
アリエルエルエムアップマーケット
Alli LLM App Market
の使い方・機能・解決する業務課題
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Alli LLM App Market(アリエルエルエムアップマーケット)とは?
Allganize Japan株式会社(東京都渋谷区)が提供する企業向けのオールインワン生成AI・AIエージェントプラットフォーム。議事録生成・契約書レビュー・社内FAQなど100以上の業務アプリとAIエージェント、表や図を含む社内文書から根拠つきで答える独自のRAG、ノーコードのアプリ作成、SSO・IP制限・ガードレール・監査ログなどの管理機能をまとめて提供する。GPT・Claude・Geminiなどを選んで使え、オンプレミス・プライベートクラウドにも対応。料金はユーザー数無制限の定額で、クラウド版は初期費用30万円・月額30万円〜(税抜)。NTTドコモ・パーソルコミュニケーションサービス・Meiji Seika ファルマなどが導入。
解決する業務課題
「Alli LLM App Market」のサービス詳細
Alli LLM App Marketとは
Alli LLM App Marketは、Allganize Japan株式会社(東京都渋谷区)が提供する企業向けのオールインワン生成AI・AIエージェントプラットフォームです。議事録の作成、契約書のチェック、社内FAQへの回答、企業分析などに使える100以上の業務アプリとAIエージェント、社内文書から根拠つきで答える独自のRAG(検索拡張生成)、ノーコードでのアプリ作成、全社展開のための管理機能を1つの基盤にまとめています。
提供開始は2023年9月です。料金はユーザー数に関係なく定額で、クラウド版は初期費用30万円・月額30万円から(税抜)。社内の機密情報をクラウドに出せない企業向けに、オンプレミスやプライベートクラウドでの導入にも対応しています。
用意されたアプリから始めて、自社の業務に合わせて広げる
公式サイトは、生成AIの導入が「使い始めたが定着しない」で止まる原因を、回答の精度・業務への合い方・運用の統制の3つに分けて説明しています。Alli LLM App Marketは、この3つをそれぞれ「業務別の完成済みアプリ」「表や図も読めるRAG」「全社向けの管理機能」で埋める作りです。

出典: Alli LLM App Market 公式サイト(以下の画像も同じ)
利用者はプロンプトを書かなくても、項目への入力やファイルのアップロードだけで各アプリを使えます。部門別には、営業向けの企業分析レポート・提案書の下書き・商談議事録、カスタマーサポート向けの問い合わせ対応、法務向けの契約書レビューなどが用意されています。足りないものは、ノーコードのビルダーで自社用のアプリやAIエージェントを作って足していく流れです。
使い方
- 無料相談・デモで要件を整理する 公式サイトから30分の無料相談や個別デモを申し込めます。トライアルも用意されており、実際の操作感と主要機能を試せます。
- PoC(試験導入)で精度を確かめる 標準アプリを使う場合、最短2週間程度でPoC環境を用意できるとしています。1か月のPoCプランもあります。
- 社内文書を登録する ファイルのアップロードやフォルダ連携で、RAGの対象にする文書を登録します。アップロードが終わってから数十秒〜1分程度で回答の対象になり、AIの事前学習は要りません。WebページのURLも登録できます。
- 業務アプリを選んで展開する 100以上の標準アプリから業務に合うものを選び、部門・役職・プロジェクト単位で権限を設定して社内に公開します。Slack・Microsoft Teamsからも使えます。
- 使いながら精度を上げ、自社用のアプリを足す 回答へのフィードバックや、検索AIのチューニングで精度を上げていきます。足りない業務はノーコードのビルダーでアプリ・AIエージェントを作ります。導入後は、専任のカスタマーサクセスによる標準サポートと、活用促進の伴走支援が受けられます。
機能
01AIエージェント
- Super Agent — 対話形式で指示するだけで、調査・文書作成・データ整理・画像処理など複数のタスクをまとめて進めるAIエージェント
- 社内ドキュメント対応 Deep Research — 社内文書とWebの両方を調べて調査レポートを作る。調べる対象のURLや文書を絞り込める
- BI Agent — ExcelやSalesforceなどのデータを対話しながら分析し、表やグラフも自動で作る
- Sales Agent・Legal Agent — 商談の議事録からSFAへの登録項目の抽出、景表法・薬機法・特商法などに照らした広告文の審査支援
- Agent Builder — 自社業務に特化したAIエージェントを、コーディングなしで作る
02RAG(社内文書からの回答自動生成)
