
ステムタブ
StemTab
の使い方・機能・解決する業務課題
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StemTab(ステムタブ)とは?
StemTab(ステムタブ)は、中国の Changsha Blue Fox Information Technology Co., Ltd. が提供する音源分離・自動採譜ツール。曲をボーカルと伴奏の2パート、またはボーカル・ギター・ベース・ドラム・ピアノ・その他の6パートに分け、選んだパートを編集できる楽譜の下書きにして、楽譜・ピアノロールで直しながら PDF・MusicXML・MIDI・分離音声に書き出せる(ギターのTABは作らない)。Web版はクラウド処理で処理時間の買い切り(5分の無料プレビュー、$9.98〜)、iPhone・iPad アプリは端末内で処理し App Store(日本)で1,500円。
解決する業務課題
「StemTab」のサービス詳細
StemTabとは
StemTab(ステムタブ)は、曲をボーカル・伴奏・楽器ごとのパートに分け、聴きたい音を絞ったうえで、編集できる楽譜の下書き(MIDI・MusicXML・PDF)まで作る、音源分離と自動採譜のツールです。音声や動画のファイルを読み込むと、ボーカルと伴奏の2パート、またはボーカル・ギター・ベース・ドラム・ピアノ・その他の6パートに分離し、選んだパートを五線譜の下書きに書き起こします。波形と楽譜は再生位置に追従し、聴きながら音高・長さ・休符を直して書き出せます。
公式サイトは、自動採譜の結果は人が確認・修正する前提の下書きであること、ギターのタブ譜(TAB)は作らないことを明言しています。耳コピや練習の出発点を早く作るための道具で、完成した楽譜を自動で出すサービスではありません。
提供は中国・長沙の Changsha Blue Fox Information Technology Co., Ltd.(Web版の利用規約・プライバシーポリシーと App Store の販売元の表記)。ブラウザで使う Web スタジオ(クラウド処理)と、2026年10月26日に App Store で公開された iPhone・iPad アプリ(端末内で処理)の2つの形で提供されています。Mac 版は「近日公開予定」で、2026年11月時点ではまだダウンロードできません。
聴きたいパートだけを取り出して、はっきり聴ける
1つのワークスペースにトラックを並べ、追加・ミュート・ソロ・再生位置の操作をまとめています。ボーカルだけ、ベースだけ、と聴きたい音を単独で鳴らしたり、パートを組み合わせてミックスを試聴したりできます。公式サイトは「画面の波形と書き出す音声は一致する」と説明しています。
歌の練習用にボーカルを抜いた伴奏を作るなら2パート、楽器ごとに確かめたいなら6パート、と練習の目的で分け方を選びます。iPhone・iPad アプリでは区間ループと速度変更もでき、難しいフレーズだけを繰り返し練習できます。

楽譜の下書きが再生についてくるので、耳コピの直しが速い
分離したパートから五線譜の下書きを作り、再生位置に合わせて楽譜が追従します。聴きながら小節ごとに確かめ、音高・音の長さ・声部を楽譜とピアノロールで修正できます。直したあとに書き出し直しても、Web版では追加の料金はかかりません。
精度は録音の質・ミックスの密度・演奏スタイルで変わる、と公式は書いています。App Store の説明によると、音符の認識には独奏か分離済みのパートを使うのがよく、ドラムの認識は現在キック・スネア・クローズドハイハットに対応しています。

出典: StemTab 公式サイト
DAW や楽譜ソフトに渡して、制作を続けられる
分離した音声、印刷用PDF、MusicXML、MIDI、StemTab のプロジェクトを書き出せます。PDF は印刷して読む用途、MusicXML は別の楽譜ソフトで編集を続ける用途、MIDI は DAW に取り込む用途に向く、と公式のガイドは整理しています。
| 書き出し | Web スタジオ | iPhone・iPad アプリ |
|---|---|---|
| 分離した音声 | MP3・WAV・FLAC | 元のファイル形式のほか、MP3・WAV・M4A・ALAC・AIFF |
