
スクライブアシスト
ScribeAssist(AmiVoice)
の使い方・機能・解決する業務課題
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ScribeAssist(AmiVoice)(スクライブアシスト)とは?
音声認識AmiVoiceの株式会社アドバンスト・メディア(東京・東証グロース上場)が提供する、Windowsパソコンにインストールして使うスタンドアローン型のAI議事録ツール。インターネット接続なしで録音・文字起こし・編集から、パソコン内の生成AI(ローカルLLM)による要約までを行え、LGWAN環境でも使える。発言者識別・単語登録・ふりがな付きリアルタイム字幕・Wordテンプレート出力に対応し、クラウド要約も選べる。料金は同時接続数に応じた定額制のオープン価格(個別見積もり・初期費用0円)で、14日間のトライアルがある。
解決する業務課題
「ScribeAssist(AmiVoice)」のサービス詳細
ScribeAssist(AmiVoice)とは
ScribeAssist(スクライブアシスト)は、音声認識「AmiVoice」を開発する株式会社アドバンスト・メディア(東京都豊島区・東証グロース上場)が提供する、パソコンにインストールして使うスタンドアローン型のAI議事録ツールです。インターネットに接続しなくても、録音・文字起こし・編集・要約までをパソコンの中だけで行えます。
クラウド型のAI議事録ツールが増えるなかで、ScribeAssistの立ち位置ははっきりしています。会議の音声や内容を外部に出せない組織のためのツールです。要約もパソコン内で動く生成AI(ローカルLLM)で行う「スタンドアローン要約」があり、自治体の閉じたネットワーク(LGWAN)でも使えます。公式によると、アドバンスト・メディアの議事録作成支援サービスの導入実績は、民間企業・団体2,100件、地方自治体990件です。
使い方
- トライアルを申し込み、パソコンにインストールする 公式サイトの問い合わせから14日間のトライアルを申し込めます。Windows 10/11 のパソコンにインストールして使い、サーバーを用意する必要はありません。
- マイクをつなぎ、会議を文字起こしする 対面の会議はマイクで、Web会議はパソコンで再生している音声をそのまま文字にします(Zoom・Microsoft Teams・Google Meet など、どのWeb会議ツールでも使えます)。録音済みの音声・動画ファイル(mp3・wma・wav・m4a・wmv・mp4)も文字起こしできます。
- 会議中・会議後に編集し、タグを付ける 認識結果はリアルタイムに編集でき、「重要」「決定事項」「ToDo」などのタグをワンクリックで付けられます。文字と音声がつながっているので、確かめたい発言だけを聞き直せます。
- AIで要約し、Wordなどで出力する 3つの要約方式から選んで議事録形式にまとめ、Word・Excel・CSV・テキストで出力します。登録しておいたWordのテンプレート(社内の書式や自治体の様式)に合わせて出すこともできます。
機能
01文字起こし
AmiVoiceによる文字起こしの機能です。いずれもインターネット接続なしで使えます。
- リアルタイム認識 — 話した内容をその場で文字にする。パソコンで再生している音声も認識できる
- ファイル認識 — 録音・録画したファイルの音声を文字にする
- 単語登録 — 業界用語・専門用語・固有名詞・社内用語を登録して認識させる(日本語のみ)
- 発言者識別 — 声の特長を学習して発言者の名前を自動で付ける。学習データがなくても番号で区別する
- 言い淀みの自動削除 — 「えっと」「あのー」などを自動で消す(消さない設定も可)
- 多言語 — 日本語・英語に加え、2026年10月の Ver2.10.0 で中国語・韓国語・タイ語と、99言語を自動判別するエンジンに対応
02議事録づくり
文字起こしを議事録に仕上げるための機能です。
- 3つのAI要約 — スタンドアローン要約・クラウド要約・議事録エディタ(下の表)
- ファシリテーションモード — 会議の準備・進行から、リアルタイムの要約議事録づくりまでを1画面で行う。議事録エリアには画像・表・リンクも入れられる
- タグ付け・キーワード検索・置換 — タグやキーワードで発言を探し、まとめて別の語に置き換える
- 出力 — Word(.docx)・Excel(.xlsx)・CSV・テキスト。タグや発言者ごとの抽出出力、Wordテンプレートでの出力に対応
- タイマー — 文字起こしの開始・終了時刻を前もって設定できる(Ver2.10.0)
03字幕と情報保障
聞こえにくい人に会議の内容を伝えるための機能です。
- ポップアップ字幕 — 文字起こしをリアルタイムに字幕として表示する。カラーユニバーサルデザインに配慮し、ふりがなも表示できる
- Zoom連携 — 参加者全員のZoomの画面に字幕を表示する
04オプション
- チューニングプラン — 過去の議事録・専門用語集・会議音声などを使って、アドバンスト・メディアがその組織専用の音声認識辞書を作る
要約まで、パソコンの外にデータを出さない

出典: ScribeAssist 公式サイト(以下の画面画像も同様)