- 表・グラフも読める独自のRAG — 表形式のデータを崩さずに認識する技術(特許出願中)を実装。数百ページのPDFや数万行のExcelでも検索の精度を保つ設計
- 根拠のハイライト — 回答に使った文書のプレビューを並べて表示し、該当箇所をハイライトする
- 検索のチューニングとフィードバック — 文書に合わせて検索AI(Retriever)を調整でき、利用者の評価を返して精度を上げられる
03業務アプリとチャットボット
- 100以上の業務アプリ — 議事録生成、契約書レビュー、社内FAQ、企業分析、メール下書き、稟議書作成など
- 次世代FAQ・AIチャットボット — FAQデータをアップロードするだけで使える問い合わせ対応。社外向けにもアイコン・色・口調を変えて公開できる
- ノーコードのアプリビルダー — パーツを選んでつなぎ、プロンプトを登録するだけでアプリを作れる。条件分岐にも対応
04管理・セキュリティ
- セキュリティ設定 — IP制限・SSO連携・データ暗号化。ISO27001・SOC2 Type2 取得済み
- ガバナンスルール — 使えるLLMの制限、入出力のフィルタリング、禁止語句(ガードレール)、個人情報・機密情報の自動マスキング
- 利用状況分析・監査ログ — 誰がどの業務でどれだけ使っているかのダッシュボードと、すべての操作履歴・入出力のログ
- プロンプト管理・権限管理 — よく効くプロンプトのテンプレートを全社で共有し、部門・役職単位で権限を設定する

使えるLLMと、オンプレミスでの導入
LLMはOpenAI GPT、Claude、Gemini、Azure OpenAIなどから、業務内容・コスト・セキュリティ要件に合わせて選んで切り替えられます。自社で契約しているAzure OpenAIとつなぐこともできます。
クラウドに社内の情報を出せない場合は、Alli LLM App Market一式を自社のクラウド環境やオンプレミスに置けます。オンプレミスでも100以上のアプリ・ノーコードビルダー・管理機能が使え、オンプレミスで動く日本語LLMもAllganizeから提供されます。公式サイトでは、プライベート環境への導入は最短3か月、環境を用意してからの初期セットアップは1〜2週間程度としています。ほかのツールとは、Slack・Microsoft Teams・Salesforce・SharePointとの連携や、API・MCPでつなげられます。
料金
料金は利用人数に関係なく定額で、ユーザーが10名でも1,000名でも変わらない「バリューベース」の料金体系です(2026年10月時点の公式サイト。金額は税抜)。
| 提供形態 | 料金(税抜) | 主な内容 |
|---|---|---|
| クラウド版 | 初期費用30万円+月額30万円〜 | 100種類以上のプロンプト・アプリ・AIエージェント、社内文書対応Deep Research、図表対応のRAG、LLMの選択(GPT・Gemini・Claudeなど)、ノーコードでのアプリ・エージェント作成、管理機能(SSO・IP制限・ガードレール・利用ログ)、専任カスタマーサクセスによる標準サポート |
| プライベート環境(プライベートクラウド・ハイブリッドクラウド・オンプレミス) | 個別見積もり | 利用環境と支援の内容によって金額が変わる |
契約期間: 料金欄では「最短2ヶ月からご契約可能。1ヶ月のPoCプランあり」、よくある質問では「1ヵ月単位からのご契約が可能」と案内されています。月額の「〜」の部分を含めた実際の金額は、問い合わせで確認してください。公式サイトの試算では、20名のチームで調査・情報収集の業務を30%効率化した場合、月120時間・約42万円の削減で、投資回収は最短2〜3か月としています。
導入実績と評判
Allganizeのグループは、Alli LLM App Marketと企業向けバイブコーディング基盤「Alli Coworker」などを合わせて、2026年6月末時点で240社に利用されていると発表しています。製品ページに掲載されている導入事例の数字は次のとおりです。
01全社の生成AI基盤として
- NTTドコモ — 定型業務の作業時間を最大90%削減、社内情報から根拠つきで答える精度が約30%向上
- 日立ソリューションズ — 全社員の生成AI利用率が約1.5倍に
- パーソルコミュニケーションサービス — 全社約4,000名の共通の生成AI基盤として導入し、議事録作成の時間を約3分の1に
- Meiji Seika ファルマ — 50以上の生成AIアプリを全社で使い、社内問い合わせ対応の工数を月32.3時間削減。承認申請資料のチェックやMR活動報告の分析にも活用
02問い合わせ対応・ナレッジ検索
- 三島信用金庫 — 電話での問い合わせ件数を約50%削減
- インボイス — マニュアルの検索が5分から1分に
- パーソルキャリア — 問い合わせ対応の工数を年間5,200時間削減
