
スマリー
Sumarii
の使い方・機能・解決する業務課題
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Sumarii(スマリー)とは?
日本語の話し言葉に特化したAI文字起こし・議事録サービス。マイク録音、音声・動画ファイル、メディアURL、Zoom/Google Meet/Microsoft Teamsへの会議ボット招待に対応し、話者ラベルとタイムスタンプ付きの文字起こしからテンプレート付きAI要約までを1画面で完結できます。自信度の低い語句を一覧表示する「確認が必要な語」やAIチャットでの自然言語修正により、固有名詞の崩れをその場で直せるのが特徴。音声・文字起こし・議事録は日本国内に保管し、AIの学習には使用しません(ゼロ保持)。毎月3時間まではクレジットカード不要の無料枠で全機能を試せます。
解決する業務課題
「Sumarii」のサービス詳細
Sumariiとは
Sumariiは、日本語の話し言葉に特化したAI文字起こし・議事録サービスです。会議の音声を話者ごとに分けて記録し、要約・メモ・発話分析・AIチャットまでを同じ画面の中で完結させます。

出典: Sumarii 公式サイト(以下の画面画像も同様)
カード登録不要
全プラン共通
30時間/月
このジャンルのツールは数多くありますが、Sumariiが起点に置いているのは「要約の賢さ」ではなく単語の正しさです。開発者は、既存の文字起こしサービスを10以上試したうえで、固有名詞が崩れる・話者が入れ替わる・要約が無難すぎてそのままでは提出できない、という同じ壁に繰り返し突き当たったことを開発の動機として挙げています。そこで文字起こしの精度から作り直し、間違いをその場で直せる導線と、要約から共有までを1画面に収める構成を採ったのがこのサービスです。
2026年3月に最初の機能が公開された、新しいサービスです。会議ボット録音(2026年4月)、全セッション検索(5月)、デスクトップアプリ(6月)、チームワークスペース(7月)と短い間隔で機能が追加され続けており、現在も開発のペースは速い状態にあります。
単語が崩れると、要約も崩れる
文字起こしの一語の聞き間違いは、要約の段階で「事実」として確定してしまいます。「廃止の方向で進めます」が「廃止の方向で合意」と書かれた議事録は、あとから読む人には検証しようがありません。Sumariiが精度を最優先に置いているのはこのためです。
公式サイトでは同じ音声を一般的なAI文字起こしとSumariiで処理した結果を聴き比べられます。そこで挙げられている誤認識の例が次のものです。崩れているのが、いずれもビジネス会話に固有の言い回しである点に注目してください。
一般的なAI文字起こし
- 10期納聞についてレビューを実施中
- 現時点で出見中7件完了していて
- 講習中に全て完了する予定
- ホコーリハビリロボットを導入しました
- そしてキムマネージャーさんも
Sumarii
- 10機能分についてレビューを実施中
- 現時点で10件中7件完了していて
- 今週中に全て完了する予定
- 歩行リハビリロボットを導入しました
- そしてケアマネージャーさんも
「10期納聞」と書かれた議事録は、読んだ人が誤りに気づけません。一方「10機能分」と正しく取れていれば、要約も検索もその上に積み上がります。
自信のない語は、一覧で潰す
精度をどれだけ上げても、固有名詞や社内用語の誤変換をゼロにはできません。Sumariiはそこを人が直す前提で設計されています。
AIが自信を持てなかった語句は「確認が必要な語」として一覧表示されます。全文を読み返して誤りを探すのではなく、怪しい箇所だけを見せて直させる、という順序になっているのが実務上の効きどころです。
- 残件数が表示され、上から順に潰していける
- 各語について「これで正しい」と確定するか、その場でスペルを修正できる
- 頻出する固有名詞・専門用語はカスタム語彙に登録すると、次回以降の精度が上がる