ScribeAssistのいちばんの特徴は、要約まで含めてパソコンの中だけで完結させられることです。「スタンドアローン要約」は、Meta Llama や Google Gemma をもとにアドバンスト・メディアが調整した生成AIをパソコン内で動かし、文字起こしを議事録の形にまとめます。外部に送信しないので、クラウドの生成AIを使えない組織でも要約を自動化できます。
要約の方式は3つあり、データをどこまで外に出してよいかと、求める精度・速さで選びます。
| スタンドアローン要約 | クラウド要約(ScribeAssist) | クラウド要約(議事録エディタ) | |
|---|---|---|---|
| 要約する場所 | パソコン内(ローカルLLM) | クラウド | クラウド |
| 保存場所 | パソコン内 | パソコン内(音声・要約結果はクラウドに保存しない) | クラウド |
| 生成AI | Meta Llama・Google Gemma をもとに調整 | Azure OpenAI Service(ChatGPT API) | Azure OpenAI Service(ChatGPT API) |
| 1時間の文字起こしの要約時間(目安) | 精度優先 約30分/スピード優先 約15分 | 約5分 | 約5分 |
| 精度(公式の表記) | 実用的 | 高い | 高い |
| 料金 | 使い放題 | ライセンス数に応じて付与されるトークンを消費 | 同左 |
| 向いている場面 | ネットにつながない環境、外に一切データを出したくないとき | 高い精度がほしいが、音声や文字起こしを外部に保存したくないとき | Webのエディタで議事録を仕上げ、URLで共有したいとき |
要約時間は公式の目安で、動作環境により変わります。
スタンドアローン要約では「議事録」(議題ごとに概要・決定事項・ネクストアクション)、「要点まとめ」、自由にプロンプトを書ける「カスタム」の3つの形式を選べます。AIが文字起こしから議題を自動で作って議題ごとに要約するほか、最新5件の要約結果から2件を並べて比べることもできます。生成AIは「スピード重視」と「精度重視」の2種類で、両方を使えるFull版(空き容量7GB以上)と、スピード重視だけのLite版(2GB以上)があります。利用には拡張機能のインストールが必要です。

ふりがな付きの字幕で、議会や窓口の情報保障にも

文字起こしは、そのままリアルタイムの字幕にできます。大きな文字とふりがな、色の見分けにくさに配慮した配色で、ろう・難聴の人や高齢の人に会議の内容を伝える「情報保障」に使えます。公式は株主総会・議会・窓口での利用を挙げており、Zoomと連携すれば参加者全員の画面に字幕を出せます。
料金
ScribeAssistはオープン価格で、金額は公開されていません(2026年10月24日時点)。
| 項目 | 料金 | 補足 |
|---|---|---|
| 基本料金 | 個別見積もり | 使い放題のスタンドアローン要約を含む |
| ライセンス料金 | 個別見積もり | 最大同時接続数に応じて変わる |
| AI要約の利用料 | ライセンス料金に含む | ライセンス数に応じた要約量(トークン)が付く |
| 初期費用 | 0円 | サーバーの導入も不要 |
- 定額制 — 音声認識の時間による従量課金や「◯時間まで」の上限ではなく、ライセンス数に応じた定額制です(一部の要約機能のみ、一定以上の利用で料金が発生します)
- サポート込み — 月額費用にサポートとバージョンアップの費用が含まれ、常に最新版を使えます。ライセンスは後から追加できます
- プラン — 小規模なプランから、大人数・複数拠点向けのエンタープライズプランまであり、クラウド型の姉妹製品 ProVoXT とのセットプランもあります
- 販売パートナー — 販売パートナー経由での導入にも対応しています
参考までに、同じAmiVoiceを使うクラウド型の姉妹製品 ProVoXT は、月10時間の10時間パックが月額13,000円(税抜)からの利用量に応じたパック制で、料金を公開しています。ScribeAssistは利用時間ではなく同時接続数で決まるため、たくさん使うほど割安になるというのが公式の説明です。
動作環境
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| OS | Windows 10/Windows 11(スマホ・タブレットには非対応) |
| CPU | インテル Core i5 プロセッサー(ターボ・ブースト時の最大周波数2.5GHz)以上 |
| メモリ | 8GB以上 |
| ストレージ | インストール時に1GB以上の空き容量(音声データの保存領域は別途)。スタンドアローン要約はLite版2GB以上・Full版7GB以上 |
| 認識できるファイル | 音声:mp3・wma・wav・m4a/動画:wmv・mp4 |
| 出力形式 | Word(.docx)・Excel(.xlsx)・CSV・テキスト |
セキュリティとデータの扱い
- スタンドアローン型 — パソコン内で動作するため、インターネット接続の有無にかかわらず使えます。機密情報を扱う会議でも、クラウドにデータを保存・送信しません(クラウド要約・議事録エディタを使う場合を除く)
- LGWAN — スタンドアローン型なので、自治体のLGWAN環境でも使えます