| 楽譜 | 印刷用PDF・MusicXML | 印刷用PDF・MusicXML |
| MIDI | あり | 採譜したパートごと |
| そのほか | プロジェクト全体 | AirDrop・ファイル・ほかのアプリへの共有 |
出典: StemTab 料金ページ・App Store(2026年11月時点)
iPhone・iPad では、端末の中で処理する
iPhone・iPad アプリは、分離と採譜を Core ML で端末の上で実行し、StemTab のアカウント登録もサブスクリプションも要りません。Web版のプライバシーポリシーでも、ネイティブアプリは連絡したとき以外に音声を運営者へ送らないとしています。マイクで録音してそのまま解析したり、Apple Watch で録音してペアリングした iPhone に送って解析したりもできます。

端末内での採譜には A14/M1 クラス以降のチップと 6GB 以上のメモリが必要で、使える処理や上限は端末によって異なります(App Store の説明)。
使い方
公式サイトの「迷わないワークフロー」は次の5段階です。
- 素材を選ぶ — 音声または動画のファイルをアップロードする
- 結果を選ぶ — 2ステム・複数楽器・採譜のみから選ぶ
- 進捗を見る — 処理の段階と進み具合を確かめる
- 試聴して直す — トラック・波形・楽譜が同じ再生位置で動くので、聴きながら直す
- 書き出して使う — 音声・PDF・MusicXML・MIDI・プロジェクトを書き出す
読み込めるのは、自分で用意した音声・動画ファイルです。App Store の説明では、保護されたコンテンツや、書き出せるファイルのないストリーミング専用のコンテンツは読み込めません。
料金
Web スタジオ(処理時間の買い切り・米ドル表示)
| プラン | 価格 | 処理時間 | プロジェクトの保存 |
|---|---|---|---|
| 無料プレビュー | $0 | 5分(認証済みメールアドレスごとに初回のみ) | プレビューは24時間 |
| ライト | $9.98 | 15分 | 7日間 |
| クリエイター | $25.98 | 45分 | 30日間 |
| スタジオ | $69.98 | 150分 | 90日間 |
出典: StemTab 料金ページ(2026年11月時点)。税金と最終金額は決済時に表示されます
- サブスクリプションではなく、処理時間を買う形です。購入した分数は加算され、有効期限はありません
- 有料の処理は元の音源の長さに応じて1回だけ計上され、失敗・キャンセルのときは確保した時間が戻ります
- 無料プレビューでは、パートの試聴・ミックスの試聴・楽譜の生成と校正・ピアノロールでの編集・MIDIの生成と試聴・伴奏を聴きながらの練習ができます。書き出し・ダウンロードには有料プランの購入が必要です
- Web版の返金は、購入後14日以内なら未使用の処理時間が対象です(返金ポリシー)
iPhone・iPad アプリ
App Store(日本)での価格は1,500円の買い切りです。アプリの購入に端末内で使える機能が含まれ、アカウント登録やサブスクリプションは不要です。なお、利用規約によると、App Store 版の購入に Web版の処理時間は含まれません。
他の音楽AIツールとの違い
| 製品 | 主な用途 | パート分離 | 楽譜・MIDI | 料金の入口 |
|---|---|---|---|---|
| StemTab | 手持ちの曲を分けて、耳コピ・練習用の楽譜下書きを作る | 2パート/6パート | 五線譜の下書き(PDF・MusicXML)とMIDI | Web版は5分の無料プレビュー、$9.98から。アプリは1,500円 |
| MELO音楽 | 説明文や歌詞から曲を作る | 最大12トラックのWAV分離書き出し | MIDI・楽譜の書き出し | 毎日の無料ポイント、有料会員は月1,100円から |
| Suno | テキストからボーカル入りの曲を作る | Suno Studio でステム分離 | — | 無料プラン、Proは月1,500円 |
| AIVA | スタイルを選んでオリジナル曲を作る | トラック単位で編集 | MIDIの書き出し | Free €0、Standard €11(月額・年払い) |
