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カプスル
capsul
の使い方・機能・解決する業務課題

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capsul(カプスル)とは?

capsul(カプスル)は、フランスの個人事業 PENRA(Adrien Pennetier)が提供する、AIコーディングエージェントの Claude Code と Codex CLI に、タスクに必要なファイルと抜粋だけをトークン予算の範囲で送るコマンドラインツール(CLI)。すでにログインしているエージェントの CLI をそのまま動かすため API キーは要らず、capsul context はモデルを呼ばずに送る中身と削減量を表示し、capsul stats・capsul burn は手元の記録から削減量と使用量を集計する。公式のベンチマーク(2026年9月、短い質問)では Claude の12モデルで送る入力が中央値67%減。料金は無料(10回)、Pro 月€5.99(ローンチ価格・通常€9.99)、Team 月€20.99〜(15席込み)。macOS・Linux・Windows(Node.js 20以上)。公式サイトは日本語あり(2026年11月時点)。

解決する業務課題

「capsul」のサービス詳細

capsulとは

capsul(カプスル)は、フランスの個人事業 PENRA が提供する、AIコーディングエージェントの Claude Code と Codex CLI に、タスクに必要なものだけを送るコマンドラインツール(CLI)です。リポジトリ全体ではなく、指定したファイルと、作業中のリポジトリからタスクに要る短い抜粋だけを、利用者が決めたトークン予算の範囲で渡します。1回のリクエストで送る量が減れば、すでに払っている Claude や ChatGPT のプランが長くもつ、というのが公式の打ち出しです。

capsul 自体は AI モデルを動かしません。すでにログインしている Claude Code・Codex の CLI をそのまま動かすため、API キーは要らず、別のモデル料金もかかりません(API キーで使うこともできます)。利用上限そのものを引き上げるものではなく、1回のリクエストで使う量を減らすツールです。公式サイトと利用規約には日本語版があります。

capsulの公式サイト(日本語)のトップ。「capsul なら、月20ユーロのプランがずっと長く使える。」の見出しと、npm でインストールするコマンドが表示されている
公式サイト(日本語)のトップ

出典: capsul 公式サイト(以下の画像も同様)

使い方

  1. インストールする Node.js 20 以上が必要です。npm i -g @penra/capsul でインストールします(macOS と Linux では Homebrew でも入れられます)。インストールにトークンやアカウントは要りません。使うエージェントの CLI(Claude Code または Codex)も入れておきます。Windows 10・11 では PowerShell から使えます。
  2. 手元の状態を確かめる capsul doctor で、入っているエージェントの CLI、設定済みの認証情報とその保存場所を一覧にします。読み取るだけで、ほかのツールの設定は書き換えません。
  3. リポジトリの中で起動する リポジトリの中で capsul と打つと対話のセッションが開き、エージェントを選んで質問や依頼を続けられます。/agent で Claude と Codex を切り替え、/model でモデル、/economy で送る量の絞り具合を選びます。
  4. 単発のコマンドで使う スクリプトや CI では、capsul ask "<質問>" で1回だけ質問して答えを受け取れます。

送る前に、何をいくら送るかを見られる

capsul の特徴は、モデルに送る中身とその量を、送る前に確かめられることです。capsul context '<タスク>' は、エージェントを呼ばずに、送る予定の中身と、それで減る量を表示します。モデルを呼ばないので、プランの利用枠も使いません。

送るもの
タスクの文面、指定したファイル、作業中のリポジトリからの短い抜粋(タスクに要る分だけ)、そのあとエージェントが開こうとしたもの(要求はそのつど端末に表示)
送らないもの
誰も求めていないファイルまるごと、起動したリポジトリの外にあるもの、以前のセッション、キー・リモート・環境変数
予算の上限
--budget で上限を決める。上限に達すると止まり、何を外したかを伝える。大事なファイルは --open で名指しできる
キャッシュ
送る内容は、プロンプトキャッシュが効いたままになるように作っていると公式は説明

精度がもっとも高いのは JavaScript と TypeScript で、Python・Go・Rust・Java・Ruby も十分にカバーしていると公式は説明しています。それ以外の言語でも、テキストファイルであれば動きます。

公式のベンチマークで、送る入力が中央値67%減

公式サイトでは、同じモデルに同じ5つの短い質問を、capsul を通した場合と claude -p(Claude Code をそのまま起動)の場合で送り、モデルに送られた入力の量を比べた結果を公開しています(2026年9月)。Claude の12モデルでの削減率は50%(Sonnet 4.6)から80%(Opus 4.8)で、中央値は67%です。Claude 側の12モデルで、capsul を使って回答のチェックを落としたモデルはなかったとしています。

capsulの公式ベンチマークのグラフ。Claudeの12モデルそれぞれについて、capsulが送らない入力の割合を棒グラフで示し、Sonnet 4.6の50%からOpus 4.8の80%までの幅で並んでいる
モデルごとの削減率(公式サイトのベンチマーク、2026年9月)

公式は、この数字の読み方についても注意を書いています。

  • この計測は1行の短い質問で行っており、削減がいちばん大きく出る場面です。2026年9月4日に10行のプロンプトで行った別の計測では、削減の倍率は1.09〜3.34倍で、2つの行では効果を示せませんでした
  • 測っているのはモデルに送られた入力の量で、それがサブスクリプションの利用枠をどれだけ消費するかは測っていません
  • 削減率はタスクやキャッシュによって変わります

