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LINE WORKS AiNote

ラインワークス エーアイノート
LINE WORKS AiNote
の使い方・機能・解決する業務課題

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LINE WORKS AiNote(ラインワークス エーアイノート)とは?

LINE WORKS株式会社が提供するAI議事録・文字起こしツール。対面の会議はアプリで録音し、Zoom・Teams・Google Meet・Webex・LINE WORKS の会議にはBotが参加して、話者分離つきの文字起こしとテンプレートに沿ったAI要約までを行う。「CLOVA Note β」の正式版で、無料のフリー、個人向けソロ月1,440円〜、組織向けチーム月19,800円〜(年額契約・税抜)。

解決する業務課題

「LINE WORKS AiNote」のサービス詳細

LINE WORKS AiNoteとは

LINE WORKS AiNote(ラインワークス エーアイノート)は、ビジネスチャット「LINE WORKS」を提供する LINE WORKS株式会社のAI議事録・文字起こしツールです。会議の音声を文字に起こし、誰が話したかを聞き分け、会議の目的に合わせたテンプレートで要約し、リンクで関係者に共有するところまでを1つのサービスで行います。

もとは個人向けに無料で提供されていた「CLOVA Note β」で、登録者が100万人を超えたのち、2024年11月に正式版の LINE WORKS AiNote として提供が始まりました。CLOVA Note β は2025年2月4日にノート作成などの機能が制限され、AiNote へのデータ移行サービスに切り替わっています(同年7月末にサービス終了)。

公式サイトが挙げる売りは、1時間の会議を約1分で文字起こしする速さ、国際コンペティションで世界3位になった話者分離の技術、そして自社開発による低価格です。有償版は提供開始から1年で2,900社以上に導入されています(2026年5月の発表)。

提供元
LINE WORKS株式会社(東京都渋谷区)
録音の方法
アプリ・ブラウザでの録音/音声ファイルの読み込み/Web会議へのBot参加(Zoom・Microsoft Teams・Webex・Google Meet・LINE WORKS)
対応言語
日本語・英語・韓国語・中国語(簡体字・繁体字)
料金
フリー0円/ソロ月1,440円/チーム月19,800円/ビジネス月54,000円/エンタープライズ月162,000円(年額契約・税抜)
無償トライアル
企業向けプラン(チーム・ビジネス・エンタープライズ)で30日間

録った会議が、話者つきの文字になって返ってくる

AiNote の中心は、録音した会議を話者ごとに分けた文字起こしにすることです。発言には話者名と時刻が付き、音声記録の画面では参加者ごとの会話率や主要キーワードも確認できます。

話者を分ける技術(話者分離)は、国際コンペティション「DIHARD3」(2021年)で世界3位になったものだと公式サイトは説明しています。

企業向けプランではさらに、録音中に誰が話しているかを AI が特定する話者の自動識別が使えます。対象は、組織内で音声情報を登録したメンバーです。組織外の参加者は、プライバシー保護のため音声情報を登録できず、自動識別の対象外になります。

社名・製品名・専門用語はよく使う単語に登録しておくと認識されやすくなります。登録はメンバー1人につき言語ごとに最大1,000個、管理者がテナント全体に言語ごとに最大1,000個です。

LINE WORKS AiNote の音声記録画面。山本隆さんと田中正志さんの発言が、顔アイコン・名前・経過時間(00:10、00:20)付きで分かれて表示され、再生中の箇所が緑色でハイライトされている
話者名と時刻つきの文字起こし。再生中の箇所がハイライトされる

出典: LINE WORKS AiNote 公式サイト(以下の画面画像も同様)

会議の種類ごとに、要約の型を決めておける

AI要約は、会議の目的に合わせた用途別のテンプレートを選ぶか、必要な見出しを自分で決めたカスタムテンプレートを作って使います。公式サイトの画面では「意思決定会議」「進捗状況の確認」「商談内容の整理」といったテンプレートが並んでいます。

同じテンプレートを使い続ければ、議事録の担当者が変わっても同じ構成で要点が残る、というのが公式の説明です。定例会議・商談・委員会など、毎回同じ項目を確認したい会議に向いています。

AI要約には回数の上限があり、ソロは月12回、チームは月120回、ビジネスは月360回、エンタープライズは月1,200回です。フリープランでは使えません。

LINE WORKS AiNote の要約テンプレート選択画面。「AIおまかせ要約」の下に「意思決定会議」「進捗状況の確認」「商談内容の整理」の3つのテンプレートが並び、下に青い「要約」ボタンがある
要約テンプレートの選択画面