| Soundverse AI | プロンプトから曲や声を作る | ステム分離 | — | 無料あり(1,000トークン)、Creator $9.99から(年払い時の月額) |
- 今ある曲を聴き取って練習したい・楽譜に起こしたいなら、分離から採譜・校正までを1つの画面で行う StemTab が合います
- 曲そのものを AI に作らせたいなら、Suno や MELO音楽 が候補です
- 作った曲を MIDI でトラックごとに編集したいなら、AIVA もあります
メリット・デメリット
メリット
- ボーカル・伴奏の2パートか、6パートかを選んで分けられ、聴きたい音だけを鳴らせる
- 分離から採譜・楽譜とピアノロールでの校正・書き出しまでを1つの画面で行える
- PDF・MusicXML・MIDI に書き出せるので、楽譜ソフトや DAW で作業を続けられる
- Web版はサブスクリプションではなく処理時間の買い切りで、購入した分数に期限がない
- iPhone・iPad アプリは端末内で処理し、アカウントも要らない
デメリット
- 自動採譜は下書きで、人の手で確かめて直す作業が要る。ギターのTABは作らない
- Web版の無料プレビューでは書き出し・ダウンロードができない
- Web版の処理サーバーは中国本土にある(プライバシーポリシー)。アップロードする音源の扱いに社内の決まりがある場合は確かめておきたい
- Mac 版はまだ提供されていない(2026年11月時点)
- 2026年10月に公開されたばかりで、App Store の評価はまだ集まっていない
評判・口コミ
2026年11月時点で、App Store(日本)では評価・レビューの件数がまだ少なく、概要が表示されていません。公式サイトにも導入事例や利用者の声は載っていません。Web版は認証済みメールアドレスごとに5分の無料プレビューがあるので、練習したい曲で分離の聞こえ方と下書きの精度を確かめてから、処理時間を買うのが確実です。
よくある質問(FAQ)
Q. ギターのタブ譜(TAB)は作れますか。 作れません。StemTab が作るのは標準的な五線譜の下書きと MIDI で、楽譜は PDF・MusicXML に書き出せます(公式サイトの FAQ)。
Q. 無料でどこまで使えますか。 Web版は、認証済みメールアドレスごとに初回だけ5分の無料プレビューがあり、パートの試聴、楽譜の生成と校正、ピアノロールでの編集、MIDIの生成と試聴までできます。書き出し・ダウンロードには有料プラン($9.98から)の購入が必要です。iPhone・iPad アプリは1,500円の有料アプリです。
Q. 音声はどこで処理されますか。 iPhone・iPad アプリは端末の上で処理し、プロジェクトも端末に保存します。Web スタジオはクラウドで処理し、プライバシーポリシーによると処理サーバーは中国本土にあります。同じポリシーで、アップロードされた音声や楽譜を機械学習の学習に使わないとしています。
Q. Mac で使えますか。 Mac 版のアプリは「近日公開予定」で、2026年11月時点ではまだダウンロードできません。公式のガイドは、今すぐ使う場合は Web スタジオか iPhone・iPad を選ぶよう案内しています。
Q. 市販の曲を読み込んでもよいですか。 利用規約では、自分の録音や許諾を得た作品など、使う権利のあるコンテンツだけをアップロードするよう定めています。公式のガイドも、分離や採譜ができることと、その曲や楽譜を公開・配布・演奏できることは別だと注意しています。
提供元
StemTab は Changsha Blue Fox Information Technology Co., Ltd.(中国・長沙)が提供しています。Web版の利用規約・プライバシーポリシーと、App Store の販売元の表記はいずれもこの会社です。Web版の利用規約の準拠法は中華人民共和国法で、問い合わせ先は support@stemtab.app です。
本ページの情報は2026年11月時点で StemTab の公式サイト(製品ページ・料金ページ・ガイド・利用規約・プライバシーポリシー・返金ポリシー)と App Store に公開されている内容にもとづきます。最新の機能・料金は公式サイトと App Store の掲載ページをご確認ください。


