
キロコード
Kilo Code
の使い方・機能・解決する業務課題
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Kilo Code(キロコード)とは?
Kilo Code(キロコード)は、VS Code・JetBrains・CLI・クラウドのどこでも同じエージェントを使えるMITライセンスのオープンソースAIコーディングエージェントです。Code/Plan/Ask/Debug/Reviewの専用エージェントを切り替えながら、コード生成・リファクタリング・バグ修正・レビューを任せられます。500以上のモデルをタスクの途中でも切り替えられ、推論料金はプロバイダー原価のまま(上乗せなし)。自分のAPIキーやOllamaのローカルモデルも使えます。プラットフォーム利用は個人無料、Teamsは1ユーザー月15ドル。開発元は2026年7月にAnacondaが買収し、利用者は300万人を超えています。
解決する業務課題
「Kilo Code」のサービス詳細
Kilo Codeとは
Kilo Codeは、VS Code・JetBrains・CLI・クラウドのどこでも同じエージェントを使える、MITライセンスのオープンソースAIコーディングエージェントです。エディタの中でコードを書き、リファクタリングし、バグを追い、ドキュメントを整え、ターミナルコマンドまで実行します。
競合と最も違うのは料金の構造です。Kilo CodeはAI推論に手数料を上乗せしません。500以上のモデルから選べて、タスクの途中でも切り替えられ、支払うのはモデル提供元の料金そのままです。自分のAPIキーを持ち込むことも、Ollamaでローカルモデルを動かすこともできます。
利用者は300万人を超え、2026年7月15日にはPythonディストリビューションで知られるAnacondaが開発元を買収しました。買収後もオープンソースとして提供が続いています。

出典: Kilo Code 公式リポジトリ(以下の画面画像も同様)
Kilo Coders
60社以上のプロバイダー
累計
MITライセンス
モデルの値段を、そのまま払う
AIコーディングツールを長く使うと、費用の内訳が見えにくくなりがちです。Kilo Codeはここを3層に分けて、それぞれ別々に払う設計にしています。
プラットフォーム
- 個人は無料
- チーム機能は1ユーザー月15ドル
AI推論
無料モデル・ローカルモデル・自分のAPIキー・Kilo Gateway(原価従量)・Kilo Pass(月額サブスク)から選ぶ。Gateway経由でも上乗せなし
クラウド実行
- クラウドエージェントを使った分だけ従量課金
- 推論料金とは別勘定
「プラットフォームの利用料」と「モデルの料金」を切り離しているため、どこにいくらかかっているかが追えます。
さらにAuto Modelという仕組みがあり、Frontier(最新の高性能モデル)/Efficient(セッションの内容を判定して賢く振り分ける)/Free(利用可能な無料モデル)の3段階から方針だけを選べば、個々のタスクに使うモデルはKiloが自動で選びます。
使い方
まず、どこで使うかを選びます。どの入口から始めても、同じオープンソースのエージェントが動きます。
- VS Code — マーケットプレイスから「Kilo Code」拡張をインストールします。VS Code系エディタを使っている場合はOpen VSXからも入手できます。
- CLI —
npm install -g @kilocode/cliでインストールし、プロジェクトのディレクトリでkiloを実行します。Homebrew(brew install Kilo-Org/tap/kilo)やAURにも対応しています。 - JetBrains — JetBrains Marketplaceから「Kilo Code」プラグインを入れるか、IDEの
Settings → Pluginsで検索します。 - クラウドエージェント — ローカル環境なしでブラウザから動かす場合は
app.kilo.ai/cloudを使います。 - コードレビュー — プルリクエストに対する自動レビューは
app.kilo.ai/code-reviewsから設定します。
はじめる際にAPIキーは必須ではありません。Kilo Auto Freeならクレジットカード登録なしで無料モデルにルーティングされます。
機能
01用途別のエージェント
タスクごとにエージェントを切り替えます。独自エージェントの追加も可能です。
- Code — 既定のモード。自然言語から実装・編集を行う
- Plan — コードを書く前に設計と実装計画をまとめる
- Ask — ファイルを一切変更せず、コードベースについて答える
- Debug — 不具合の切り分けと原因追跡を行う
- Review — 変更内容を性能・セキュリティ・スタイル・テスト網羅の観点で点検する
02実装まわりの中核機能
- 複数ファイルにまたがるコード生成 — 自然言語の指示から横断的に変更を入れる
- インライン補完 — ゴーストテキストで候補を出し、Tabで確定する
- セルフチェック — エージェントが自分の出力を点検して直す
- ターミナル・ブラウザ操作 — コマンド実行やWeb操作の自動化まで行う
- MCPマーケットプレイス — MCPサーバーを探して接続し、できることを拡張する
03エージェントの司令塔
ローカルとクラウド、IDEとCLIを1か所から統括します。
- 並列の隔離ワークツリー — 複数のエージェントを衝突させずに同時実行する
- セッションの引き継ぎ — VS Codeで始めた作業をCLIやクラウドで続ける
- 透明性 — プロンプト・コンテキストウィンドウ・判断の根拠をMITライセンスのソースで確認できる。モデルが黙って差し替わることもない