- 認証 — アドバンスト・メディアは ISO/IEC 27001(ISMS)の認証とプライバシーマークを取得しています
導入実績と評判
公式によると、アドバンスト・メディアの議事録作成支援サービスの導入実績は民間企業・団体2,100件、地方自治体990件です。また、ScribeAssistは「ITreview Grid Award 2026 Fall」のAI議事録自動作成ツール部門と文字起こしソフト部門で、3期連続の「High Performer」に選ばれています(2026年10月発表)。搭載するAmiVoiceについて、公式は「シェアNo.1」と表記しています(出典として合同会社ecarlate「音声認識市場動向2026」音声認識ソフトウェア/クラウドサービス市場を注記)。
01機密性の高い会議を効率化
- みずほ証券 — 外部ネットワークにつなぐサービスは厳しいチェックが必要だったため、スタンドアローン型を選んで導入。議事録作成の時間が約3割減り(利用者ヒアリングによる推計値)、25部署以上に広がった
02議会の議事録と字幕
- 長崎市役所 — 外部委託していた本会議の議事録で、ScribeAssistの文字起こしを業者に渡すようにし、納品までの日数が約20日から3〜10日に短縮。2024年2月から本会議の傍聴席にリアルタイム字幕を表示している
03聴覚障がいのある社員とのコミュニケーション
- LIXIL — 執務室にモニターとマイクを置き、発言を常に字幕で表示。オンラインショールームの接客でもZoomの画面に字幕を出している
“「ScribeAssist」は操作方法が分かりやすく、Web会議にも対応しており、さらにインストール台数も無制限ということで柔軟な運用が見込めることから、本格的な導入を決定しました。”
— みずほ証券株式会社 デジタルイノベーション部 藤野様(公式の導入事例より)
“「ScribeAssist」の導入により、議事録に関わる業務効率が大幅に向上しました。導入することで得られるメリットは計り知れず、他の自治体にもぜひ導入をお勧めします。”
— 長崎市議会 事務局 議事調査課 野中様(公式の導入事例より)
他のAI議事録ツールとの違い
多くのAI議事録ツールは、音声をクラウドに送って文字起こし・要約します。ScribeAssistは文字起こしも要約もパソコンの中で完結できる点で、方式そのものが違います。その代わり、Windowsのパソコンで使うソフトで、スマホ・タブレットには対応していません。Web会議は、パソコンで再生している音声を文字にする方式です。
| 観点 | ScribeAssist | toruno | YOMEL | LINE WORKS AiNote | Rimo Voice |
|---|---|---|---|---|---|
| 提供元 | アドバンスト・メディア | リコー | PKSHA Infinity | LINE WORKS | Rimo |
| 方式 | パソコン内で完結(スタンドアローン) | クラウド(Windowsの記録アプリ+iPhoneアプリ) | クラウド(Botの入室なし) | クラウド(アプリ録音・Bot参加) | クラウド(Bot自動録画) |
| 料金 | 個別見積もり(同時接続数に応じた定額) | 法人 月30時間9,000円〜(税抜) | 月28,000円(30時間)〜(税抜) | 無料/ソロ月1,440円〜/チーム月19,800円〜(税抜) | 月1,650円〜(税込)、法人は要見積り |
他社の列は、各製品ページに記載の確認時点の内容です。
同じAmiVoiceの認識をクラウドで手軽に使いたいならtoruno、普段の会議ツールのまま利用時間で契約したいならYOMEL、無料から試せる議事録ツールならLINE WORKS AiNoteやRimo Voiceが比較の対象になります。会議の音声を外部に出せないこと、LGWANで使えることが条件なら、ScribeAssistが有力な選択肢です。
よくある質問(FAQ)
Q. インターネットにつながっていなくても使えますか? A. 使えます。文字起こし・編集・スタンドアローン要約はオフラインで動きます。クラウド要約と議事録エディタを使う場合だけ、インターネット接続が必要です。
Q. 料金はいくらですか? A. オープン価格で、基本料金・ライセンス料金とも個別見積もりです。ライセンス料金は最大同時接続数で変わり、AI要約の利用料はライセンス料金に含まれます。初期費用はかかりません。
Q. 無料で試せますか? A. 14日間のトライアルがあります。公式サイトの問い合わせから申し込みます。
Q. Web会議でも使えますか? A. 使えます。パソコンで再生している音声を文字にするので、Zoom・Microsoft Teams・Google Meet など、どのWeb会議ツールでも使えます。
Q. スマホやタブレットで使えますか? A. ScribeAssistは対応していません(Windowsのパソコン用です)。iPhone・iPadで使いたい場合は、クラウド型の姉妹製品 ProVoXT がiOSアプリに対応しています。
Q. 翻訳はできますか? A. ScribeAssistは翻訳に対応していません。リアルタイム翻訳が必要な場合は、ProVoXT が翻訳機能を備えています。
本ページの情報は2026年10月時点で公式サイトに公開されている内容にもとづきます。最新の仕様・料金は公式サイトをご確認ください。


