
カラクリ
KARAKURI
の使い方・機能・解決する業務課題
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KARAKURI(カラクリ)とは?
KARAKURI(カラクリ)は、カラクリ株式会社が提供するカスタマーサポート特化のAIプロダクト群です。聞き返しで質問意図を特定する特許技術のAIエージェント「GeN」を中心に、AIチャットボット・オペレーター支援・FAQ・自社開発LLMまでを一つの基盤で提供。料金はGeNが初期費用50万円〜・月額40万円〜で、他製品は個別見積もり。日本語に特化した国産サービスです。
解決する業務課題
「KARAKURI」のサービス詳細
KARAKURIとは
KARAKURI(カラクリ)は、カラクリ株式会社(東京都中央区、2016年設立)が提供するカスタマーサポート特化のAIプロダクト群です。聞き返しによって質問の意図を特定する特許技術を持つ顧客対応AIエージェント「GeN(Generative Navigator)」を中心に、AIチャットボット・オペレーター支援・FAQ・ボイスエージェント・自社開発LLMまでを、統合プラットフォーム「KARAKURI AgenticCS Platform」としてつなげて提供します。
単機能のチャットボット製品ではなく、「問い合わせを減らす → 応対ログからナレッジが育つ → 手続きまでAIが完了する」という段階を、複数の製品が連動して支える構成が特徴です。各製品は単体でも導入でき、応対データは共通基盤の KARAKURI CXM に蓄積されて、使うほどAIの回答品質が上がる循環を作ります。
従来AI型60%とのA/B比較
従来AI型は4.6回
シナリオ構築・学習不要
国産オープンモデル
使い方
法人向けサービスのため、契約前提の導入フローになります。公式サイトの記載にもとづく標準的な流れは次のとおりです。
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資料請求・問い合わせを行う
公式サイトの「資料請求」からサービス資料を取得するか、問い合わせフォームからデモをリクエストします。カラクリはAIを売る前に「診断」から始める方針を掲げており、課題の所在(FAQの古さ・属人化・応対量など)の見極めから入ります。
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製品と開始フェーズを決める
全体導入は必須ではなく、GeN・KARAKURI assist・KARAKURI smartFAQ など1製品からのスモールスタートが公式に案内されています。GeNは「Navigate(答えにたどり着ける)→ Execute(手続きまで終わる)→ Autopilot(個別最適化)」の3段階で進める設計です。
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初期設定を行う
GeNの場合、シナリオ作成やAIトレーニングは不要で、回答の根拠にするURLとプロンプトを指定するだけで運用を開始できます。公式には最短2週間で導入可能とされています。
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運用しながら精度を高める
応対データが KARAKURI CXM に蓄積され、ナレッジ生成ツール KKG がFAQ・ナレッジを自動生成。GeNやsmartFAQの回答品質が運用の中で向上していきます。
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対象範囲を広げる
電話(KARAKURI voice agent)や後続業務の自動化(バックオフィスAgent)、有人対応(talk+assist)へと、成果を見ながら段階的に拡張します。
主な機能
01顧客対応を自動化する
顧客と直接対話し、回答から手続きまでを完了させる層です。
- GeN — 聞き返しで質問意図を特定してから回答する特許技術のAIエージェント。指定URLの内容から回答を生成しハルシネーションを抑制。LINE(β版)などマルチチャネル対応
- KARAKURI chatbot — 特許取得のAIトレーニング機能を持つ高機能AIチャットボット。FAQとのナレッジ一元管理、有人チャット連携、多言語翻訳、基幹システム連携による手続きの自動化に対応
- KARAKURI voice agent — 電話窓口をAI化し、音声認識から後処理までを担うボイスエージェント
- バックオフィスAgent — AIがブラウザを自律操作し、受注管理・在庫確認・交換申請など顧客対応の後続業務を自動遂行
02オペレーターを支える
人による応対の品質と速度を、AIとナレッジで底上げする層です。
- KARAKURI assist / assist AI — ブラウザ拡張として動作し、定型文の瞬時呼び出し、RAGによる回答の自動生成、対話要約、感情分析、送信前の校正支援を提供