一本の音声を、5つの画面で
同じセッションを、用途に応じてタブで切り替えて扱います。文字起こしと要約が別ツールに分かれていないため、貼り付けて整え直す工程が発生しません。
文字起こしは話者ラベルとタイムスタンプ付きで、再生に合わせて単語単位でハイライトされます。行をクリックすればその位置から音声が流れ、原文の下には翻訳を併記できます。
要約は概要・参加者・議題・決定事項といった構成のMarkdownを自動生成します。テンプレートは会議・講義・商談など用途別に選べ、編集も再生成も可能です。
メモはAI要約とは別枠の個人用で、録音中でも書けます。AIが書いたものと自分が書いたものが混ざりません。

インサイトは発話時間・話速・質問数・ターン数を話者ごとに集計します。「特定の人ばかり話していて議論が偏っている」といった指摘までAIが添えるため、議事録というより会議そのものの振り返りに使えます。
AIチャットはセッションの内容について質問できる機能です。単一のセッションだけでなく、ワークスペース内の全セッションを横断して「最近のセッションで何を話した?」と聞けます。話者名・文字起こし・要約・翻訳をチャットから自然言語で修正することも可能です。

使い方
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無料で始める
公式サイトからサインアップします。クレジットカードの登録は不要で、毎月3時間の文字起こしとAI機能を無料で使えます。メール/Google/Microsoftのいずれでもログインできます。
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音声を取り込む
マイク録音、音声・動画ファイル、メディアURL、Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsへの会議ボット招待の4通りに対応します。
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文字起こしを整える
話者の自動命名で「話者1」を実名に一括変更し、「確認が必要な語」で誤変換を潰します。社内用語はカスタム語彙に登録します。
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要約する・聞く
テンプレートを選んでAI要約を生成し、必要ならチャットで修正を指示します。分からない点はAIチャットに聞けます。
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共有・書き出す
閲覧用の共有リンクを発行するか、txt / Word / Excel / CSV / SRT / 音声としてエクスポートします。
対応する入力・出力・環境
| 区分 | 対応内容 |
|---|---|
| 入力 | マイク録音/音声・動画ファイル(mp3・m4a・wav・mp4 ほか)/メディアURL/会議ボット招待(Zoom・Google Meet・Microsoft Teams) |
| 1本あたりの上限 | 最大5時間(全プラン共通) |
| 言語 | 99言語(自動判別)。日本語・英語・中国語・韓国語・アラビア語など |
| 出力 | txt/Word/Excel/CSV/SRT/音声ファイル |
| 対応環境 | Webアプリ/デスクトップアプリ(Windows・macOS) |
モバイルアプリは提供されていません。スマートフォンから使う場合はWebアプリ経由になります。
このほか、ベクトル検索とキーワード検索を組み合わせたセッション横断検索、タグ・フォルダによる整理、最大50件までの編集履歴と差分・復元、全文翻訳、要約の前提を使い回すセッションコンテキスト、2つのタブを並べる分割表示、会議に入るボットの表示名・壁紙のカスタマイズ、チームワークスペース(セッションと辞書の共有、利用量のプール)が用意されています。
他ツールとの違い
公式サイトでは、議事録用途で使うときの差分を次のように整理しています。
| 観点 | Sumarii | チャットAI(ChatGPT・Geminiなど) | 会議アプリ内蔵機能 | 無料ツール(ボイスメモ・Whisperなど) |
|---|---|---|---|---|
| 入力方法 | マイク・ファイル・URL・会議ボット | テキスト貼り付けのみ | ライブ会議のみ | マイクかローカルファイル |
| 話者分離 | 自動分離+あとから名前変更 | 非対応 | 参加者名の紐づけ程度 | 非対応 |
| カスタム語彙 | 固有名詞・専門用語を登録 | 毎回プロンプトで指定 | 非対応 | 非対応 |
| 要約テンプレート | 既製+自作 | カスタムGPT / Gem で代用 | 有料の自動要約程度 | 非対応 |
| 横断検索・チャット | 全セッションを横断して質問・検索 | チャット履歴のみ | 自社内の会議データのみ | ファイル単位の検索のみ |
料金
料金は「文字起こし時間」と「AIトークン」の2軸で決まります。表示はすべて税込です。
| プラン | 月額 | 年額 | 文字起こし | AIトークン |
|---|---|---|---|---|
| Free | ¥0 | — | 3時間 / 月 | 50万トークン / 月 |
| Pro | ¥1,980 | ¥19,800 | 30時間 / 月 | 500万トークン / 月 |
| Team | ¥3,980 / シート | ¥39,800 / シート | 50時間 / シート / 月(合算) | 800万トークン / シート / 月(合算) |
- Freeでも機能制限がありません。AI要約・チャット・翻訳・エクスポートまで、時間とトークンの範囲内で全機能を使えます
- 年額は月額の10か月分(2か月分お得)です
- Teamは最低2シートから。メンバー招待、セッション共有、共有ワークスペース辞書が加わります
- 文字起こし時間は毎月リセットされます。月額プランはいつでも解約できます
- 決済はクレジットカード(決済代行はStripe)です
議事録ツールは月数千円〜数万円の法人契約が中心のジャンルなので、個人が月1,980円で30時間使えるという価格帯は珍しい部類に入ります。
セキュリティとデータの扱い
- 日本国内保管: 会議音声・文字起こし・議事録は日本に保管されます
- AI学習に不使用(ゼロ保持): 内容は運営・委託先いずれのモデル学習にも使われません。要約・チャットに使うGoogle Geminiもゼロ保持条件で、処理後にデータを残しません
- 暗号化: 通信はHTTPS、保存データは暗号化して格納。音声は短寿命の署名付きリンクからのみ取得できます
- アクセス制御: ワークスペース単位での分離(行レベルセキュリティ)、任意のTOTPによる多要素認証に対応
- 削除: ゴミ箱(復元可能)→完全削除(即時破棄、7日以内にバックアップからも消去)→アカウント削除の3段階
- サブプロセッサを公開: Supabase(DB・日本)、Akamai Linode(音声・日本)、Google Gemini、Cloudflare、Resend、Stripe
一方で、ISO/IEC 27001やSOC 2といった第三者認証は取得していません。情報セキュリティ部門の審査で認証の有無が要件になる組織では、この点が判断材料になります。
つくっている人
Sumariiは、Onur Usluca氏(@onur_usluca)が日本で開発しているサービスです。日本語の会議を実際に回しながら、必要になった機能を使う場面から決めていく、という進め方が公開されています。
特定商取引法に基づく表示上の事業者名は「Sumarii」で、代表者名・所在地・電話番号は請求に応じて開示される形式です。問い合わせ窓口は help@sumarii.com。