機能

01送る量を減らす

タスクに必要な部分だけを選んで、エージェントに渡します。

  • 対話のセッション — capsul で起動し、エージェント・モデル・推論の強さ・絞り具合を選んで続けて使う
  • capsul ask — 単発の質問。トークン予算・モデル・推論の強さを指定できる
  • capsul context — エージェントを呼ばずに、送る中身と減る量を表示

02使った量を見る

記録は手元のファイルで、中身はアップロードされません。

  • capsul stats — これまでに減らしたトークンと費用を期間ごとに表示
  • capsul burn — 使用量の行き先を、エージェント別・モデル別・プロジェクト別に表示
  • /usage — エージェントのプランの残りを確かめる

03認証と管理

キーと認証情報の扱いを、手元で確かめられます。

  • capsul doctor — キーの置き場所、それを守る仕組み、見つかった CLI を一覧にする(オフライン、キーの中身は出さない)
  • capsul login — サブスクリプションの代わりに Anthropic・OpenAI の API キーで使う。キーは OS のキーチェーンに保存
  • capsul push — 今のブランチを GitHub CLI で push する

コードとプロンプトは、手元から提供元へ直接

capsul を経由しても、プロンプトとコードは利用者のマシンから Claude・Codex の提供元へ直接送られ、capsul のサーバーは中継しません。プライバシーポリシーによると、無料プランの間にサーバーが記録するのは、プロンプトごとにアカウントの回数のカウンターを1増やすことだけで(ログ・時刻・端末の識別子・内容は記録しない)、有料プランでは何も記録しません。プロンプト・リポジトリ・応答の中身は届きません。キーはまず OS のキーチェーンに保存され、ほかの CLI のログイン情報は、ログイン済みかを確かめるために読むだけです。

料金

プラン料金(ユーロ)内容
Free€010回まで。クレジットカード不要。Claude と Codex、すべての機能
Pro月€5.99(ローンチ価格。通常€9.99)回数無制限。複数のマシンにまたがる削減の履歴
Team月€20.99から15席込み。以降は30席まで1席€3.50、それを超える場合は見積もり。各席は独立したアカウントで回数無制限
  • 年払いは月額比17%引きで提供される場合があります(利用規約による)
  • 運営者は免税事業者のため、付加価値税(VAT)は請求されません。表示はユーロです
  • 支払いと解約は、決済事業者 Polar(Polar Software Inc.)の管理画面で行います。解約は支払い済みの期間の終わりに効力を生じ、残りの期間の返金はありません
  • Claude・ChatGPT のプランや API の料金は、それぞれの提供元に別に払います
  • Team には API アクセスや自分のキーの持ち込み(BYOK)は含まれません。CLI の API キーでの利用は、どのプランでもできます

(2026年11月時点、公式サイトの料金欄と利用規約による)

他のAIコーディングツールとの違い

capsul はコーディングエージェントの代わりではなく、Claude Code・Codex と組み合わせて使うツールです。

製品種類特徴
capsulClaude Code・Codex に送る中身を絞る CLI送る前に中身と量を確認、トークン予算、削減量の記録。無料10回、Pro 月€5.99
Claude CodeAnthropic のAIコーディングエージェントcapsul が動かすエージェントの1つ。Claude の Pro/Max/Ultra に含まれる
CodexOpenAI のAIコーディングエージェントcapsul が動かすエージェントの1つ。ChatGPT のプランで使える
Clineエディタとターミナルで動くオープンソースのエージェント計画と実行を分けて承認しながら進める。モデルの費用は従量
Kilo CodeVS Code・JetBrains・CLI で使えるオープンソースのエージェント同じエージェントを複数の環境で使える

比較表の他製品の内容は、各製品ページに記載の確認時点の内容です。

エージェントそのものを選ぶなら Claude Code・Codex・Cline・Kilo Code を比べることになります。capsul は、すでに Claude Code や Codex を使っていて、プランの利用上限に早く当たる人や、送る中身を自分で確かめてから使いたい人に向いています。

よくある質問

Q. capsulは無料で使えますか。 無料プランで10回まで、クレジットカードの登録なしで試せます。それ以降は Pro(月€5.99、ローンチ価格)か Team(月€20.99から)の契約が必要です。capsul context はモデルを呼ばないため、エージェントのプランの利用枠は使いません。

Q. API キーは必要ですか。 不要です。すでにログインしている Claude Code・Codex の CLI をそのまま動かします。API キーで使いたい場合は capsul login で Anthropic・OpenAI のキーを登録できます。

Q. コードは capsul のサーバーに送られますか。 送られません。プロンプトとコードは手元から Claude・Codex の提供元へ直接送られます。プライバシーポリシーによると、サーバーが記録するのは無料プランの回数のカウンターだけで、有料プランでは何も記録しません。

Q. 利用上限が増えるのですか。 いいえ。利用上限を引き上げるものではなく、1回のリクエストで送る量を減らすツールです。公式のベンチマークも、送った入力の量を測ったもので、利用枠の消費量は測っていません。

Q. オープンソースですか。 いいえ。capsul は独自のソフトウェアで、LICENSE の条件のもとでインストールして使えます。

提供元

capsul は、フランス・ストラスブールで「PENRA」の屋号で事業を行う個人事業主 Adrien Pennetier が運営しています(SIREN 989 816 947)。公式サイトの法的表記と利用規約に運営者が明記されており、利用規約はフランス語版が正本です。連絡先は contact@capsul.chat です。


本ページの情報は2026年11月時点で公式サイト・利用規約・npm のパッケージに公開されている内容にもとづきます。機能・料金は変更されることがあるため、最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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