CI/CDで完全自動運転させる
Kilo CLIには、確認プロンプトを一切出さずに走らせるAutonomous Modeがあります。
kilo run --auto "run tests and fix any failures"
--auto はすべての権限確認を無効化し、エージェントが確認なしで任意の操作を実行できるようにします。公式は信頼できる環境でのみ使うことを明記しており、CI/CDパイプライン向けの機能と位置づけています。
料金
Kilo Codeは「プラットフォーム」「AI推論」「クラウド実行」で課金が分かれます。
プラットフォーム
| プラン | 料金(月額・税別) | 含まれるもの |
|---|---|---|
| Free & Open Source | 0ドル | VS Code/JetBrains/CLI拡張、エージェント機能、コード補完・生成、任意のモデル利用(利用量は別途課金) |
| Teams | 15ドル/1ユーザー | 上記に加え、利用状況の分析・レポート、AI活用度スコア、共有エージェントモード、請求の一元化、BYOKの共有、チーム管理、データ保護設定、優先サポート(14日間の無料トライアルあり) |
| Enterprise | 個別見積 | 上記に加え、利用可能なモデル・プロバイダーの制限、共有プライベートGateway、監査ログ、SSO/OIDC/SCIM、SLA、専用サポート窓口 |
AI推論
| 方式 | 料金 | 内容 |
|---|---|---|
| 無料モデル/ローカル/BYOK | 0ドル | Kilo Gateway経由で無料モデルにルーティング。Anthropic・OpenAI・Google・Azure・AWS Bedrock等の自前キーや、Ollama・LM Studioのローカルモデルも利用可 |
| Kilo Gateway | 従量(サブスク不要) | 60社以上・500以上のモデルを、プロバイダーの正規料金そのままで利用。上乗せなし。必要なときだけクレジットを購入 |
| Kilo Pass | 19ドル〜 | 月額でクレジットを購入するとボーナスクレジットが最大50%付与される |
クラウドエージェントを使う場合の計算資源は、推論料金とは別に従量で課金されます。
導入実績と評判
公式サイトは、Kiloを使っている開発者が在籍する企業としてMeta、Amazon、Airbnb、PayPal、Square、Red Hatを挙げています。加えて、Product Huntで「Open Source Product of the Month」の1位を獲得しています。
第三者のプラットフォーム上の数字は次のとおりです(2026年8月時点)。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| VS Code Marketplace インストール数 | 約142万 |
| VS Code Marketplace 評価 | 星4(205件) |
| GitHub スター数 | 26,888 |
| GitHub フォーク数 | 3,057 |
なお、Kilo CLIはOpenCodeのフォークをKiloのプラットフォーム向けに拡張したものだと、公式FAQが明示しています。素性が公開されている点も、オープンソースを選ぶ理由になります。
他のAIコーディングツールとの違い
| 製品 | 提供形態 | モデルの選択 | 料金の考え方 |
|---|---|---|---|
| Kilo Code | オープンソース(MIT)/拡張・CLI・クラウド | 500以上、タスク途中でも切替可 | プラットフォームは個人無料。推論はプロバイダー原価 |
| Cline | オープンソース/VS Code拡張 | 自分のAPIキーで任意のモデル | 拡張は無料。推論は実費 |
| Cursor | 専用エディタ(クローズド) | 提供元が用意したモデル群 | サブスクリプション |
| Claude Code | CLI(クローズド) | Claudeシリーズ | Claudeのプランに同梱 |
| GitHub Copilot | IDE拡張(クローズド) | 提供元が用意したモデル群 | サブスクリプション |
選び方の目安です。プロンプトや判断の中身まで検証したい、モデルを自分で選びたい、費用の内訳を分けて管理したいならKilo Code。単一のエディタ体験に最適化されたものがよいならCursor。ターミナル中心で、Claudeの契約をすでに持っているならClaude Code。軽量なOSS拡張だけ欲しいならClineが近い選択肢になります。
よくある質問(FAQ)
Q. 本当に無料で使えますか。 プラットフォームの利用は個人は無料で、拡張・プラグイン・CLIはすべてMITライセンスのオープンソースです。かかるのはAI推論の費用だけで、無料モデルやローカルモデルを選べば推論費用もゼロにできます。
Q. 日本語で使えますか。 使えます。UIの日本語ロケールが用意されており、公式READMEにも日本語版があります。
Q. 自分のAPIキーを使えますか。 使えます。Anthropic・OpenAI・Google・Azure・AWS Bedrockなどのキーを持ち込めるほか、OllamaやLM Studioでローカルモデルを動かせます。
Q. MCPには対応していますか。 対応しています。MCPマーケットプレイスからサーバーを探して接続できます。
Q. Anacondaによる買収後もオープンソースのままですか。 はい。買収後も個人・チーム・組織向けのオープンソース製品として提供が続いています。
本ページの情報は2026年8月時点で公式サイトおよび公式リポジトリに公開されている内容にもとづきます。機能・料金は変更されることがあるため、最新の情報は公式サイトをご確認ください。