よくある質問(FAQ)
Q. 無料でどこまで使えますか?
毎月3時間の文字起こしと50万AIトークンの範囲で、AI要約・チャット・翻訳・エクスポートを含む全機能を使えます。クレジットカードの登録は不要です。
Q. Zoomなどの会議に対応していますか?
対応しています。Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsの会議にボットを招待して録音できます。ボットの表示名や壁紙も設定できます。
Q. 日本語以外にも対応していますか?
99言語に対応し、言語は自動判別されます。原文の下に翻訳を併記したり、全文をまとめて別言語に翻訳したりできます。
Q. 話した内容がAIの学習に使われませんか?
使われません。音声・文字起こし・メモは運営・委託先いずれのモデル学習にも使用されず、要約・チャットに使うGoogle Geminiもゼロ保持条件で処理後にデータを残しません。データの保管先は日本です。
Q. スマートフォンアプリはありますか?
専用アプリはありません。Webアプリとデスクトップアプリ(Windows・macOS)で提供されています。
Q. 1回にどのくらいの長さを扱えますか?
全プラン共通で1本あたり最大5時間です。
関連するツール
会議の文字起こし・議事録の分野では、次のツールとの比較が実際的です。
- 国内での導入実績の多さで選ぶならNotta
- 会議前後の業務やCRM連携まで自動化したいならOtolio
- 自分で取ったメモとAI議事録を組み合わせたいならGranola
- 英語の会議が中心ならOtter AI
筆者から: 本記事を書くにあたって、筆者も実際にSumariiを使って会議の文字起こしと議事録作成を試しました。日本語の文字起こしの精度が高く、操作性も良かったので、会議の議事録に悩んでいる方にはおすすめできるツールです。
まずは無料枠で、自分の会議の音声をそのまま入れて精度を確かめるのが早い判断方法です。