このほか、KDDI(法務部による生成AIアプリ作成の検証など)やJR九州(手書き・図表に対応したRAGとノーコード開発での全社活用)の事例が公開されています。いずれも提供元の公式サイトに掲載された内容で、第三者による評価ではありません。
メリット・デメリット
メリット
- ユーザー数無制限の定額のため、利用者が増えてもライセンス費が増えず、全社展開しやすい
- 100以上の完成済みアプリがあり、プロンプトを書けない社員でもすぐに使い始められる
- 表やグラフを含む社内資料でも、根拠の箇所を示して答えるRAGが標準で入っている
- オンプレミスやプライベートクラウドに置けるため、機密情報を扱う業務にも広げられる
デメリット
- クラウド版でも初期費用30万円・月額30万円から(税抜)で、少人数のチームや個人で手軽に試す価格帯ではない
- 料金欄の金額は「〜」の表記で、構成ごとの実際の金額は問い合わせが必要
- プライベート環境での導入は個別見積もりで、導入まで最短でも3か月かかる
他の法人向け生成AI基盤との違い
| 製品 | 提供元 | 特徴 | 料金(各製品ページに記載の確認時点の内容) |
|---|---|---|---|
| Alli LLM App Market | Allganize Japan | 100以上の業務アプリ+図表対応RAG+オンプレミス対応。ユーザー数無制限 | 初期30万円+月額30万円〜(税抜) |
| ChatSense | ナレッジセンス | 10種類以上のモデルを使える法人向けチャット。RAG・スライド生成・管理機能 | 無料プランあり、ビジネスは1人月980円〜 |
| Glean | Glean Technologies(米国) | 275以上のコネクタで社内アプリを横断検索し、権限を反映して回答 | 非公開(個別見積もり) |
| Kasanare | カサナレ | 業務に合わせて構築し、統制のもとで既存システムまで動かすAIエージェント | 非公開(個別見積もり) |
| Microsoft Copilot Studio | Microsoft | ローコードでエージェントを作り、Teams・Microsoft 365 に公開 | Copilotクレジット制(パックは月29,985円) |
| Dify | オープンソース(クラウド版あり) | ノーコードでRAG・ワークフローを組むLLMアプリ開発基盤。セルフホストも可能 | クラウドは無料〜、セルフホストのコミュニティ版は無料 |
Alli LLM App Marketの特徴は、完成済みの業務アプリを人数無制限で配り、表や図を含む社内資料に根拠つきで答えるところまでを1つにまとめている点です。1人あたりの月額で少人数から始めたいならChatSense、社内の多数のSaaSを横断して検索したいならGlean、自社の基幹システムの操作まで含めて作り込みたいならKasanareが比較の対象になります。開発者が自分でLLMアプリを組み立てるなら、DifyやMicrosoft Copilot Studioも候補です。
よくある質問(FAQ)
Q. Alli LLM App Marketの料金はいくらですか? A. クラウド版は初期費用30万円、月額30万円からです(税抜)。ユーザー数は無制限で、利用人数が増えても料金は変わりません。オンプレミスなどのプライベート環境で使う場合は個別見積もりです。
Q. 無料で試せますか? A. 公式サイトから30分の無料相談・個別デモを申し込めます。トライアルも用意されており、1か月のPoCプランもあります。
Q. ChatGPTなどの汎用ツールとは何が違いますか? A. 公式サイトは、汎用ツールが個人の生産性向上を主な目的とするのに対し、Alli LLM App Marketは業務プロセスへの組み込みと全社展開を前提に設計されていると説明しています。業務別のアプリ、セキュリティの統制、社内文書を使うRAG、ノーコードでの作成をまとめて提供しています。
Q. オンプレミスで使えますか? A. 使えます。自社のネットワーク内で完結する構成にでき、プライベートクラウドにも対応しています。オンプレミスで動く日本語LLMもAllganizeから提供されます。
Q. 使えるAIモデルは選べますか? A. OpenAI GPT、Claude、Gemini、Azure OpenAIなどの主要なLLMから、業務やコスト、セキュリティ要件に合わせて選んで切り替えられます。
Q. どんな規模の企業に向いていますか? A. 公式サイトでは、製造・通信・IT・金融を中心に従業員1,000名以上の企業での導入が多く、300〜1,000名規模の中堅企業もスモールスタートから段階的に広げられるとしています。
本ページの情報は2026年10月時点でAllganizeの公式サイトに公開されている内容にもとづきます。最新の仕様・料金は公式サイトをご確認ください。




