
スーパーウィスパー
Superwhisper
の使い方・機能・解決する業務課題
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Superwhisper(スーパーウィスパー)とは?
米SuperUltra, Inc.のAI音声入力アプリ。話した内容をフィラーを除いた整った文章にして、Slack・Gmail・Cursorなど入力中のアプリにそのまま貼り付ける。声を文字にするモデルは端末内で動くWhisperなどのローカルモデルとクラウドモデルから選べ、メール・メッセージなど用途ごとの「モード」で文体を変えられる。Macでは会議の録音・話者分け・要約、Proでは音声・動画ファイルの文字起こしにも対応。Mac・Windows・iPhone・Androidで使え、無料プランはローカルのWhisperモデルで無制限、Proは月US$8.49・年US$84.99・買い切りUS$249.99。
解決する業務課題
「Superwhisper」のサービス詳細
Superwhisperとは
Superwhisper(スーパーウィスパー)は、米国のSuperUltra, Inc.が提供するAI音声入力アプリです。ショートカットを押して話すと、声を文字にしたうえでAIが句読点やフィラー(「えーと」など)を整え、いま使っているアプリの入力欄にそのまま貼り付けます。Slack・Gmail・Notion・Cursorなど、文字を打てる場所ならアプリを問わず使えます。
特徴は、声を文字にするモデル(音声モデル)と文章を整えるモデル(言語モデル)を自分で選べることです。端末の中で動くWhisperなどのローカルモデルを選べばネットにつながずに使え、無料プランでもローカルのWhisperモデルは無制限で使えます。Macでは、会議を録音して話者ごとの書き起こしと要約を作る「Meetings」も使えます。
使い方
- アプリを入れて権限を許可する 公式サイトからMac版(macOS 14以降)またはWindows版(Windows 10/11)をダウンロードします。Macでは、声を拾う「マイク」と、文字を入力欄に入れる「アクセシビリティ」の権限を許可します。会議を録音するなら「システムオーディオ」も許可します。iPhoneはApp Store、AndroidはGoogle Playから入れます。
- ショートカットを決めて話す Macでは、初期設定の右⌘キーを押したまま話して離すか、⌥+Spaceで録音を始めてもう一度押して止めます。話し終えると、整えられた文章がカーソルの位置に貼り付けられます。iPhoneではSuperwhisperのキーボードに切り替えて録音ボタンを押し、Androidでは画面に浮かぶ録音ボタンを押して話します。
- モードとモデルを選ぶ 最初は、AIが話し言葉を整える「Message」モードがクラウドのモデルで用意されます。メール用の「Mail」、画面の内容に合わせる「Super」、整えずにそのまま書き起こす「Voice to Text」などに切り替えたり、自分でモードを作ったりできます。モードごとに言語・音声モデル・言語モデルを選べます。
- よく使う言葉を登録する 人名・略語・専門用語は語彙(Vocabulary)に登録しておくと、正しく書き起こされます。特定の言い方を別の表記に置き換えるテキスト置換も、無料プランから使えます。
Intel搭載のMacは、クラウドのモデルで使うのが向いています。ローカルのモデルがよく動くのはAppleシリコンのMacだと公式のFAQは案内しています。

出典: Superwhisper公式ドキュメント「Quickstart」
機能
01話した言葉を、そのまま使える文章にする
- どのアプリでも入力 — 整えた文章を、使っているアプリに自動で貼り付ける。コピー&ペーストは要らない
- 組み込みのモード — Message(話し言葉を整える)・Mail・Note・Super(画面の内容に合わせる)・Voice to Text(書き起こしのみ)などを用途で切り替える
- カスタムモード — 書式のルールや構成、専用の指示(プロンプト)を決めて、自分用のモードを作る
- 語彙とテキスト置換 — 名前・略語・専門用語を一度登録すれば、以後の書き起こしに反映される
- 英語への翻訳 — 100以上の言語で話した内容を英語にする(Pro)
02モデルを選ぶ・端末の中で動かす
- ローカルの音声モデル — Whisperなどを端末の中で動かし、ネットにつながずに書き起こす。Cohere TranscribeとParakeetのローカルモデルはPro
- クラウドの音声モデル — 自社のS1-Voiceなどを使う。公式はS1-Voiceを、自社のベンチマークで単語誤り率がもっとも低いモデルとしている(Pro)
- 言語モデルの選択 — 文章を整えるAIを、GPT・Claude・Llamaなどから選ぶ
- 自分のAPIキー — OpenAI・Anthropicなどの自分のAPIキーを使う(Pro)
03会議・ファイルの書き起こし
- Meetings(Mac) — マイクとMacの音声を録音し、話者ごとのライブの書き起こしと、決定事項・アクションアイテムつきの要約を作る。会議にボットは参加しない
- 会議の自動検出 — Zoom・Google Meet・Microsoft Teams・Slackのハドルの開始を検出して録音を勧める。カレンダーと連携して会議の約1分前に知らせることもできる
