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Cline
の使い方・機能・解決する業務課題
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Cline(クライン)とは?
Clineは、使い慣れたエディタとターミナルの中で動くオープンソースのAIコーディングエージェントです(提供:Cline Bot Inc.・Apache 2.0)。VS Code拡張・JetBrains・CLI・SDKから同じエージェントを使え、Plan/Actで計画と実行を分けて承認しながら、複数ファイルの編集やコマンド実行を自律的に進めます。Claude・GPT・Gemini・ローカルモデルなど全プロバイダに対応し、APIキー持ち込みでベンダーロックインがありません。拡張機能・CLIはオープンソースで個人は無料(費用はモデルの推論のみ従量)。開発者800万人以上・GitHub 6.6万スター。
解決する業務課題
「Cline」のサービス詳細
Clineとは
Clineは、使い慣れたエディタとターミナルの中で動く、オープンソースのAIコーディングエージェントです。提供元はCline Bot Inc.で、ライセンスはApache 2.0。VS Code拡張機能・JetBrainsプラグイン・CLI(コマンドライン)・SDKという複数の入口から、同じエージェントを使えます。コードの理解や複数ファイルにまたがる修正、コマンド実行までを、人の承認を挟みながら自律的に進めます。特定のAIモデルやサービスに縛られず、自分で選んだモデル(APIキー持ち込み)で動かせることが最大の特徴です。公式によると開発者800万人以上に利用され、GitHubスターは6.6万、コントリビューターは250人以上です。
エディタを乗り換えずに使えるエージェント
CursorやWindsurfのような「AI前提の専用エディタ」に移行するのではなく、いま使っているVS CodeやJetBrains、ターミナルにそのまま組み込むのがClineの考え方です。拡張機能を入れれば、既存の開発環境・設定・ワークフローを変えずにエージェントを呼び出せます。ターミナル版(CLI)はCI/CDやスクリプト、cronにも組み込めます。
PlanとAct — 計画してから実行する
Clineの中核がPlanモードとActモードの切り替えです。まずPlanモードでコードベースを調べ、質問しながら方針を固め、合意できたらActモードで実行に移します。ファイルの編集やコマンド実行は1つずつ承認でき、必要に応じて自動承認(オートパイロット)にも切り替えられます。
計画する
- コードベースを調査
- 不明点を質問し方針を提示
承認する
編集・コマンドを1ステップずつ承認。自動承認にも切替可
実行する
- 複数ファイルを協調して編集
- ターミナルで実行し出力に反応
編集にはdiff表示・チェックポイント・ワンクリックの取り消しが付き、どこで何が変わるかを人が把握したまま進められます。
使い方
-
Clineを導入する
VS Codeの拡張機能マーケットプレイスで「Cline」を検索してインストールします。JetBrains版や、ターミナルで使うCLI(
npm i -g cline)も選べます。 -
モデルとキーを設定する
使いたいAIプロバイダ(Anthropic・OpenAI・Googleなど)のAPIキーを設定します。ローカルモデル(Ollama/LM Studio)やClineのプロバイダも選べます。
-
Planで方針を固める
やりたいことを伝え、Planモードでコードベースの調査と実装方針の擦り合わせを行います。
-
Actで実行・承認する
Actモードに切り替え、提示される編集やコマンドを承認しながら進めます。auto-approveで自律実行も可能です。
-
ルールで自分の流儀を教える
リポジトリに
.clinerulesを置くと、コーディング規約やアーキテクチャ、デプロイ手順をエージェントに学習させられます。
機能
01編集と実行
コードを変え、動かし、確かめる。
- 複数ファイル編集 — リンター対応の協調編集、diff・チェックポイント・取り消し
- bashコマンド実行 — ターミナルで実行し、出力にリアルタイムで反応
- Plan / Act — 計画と実行を分け、ステップ承認または自動承認
02モデルと拡張
好きなモデルで、好きなだけ拡張する。
- 全モデル対応 — Claude / GPT / Gemini / ローカル / OpenAI互換、キーや重みの持ち込み可
- MCP・プラグイン — SDKでツールやフックを追加、MCPサーバーでDB・API・インフラに接続
- ルールとスキル — `.clinerules`で規約を反映、スキルで必要時にルールを読み込み
03チームと自動化
1つのエージェントを、あらゆる場所で。
- マルチエージェント / スケジュール — 調整役が専門エージェントに委任、cronで定期実行
- Kanban — Webのタスクボードで多数のエージェントを並列実行(各カードに専用worktree)
- 連携 — Slack / Discord / Linear から会話、GitHub Actions等でヘッドレス実行
対応モデル・プロバイダ
Clineは特定のAIプロバイダに固定されません。用途に合うモデルを選べます(ベンダーロックインなし)。
| プロバイダ | モデル |
|---|---|
| Anthropic | Claude Opus / Sonnet / Haiku |
| OpenAI | GPTシリーズ |
| Geminiシリーズ | |
| OpenRouter | 各社200以上のモデル |
| AWS Bedrock / Azure・GCP Vertex | ホスト型モデル各種 |
| Cerebras / Groq | 高速推論モデル |
| Ollama / LM Studio | ローカルモデル(自分のマシンで実行) |
このほか、Vercel AI GatewayやDeepSeek、OpenAI互換エンドポイントにも対応します。新機能のClinePassは、オープンウェイトのモデルをより手軽に使えるようにするものです。
料金
Clineの拡張機能・CLIはオープンソースで、個人開発者は無料です。サブスクリプションや席課金はなく、かかるのはAIの推論(モデル利用)ぶんだけ。自分のAPIキーを持ち込むか、Clineのプロバイダを実費で使います(2026年8月時点)。
| プラン | 料金 | 主な内容 |
|---|---|---|
| オープンソース | 無料 | VS Code拡張・CLI・クライアントサイド設計・MCPマーケットプレイス・BYOK/実費の推論・コミュニティサポート |
| Enterprise | 要問い合わせ | 上記に加え、JetBrains版・SSO・SLA・専任サポート・一元課金・権限管理(RBAC)・監査ログ・チーム管理など |
推論の費用は選んだモデル・プロバイダの従量課金に従います。ローカルモデル(Ollama等)を使えばモデル利用料をかけずに動かすこともできます。
他のAIコーディングツールとの違い
Clineは「エディタを乗り換えず、モデルも自由に選べるオープンソースのエージェント」である点が際立ちます。専用エディタへの移行や単一ベンダーへの依存を避けたい開発者に向いています。
| Cline | Cursor | GitHub Copilot | |
|---|---|---|---|
| 形態 | 既存エディタの拡張+CLI+SDK | AI前提の専用エディタ(VS Codeベース) | エディタ拡張(GitHub/Microsoft) |
| モデル | 全プロバイダ対応・BYOキー/重み | 自社Composer+主要モデル | 主にOpenAI系・自社提供 |
| ライセンス | オープンソース(Apache 2.0) | プロプライエタリ | プロプライエタリ |
専用エディタでの体験を重視するならCursorやWindsurf、GitHub連携を重視するならGitHub Copilot、クラウドで自律実行するエージェントならDevinが比較対象です。ターミナル起点でClaudeを使うClaude Codeとも近い立ち位置です。
本ページの情報は2026年8月時点で公式サイトに公開されている内容にもとづきます。最新の仕様・料金は公式サイトをご確認ください。