- KARAKURI talk — 有人チャットツール。AIが対応困難と判断した対話を、文脈を保持したままオペレーターへ引き継ぐ
03ナレッジとFAQを育てる
応対ログを組織の資産に変える層です。
- KKG(KARAKURI Knowledge Generator) — チャット・電話・メールの応対ログからFAQ・ナレッジを自動生成
- KARAKURI smartFAQ — AI検索に最適化されたFAQシステム。Schema.orgのFAQPage形式で構造化出力し、AI Overviews・ChatGPT等に引用されやすい形でFAQを自動更新・公開
04安全に運用する・基盤技術
AIを「止めるべきときに止める」ための層と、それを支える研究開発です。
- KARAKURI sensor — 異常検知・個人情報保護・コンプライアンス監視を行うガードレール
- KARAKURI CXM — すべての応対データが集約される統合プラットフォーム
- KARAKURI LM / VL — 自社開発の国産LLMシリーズ。70Bモデルは国産オープンモデルで最高性能を獲得(2024年1月発表時点)。VLは日本企業初のComputer-Using Agent特化モデル
料金プラン
料金は製品ごとに異なります。中心製品のGeNは公式サイトに料金が公開されており、以下は2026年8月19日時点の公式表記です(税込・税抜の別は公式サイトに記載がありません)。
| 項目 | 区分 | 金額 |
|---|---|---|
| 初期費用 | Navigate(ナビゲーション設定) | 50万円〜 |
| 初期費用 | Execute(データ連携) | 100万円〜(移行時に追加) |
| 初期費用 | Autopilot(パーソナライズ設定) | 100万円〜(移行時に追加) |
| 月額費用 | システム利用料(最新モデル利用前提) | 40万円〜/月 |
| 月額費用 | コンテキストエンジニアリング(月8h程度の品質改善) | 20万円〜/月 |
| 従量 | チケット(追加分) | 60円〜/件 |
| 成果連動 | Autopilotフェーズのみ | アップセル・解約改善への成功報酬またはレベニューシェア |
KARAKURI chatbot・assist・smartFAQ など他製品の料金は非公開(要問い合わせ)です。第三者レビューサイトのITreviewでも料金は掲載されておらず、レビュー上では「比較的価格は高いが価格以上の価値がある」「中堅中小企業には手が出しにくい」といった言及があります(2026年8月19日確認)。なお、AIエージェント前提のBPOサービス「AgenticCS BPO」は1席あたり月20万円〜と公式サイトに記載されています。
無料プラン・トライアル
- 無料プランはありません。 いずれの製品も法人契約が前提です
- 公式サイトから無料デモ・デモリクエストが可能です(chatbot・GeN・assistの各ページに案内あり)
- 正式契約前のトライアル導入の事例が公式に紹介されています(DMM.comはassistをトライアルで検証し、メール1件あたり約30秒の短縮を確認して正式導入)
- 自社開発LLMのKARAKURI LMシリーズ(70B・8x7B等)は、Hugging Faceでオープンモデルとして無料公開されています。製品としてのKARAKURIとは別に、モデル単体を検証できます
日本語対応
日本語対応は全面的です。国産サービスとしてUI・管理画面・サポートまで日本語で完結します。
- UI・管理画面: 日本語。ノーコードで現場担当者がFAQ更新や設定変更を行える設計
- AIの応答品質: 日本語・カスタマーサポート領域に特化した自社LLM「KARAKURI LM」を開発しており、日本語の問い合わせ対応を前提に設計。GeNの聞き返し技術も日本語の曖昧な問い合わせを想定したもの
- 多言語対応: KARAKURI chatbotは多言語翻訳機能を搭載し、KARAKURI talkにも翻訳機能あり。日本語で管理しながら外国語の問い合わせに対応できます
- サポート: 導入支援・運用改善の伴走を日本語で提供。「サポート体制の厚さが決め手」(タイミー)という導入企業のコメントが公式に掲載されています
評判・導入実績
公式導入事例には、セブン銀行・JTB・三井ダイレクト損保・髙島屋・大和証券・カカクコム・DMM.com・星野リゾート・TVer・バルミューダ・京阪電気鉄道・静岡市・四日市市など、金融・EC・メーカー・自治体まで幅広い企業名が公表されています。公表されている主な成果は次のとおりです。
- セブン銀行 — chatbotへのリプレイスでノンボイス比率が48%(2023年上期)から70%以上(2024年上期)に向上。電話比率は50%から28%に低下