- ファイルの文字起こし — 音声・動画ファイルを読み込んで書き起こす(Pro)
04コーディングエージェントとの連携
- 声で指示を出す — Cursor・Claude Code・Codex・OpenCodeなどに、キーボードを使わずに話して指示を入れる
- CLIとMCPサーバー — コマンドラインからの操作や、MCPサーバーとしての連携に対応する(公式ドキュメント)
用途ごとに「モード」を作り分けられる
Superwhisperの中心にあるのが「モード」です。モードごとに、話す言語、声を文字にする音声モデル、文章を整える言語モデル、AIへの指示を決めておき、使う場面に合わせて切り替えます。公式サイトでは、同じ内容を「Formal(丁寧)」「Casual(くだけた)」「Legal(法務)」「Chat(チャット)」の4つの文体で書き分ける例を示しています。
特定のアプリを使っているときだけ自動で切り替わるようにも設定できます。たとえば、Slackではくだけたメッセージ用、メールでは丁寧なメール用、エディタでは技術的な書き方用、と分けておけば、話すたびにモードを選び直す必要がありません。

出典: Superwhisper公式ドキュメント「Custom Modes」
Macでは会議の記録までこなせる
2026年10月15日の3.0.0で加わった「Meetings」は、Macで会議を録音し、話者ごとの書き起こしと要約を作る機能です。会議ツールにボットを参加させるのではなく、自分のMacのマイクとシステムの音声を録音するため、相手にボットの参加を知らせる必要がありません。音声モデルと言語モデルをローカルのものにすれば、録音から要約まですべてMacの中で処理できます。
要約には決定事項とアクションアイテムが担当者の名前つきで入り、Slack・メール・ノートアプリに送ったり、リンクで共有したりできます。録音中に自分だけのメモを残すこともできます。

出典: Superwhisper公式ドキュメント「Summaries and templates」
料金
公式サイトの料金表は米ドル建てです。無料プランでも、ローカルのWhisperモデルでの音声入力は無制限に使えます。Proは、クラウドのモデル・AIで文章を整えるモード・ファイルの文字起こしなどが加わり、月払い・年払い・買い切りのどれでも機能は同じです。
| プラン | 料金 | 主な内容 |
|---|---|---|
| Free | US$0 | ローカルのWhisperモデルでの音声入力(無制限)、100以上の言語、語彙・テキスト置換、モードは2つまで(AIでの整形なし)、メールでのサポート |
| Pro | 月払いUS$8.49/年払いUS$84.99/買い切りUS$249.99 | Freeの全機能に加え、クラウドとローカルのAIモデルの無制限の利用、AIのモード(Super・Mailなど)、英語への翻訳、音声・動画ファイルの文字起こし、Meetings(Mac)、自分のAPIキーの利用、優先サポート |
| Enterprise | 個別見積もり | Proの全機能に加え、SOC 2 Type II、請求と認証の一元管理(SAML SSO・SCIM)、使えるモデルの管理、Enterprise用のホスト型モデル、ボリュームディスカウント |
料金は、2026年11月2日に確認した公式サイトの料金表と、そこから案内されている公式ドキュメント「Plans & Pricing」にもとづきます。料金表に税の扱いの表記はありません。新しく使い始めた人は、Proの全機能(Meetingsを含む)を3,000語ぶん無料で試せ、使い切ると無料プランに戻ります。料金表の無料プランの欄にもMeetings(Macのみ)が挙がっていますが、ドキュメントではMeetingsはProの機能で、無料プランではこのお試しの語数の範囲で使えるとしています。公式サイトで購入した場合は、初回の購入から30日以内なら返金を受けられます(更新時の請求は対象外)。学生・教職員・非営利団体は、公式サイトでの購入に限り、購入前に申請して認められれば40%オフになります。iPhone版のアプリ内課金でも購入でき、App Store(日本)ではPro Monthly ¥1,200・Pro Annual ¥12,000・Pro Lifetime ¥40,000と表示されています。公式ドキュメントは、App Store・Google Playでの購入は手数料のぶん高くなり、返金も各ストアに申し込むと案内しています。Enterpriseは、営業担当への問い合わせのほか、14日間の試用を自分で始められます。
セキュリティとデータの扱い
- 音声や書き起こしをサーバーに保存しない:App Storeの説明では、音声と書き起こしをサーバーに保存せず、データをAIモデルの学習に使わないとしている
- 端末の中だけで処理できる:ローカルのモデルを選べば、音声が端末の外に出ない。無料プランの音声入力はローカルのWhisperモデルで行う
- 認証:法人向けページでは、SOC 2 Type II認証、HIPAAとGDPRへの準拠を掲げ、HIPAAのBAA(事業提携契約)は求めに応じて結ぶとしている。監査報告書はトラストセンターで確認できる
メリット・デメリット
メリット
- 無料プランでも、ローカルのWhisperモデルによる音声入力が無制限で使える
- 音声モデル・言語モデルを選べ、端末の中だけで処理することもできる
- モードごとに文体・指示・使うアプリを決めて、場面に合わせた文章にできる
