,500 の価格で掲載されています(2026年10月確認)。
Q. 手書きの問題や文章題も読み取れますか? A. 読み取れます。印刷された問題、手書きの問題、文章題に対応しています。
Q. どのレベルの数学に対応していますか? A. 公式サイトでは小学校の算数から大学までと案内されています。四則演算・分数から、方程式・関数、三角関数、微積分、統計まで扱えます。
Q. PCで使えますか? A. 公式サイトはアプリの紹介ページで、ブラウザ版の提供は確認できませんでした。iPhone・iPad・Android のアプリで使います。
他の学習アプリとの違い
| ツール | 得意なこと | 向いている人 |
|---|---|---|
| Photomath | 数学の問題を撮って、手順つきの解き方を見る | 数学の宿題や自習で、途中の考え方を確かめたい学生・保護者 |
| atama+ | つまずきの原因を診断して専用カリキュラムを作る(塾・予備校向け) | 塾で個別に合わせた学習を受けたい生徒 |
| Duolingo | ゲーム感覚の語学学習(数学・音楽のコースもある) | 毎日少しずつ学習を続けたい人 |
| NotebookLM | 手元の資料をもとに要約・質問応答をする | 教科書やノートの内容を整理したい人 |
数学の問題1問ずつの解き方を確かめたいなら Photomath、苦手の原因から学び直したいなら atama+、資料をもとに質問しながら学びたいなら NotebookLM が比較対象になります。
本ページの情報は2026年10月時点で公式サイト・利用規約・App Store・Google Play に公開されている内容にもとづきます。最新の仕様・料金は公式サイトをご確認ください。