- TENTIAL — assist導入で新人のメール対応件数が1.7倍、誤字脱字による差し戻し率が23%から0.36%に減少。OJT期間は40〜45日から約15日に短縮
- カカクコム — ナレッジ運用の改善で月450時間を削減
- 大和証券 — ナレッジ活用で応対時間を52時間削減
- バルミューダ — AI BPOによるFAQ改善で、不要な修理預かりが月2桁から1件以下に
- 四日市市 — 月12万件の問い合わせに対しGeNを導入。市民が「自分の言葉」で情報にたどり着ける窓口を構築
四日市市の担当者は選定理由として「例えば『納期限』と聞かれた時、他社のチャットボットは住民税の納期限を聞いているのに、固定資産税の納期限を答えてしまう。でもGeNなら『税金、保険料、水道料金のどれですか?』と聞き返してくれる」と公式事例でコメントしています。
第三者評価としては、ITreviewにKARAKURI chatbotのレビューが43件掲載され、満足度4.3/5.0です(2026年8月19日確認)。
他社ツールとの違い
同じカスタマーサポートAIでも、各製品の出発点は異なります。KARAKURIの特徴は、聞き返しで意図を特定してから回答する設計と、チャット・電話・FAQ・後続業務までを1つの基盤で段階的に広げられることです。
| 観点 | KARAKURI | Helpfeel | Chat Plus | Intercom Fin AI |
|---|---|---|---|---|
| 中核 | 聞き返しで意図特定するAIエージェント群 | 特許「意図予測検索」のFAQ検索 | 低価格から始めるチャットボット | 成果報酬型のAIエージェント |
| 守備範囲 | チャット・電話・FAQ・BPO・後続業務 | FAQ・ナレッジ検索 | チャットボット・有人チャット | チャット・メール・電話 |
| 料金の起点 | GeN初期50万円〜・月額40万円〜 | 個別見積もり | 月1,500円〜 | 解決1件$0.99 |
| 特徴的な技術 | 自社開発LLM・聞き返し特許 | 検索ヒット率98% | 生成AI+シナリオ併用 | 任意のヘルプデスクに後付け |
FAQ検索の強さで比較するならHelpfeel、初期費用を抑えた導入ならChat Plus、国産で専任サポートつきのチャットボットならSupport Chatbot、ExcelのQ&Aから手軽に始めるならRICOH Chatbot Service、グローバル製品・成果課金型ならIntercom Fin AIが比較対象になります。
よくある質問
Q. 料金はいくらですか?
GeNのみ公式サイトに料金が公開されており、初期費用50万円〜+月額40万円〜(システム利用料)が起点です。chatbot・assist・smartFAQなど他製品は非公開で、問い合わせによる個別見積もりです。
Q. 無料で試せますか?
無料プランはありませんが、無料デモをリクエストできます。トライアル導入を経て正式契約した事例も公表されています。自社LLMのKARAKURI LMはHugging Faceで無料公開されています。
Q. シナリオ作成やAIの学習は必要ですか?
GeNは不要です。回答の根拠にするURLとプロンプトの指定だけで運用を開始でき、最短2週間で導入可能と公式に記載されています。KARAKURI chatbotは質問データを教師データとして活用する特許取得のAIトレーニング機能を持ちます。
Q. 個人でも利用できますか?
法人向けサービスで、個人向けプランはありません。
Q. 誤回答(ハルシネーション)への対策はありますか?
GeNは指定URLのコンテンツのみから回答を生成し、曖昧な質問には回答せず聞き返す設計です。さらにガードレール「KARAKURI sensor」が異常検知・個人情報保護・コンプライアンス監視を行い、AIが対応すべきでない対話は有人へ引き継がれます。
提供元
提供元はカラクリ株式会社(KARAKURI Inc.)です。2016年10月3日設立、代表取締役CEOは小田志門氏、本社は東京都中央区築地。資本金は1億円で、2019年のシリーズAで約5億円、2023年2月に10億円の資金調達を公表しています。
数学・物理オリンピックのメダリストが所属するR&Dチームを持ち、2024年10月には経済産業省・NEDOの生成AI開発支援事業「GENIAC」に採択されました。国産オープンモデルで最高性能を獲得した「KARAKURI LM 70B v0.1」(2024年1月発表時点)や、日本企業初のComputer-Using Agent特化モデル「KARAKURI VL」を公開しています。事業はコンタクトセンター領域のほか、社内ヘルプデスク等のホワイトカラー領域、製造業向けフィジカルAI、AI for Science領域まで広がっています。
本ページの情報は2026年8月時点で公式サイトに公開されている内容にもとづきます。機能・料金は変更されることがあるため、最新の情報は公式サイトをご確認ください。