過去の会議を、発言から探し直せる

作成したノートはリンクで関係者に共有でき、LINE WORKS とも連携します。蓄積したノートは発言内容で検索できるので、「あの件は前回どう決めたか」を議事録を開き直さずに確かめられます。

右の画面は「パンフレット」で検索した例で、該当する発言がハイライトされて並びます。

ノートにはブックマーク・メモ・ハイライトを付けられ、カレンダーの予定を取り込んでノートを作ることもできます(ヘルプセンターのユーザー向けガイドより)。

LINE WORKS AiNote のノート画面「LINEWORKSビル建設プロジェクト」。検索欄に「パンフレット」と入力され、音声記録の中の「パンフレット」という語がオレンジ色でハイライトされている
発言内容での検索。該当語がハイライトされる

機能

01記録する

対面・オンラインのどちらの会議にも対応し、同じ会議に対面とオンラインの参加者が混ざっていても文字起こしできます。

  • 録音 — スマートフォンのアプリ(iOS・Android)やブラウザで録音。1アカウントで使えるモバイル端末は最大2台
  • Web会議の録音 — 会議の URL を入れると AiNote の Bot が Zoom・Microsoft Teams・Webex・Google Meet・LINE WORKS の会議に参加して録音(ソロ以上。フリープランでは使えない)
  • 音声データから記録作成 — 録音ファイル(.m4a・.mp3・.aac・.amr・.wav)を読み込んでノートを作成
  • 1回あたりの文字起こし時間 — フリー60分、ソロ180分、企業向けプラン360分まで

02文字にする・まとめる

  • 文字起こし・話者分離 — 話者ごとに分けて文字起こし
  • 話者の自動識別 — 音声情報を登録した組織内のメンバーを AI が特定(企業向けプランのみ)
  • AI要約 — 用途別テンプレートとカスタムテンプレート。要約の言語も設定できる
  • よく使う単語 — 専門用語・固有名詞を登録して認識を補う
  • 対象言語 — 日本語・英語・韓国語・中国語(簡体字・繁体字)から選ぶ。1つの会議で複数の言語が混ざる場合には未対応(2026年10月時点)

03共有する・つなぐ

  • ノートの共有 — リンクのコピー・共有で関係者に展開
  • LINE WORKS との連携 — 同じ LINE WORKS のサービス環境で利用
  • API — 議事録データを自社のシステムに連携(チームプラン以上。連携の開発・設定は利用者側で行う)

04管理する・守る

  • 管理機能 — メンバー・組織の管理、ノートの検索・削除、録音・編集・共有の機能制限、利用統計(メンバー別・組織別)、監査・ログ
  • セキュリティ — シングルサインオン(SSO)、2段階認証、ネットワーク管理、モバイルアプリの機能制限(スクリーンショット管理・ファイルのアップロード/ダウンロード制限など)
  • 第三者認証 — ISO/IEC 27001・27017・27018・27701、SOC2/SOC3 を取得
  • データの学習利用 — 有償プランでは録音データを AI の学習に使わない。フリープランは学習に使う場合がある

使い方

  1. LINE WORKS のサービス環境を開設する AiNote は、アプリを入れるだけでは使い始められません。個人で使う場合も、LINE WORKS プラットフォームの開設と、管理者画面での AiNote の契約が必要です。フリープランはパソコンのフォームから、またはスマートフォンのアプリで「サービス環境の作成」から開設します。企業向けプランは、無償トライアルか申込みのフォームから申し込むと、申込書のやり取りを経て5営業日以内に環境が用意されます。
  2. よく使う単語と対象言語を設定する 社名・製品名・業界用語を「よく使う単語」に登録し、会議の言語を「対象言語」で選んでおきます。企業向けプランで話者の自動識別を使う場合は、メンバーの音声情報も登録します。
  3. 会議を録音する 対面の会議はスマートフォンのアプリやブラウザで録音します。オンライン会議は「Web会議の録音」で会議の URL を入れ、Bot を参加させます。録音済みのファイルを読み込んでも構いません。
  4. 文字起こしを確かめ、要約する 文字起こしが終わったら、話者と内容を確認し、必要なら編集します。会議に合ったテンプレートを選んで AI要約を作ります。
  5. 共有する ノートのリンクを関係者に共有します。チームプラン以上なら、API で社内のシステムに議事録データを連携することもできます。

Web会議の録音は、Zoom などの会議サービスと連携して動く仕組みのため、相手側の仕様変更にあわせた対応期間中は「一時的に利用不可」と表示されることがあります。その間は、スマートフォンをスピーカーの近くに置いてアプリで録音する方法が案内されています(ヘルプセンターより)。