- Proは買い切り(US$249.99)を選べ、1つのライセンスでMac・Windows・iPhone・Androidに使える
- Macでは、ボットを参加させずに会議の書き起こしと要約まで作れる
デメリット
- 料金表は米ドル建てで、iPhoneのアプリ内課金は公式サイトより高い
- 無料プランではAIでの整形やクラウドのモデルが使えず、モードも2つまで
- Meetingsは今のところMacだけで、iPhone版の画面は英語表記
- Intel搭載のMacでは、ローカルのモデルが十分に動かないことがある
評判
公式サイトは、「数十万人」がSuperwhisperを使っているとし、OpenAI・NVIDIA・Google・Microsoft・Shopify・Stripeなどのロゴを、利用者のいる企業として並べています。また、AI研究者のAndrej Karpathy氏が「vibe coding(バイブコーディング)」を説明した投稿で、SuperwhisperでCursorに話しかけているのでキーボードにほとんど触れないと書いたことを紹介しています。VercelのCEOのGuillermo Rauch氏の「AIネイティブなOSという夢をかなえている」という投稿も掲載されています。
法人向けページでは、Holiday Extrasが全社の905人に導入した事例を紹介しています。
App Store(日本)のiPhone版は、2026年11月2日時点で評価4.3(195件)でした。レビューには、プロンプトを工夫して音声入力をメール作成や要約に使い分けている声がある一方で、長時間の録音中に録音が止まる・消えるという報告もあり、議事録のような長い録音は様子を見ながら使うのが無難です。
他のAI音声入力ツールとの違い
| Superwhisper | Typeless | Wispr Flow | Amnis | |
|---|---|---|---|---|
| 対応環境 | Mac・Windows・iPhone・Android | Mac・Windows・Linux・iOS・Android | Mac・Windows・iPhone・Android | Mac・Windows・iPhone・Android |
| 無料プラン | ローカルのWhisperモデルで無制限(AIでの整形なし) | 週ごとの語数に上限 | デスクトップ週2,000語など | 音声入力は無制限、AI整形は週2,000語まで |
| 有料プラン | Pro 月US$8.49・年US$84.99・買い切りUS$249.99 | Pro 年払い月US$12・月払いUS$30 | Pro 月960円 | Pro 月1,980円・年14,220円 |
| 特徴 | 音声・言語モデルを選べ、端末内だけで処理できる。Macで会議の記録 | 声での編集・翻訳 | Macで会議のメモ(Notetaker) | 日本の提供会社。Appleシリコンの Mac はネットなしで音声入力 |
Superwhisper以外の列は、各製品ページに記載の確認時点の内容です。
同じ「入力欄に話して書く」タイプでは、Typeless・Wispr Flow・Amnisが近い製品です。Superwhisperは、使うモデルを自分で選びたい人や、音声を端末の外に出したくない人、買い切りで使いたい人に向いています。会議を丸ごと記録して議事録にしたいなら、Notta・Rimo Voiceのような文字起こしサービスも候補になります。Claude CodeやCursorに声で指示を出す使い方も、公式が案内しています。
よくある質問
Q. Superwhisperは無料で使えますか?
A. 使えます。無料プランでは、端末の中で動くWhisperモデルでの音声入力が無制限で、語彙・テキスト置換・2つまでのモードが使えます。AIで文章を整えるモードやクラウドのモデル、ファイルの文字起こしはProの機能です。新しく使い始めた人は、Proの全機能を3,000語ぶん無料で試せます。
Q. 日本語で使えますか?
A. 日本語の音声入力に対応しています。対応言語は音声モデルによって異なり、S1-Voiceと多言語のWhisperモデルは100以上の言語に、Cohere Transcribeは日本語を含む14言語に対応すると公式ドキュメントにあります。Mac版の画面は、2026年10月28日の3.1.0で日本語になりました。iPhone版は、App Storeの言語表記が英語のみです。
Q. Proのライセンスは複数の端末で使えますか?
A. 使えます。公式のFAQでは、好きなだけの端末でライセンスを有効にできるとしており、ドキュメントでは1つのライセンスでMacとWindowsのPCを台数無制限に、加えてiPhoneとAndroidのスマートフォンで使えると案内しています。
Q. ネットにつながっていなくても使えますか?
A. ローカルのモデルを選べば、ネットにつながずに音声入力できます。クラウドのモデルを使うモードでは、ネット接続が必要です。
Q. 返金はできますか?
A. 公式サイトで購入した場合は、初回の購入から30日以内なら返金を申し込めます。App Store・Google Playで購入した場合は、それぞれのストアに申し込みます。
本ページの情報は2026年11月時点の公式サイト(料金表・機能ページ・法人向けページ・変更履歴・返金ポリシー・利用規約)、公式ドキュメント、App Store(日本)の掲載情報にもとづきます。料金・機能・対応環境は変わることがあるため、最新の内容は公式サイトでご確認ください。