料金

2026年10月16日時点の公式サイトの料金です。表示はすべて税抜です。年額契約の月あたりの金額と、月額契約の金額があります。

企業向けプラン(利用人数は無制限。文字起こし時間とAI要約の回数は、サービス環境のメンバー全員で共有)

プラン年額契約(月あたり)月額契約文字起こし時間/月AI要約/月データの保管期間
チーム19,800円22,000円6,000分(100時間)120回5年間
ビジネス54,000円60,000円18,000分(300時間)360回5年間
エンタープライズ162,000円180,000円60,000分(1,000時間)1,200回5年間

企業向けプランは、いずれも話者の自動識別・Web会議の録音・API が使え、録音データは学習に使われません。チームプラン以上は、専門のカスタマーサクセスが導入初期から活用まで支援します。エンタープライズプランは、パートナー経由か請求書払いでの契約のみです。

個人・小規模向けプラン

プラン年額契約(月あたり)月額契約文字起こし時間/月AI要約/月Web会議の録音利用人数データの学習利用保管期間
フリー0円0円300分なしなし最大30人あり1年間
ソロ1,440円1,600円600分12回あり1人(または少人数)なし3年間

追加オプション(文字起こし100分+AI要約2回。ソロと企業向けプランで購入可)

買い方金額(税抜)
毎月追加(年額契約。解約は年単位)360円/月
毎月追加(月額契約。解約は月単位)400円/月
単月追加(必要な月だけ)440円/月
  • 年額契約は月額契約より割安ですが、契約期間の途中で解約すると、満了日までの残りの月数分の精算が必要です。
  • 企業向けプランの無償トライアルは30日間です。すでにフリープランを使っている場合や、過去にトライアルをした場合は利用できません。
  • 有償プランでは、管理者向けのメールサポート(平日9:00〜18:00の対応、受付は24時間)を利用できます。

導入実績と評判

有償版は、提供開始から1年で2,900社以上に導入されています(2026年5月21日の発表)。同じ発表で、「ITreview Best Software in Japan 2026」の Rookie of the Year 部門で3位に選ばれたことも公表されています。この部門は、2024年以降にリリースされた製品のうち、利用者から高い評価を多く受けたものが選ばれるものです。

日本の App Store では、アプリ「LINE WORKS AiNote - 文字起こし・議事録」が5点満点中4.5(評価4,833件、2026年10月16日時点)です。

公式サイトでは、業種の違う3つの導入事例が紹介されています。

01医療:議事録の作成時間を約3分の1に

社会福祉法人 函館厚生院 函館五稜郭病院(北海道函館市)では、重要な会議の発言を正確に記録する必要があり、1時間ほどの会議でも議事録の完成までに15時間以上かかることがありました。AiNote の導入で、最大15〜16時間かかっていた作成時間が約3分の1に短縮されたとしています。

02ビルメンテナンス:5社を比べて選定

株式会社ハリマビステムは、5社のAI議事録ツールを操作性・処理速度・コスト・セキュリティの観点で比較・検証し、文字起こしのスピードと、シングルサインオン(SSO)に対応した運用環境を決め手に AiNote を選んでいます。

03自動車販売:「議論に集中できる会議」へ

三重トヨペット株式会社の事例は、議事録作成の負担を大きく減らし、「記録に追われる社内会議」から「議論に集中できる会議」へ変えた取り組みとして紹介されています。

メリット・デメリット

メリット

  • 対面の会議はアプリ、オンライン会議は Bot と、会議の形に合わせて録り方を選べる
  • 話者分離に加え、企業向けプランでは発言者を自動で特定できる
  • 要約のテンプレートを会議の種類ごとに作り、議事録の構成をそろえられる
  • 企業向けプランは利用人数が無制限で、文字起こし時間を組織で共有する料金体系
  • SSO・監査ログ・ISO/IEC 27001 や SOC2 など、法人の情報システム部門が確かめたい項目が公開されている
  • 有償プランでは録音データが AI の学習に使われない
  • 無料のフリープランで精度を試せる

デメリット

  • 個人で使う場合も LINE WORKS のサービス環境の開設が必要で、アプリを入れてすぐには使えない
  • フリープランでは AI要約と Web会議の録音が使えず、録音データが学習に使われる場合がある
  • 1つの会議で複数の言語が混ざる場合には対応していない(2026年10月時点)
  • 対応言語は日本語・英語・韓国語・中国語の4言語(5種類)に限られる
  • 企業向けプランの最安は月19,800円(年額契約・税抜)からで、数人で使うには割高になりうる
  • Web会議の録音は、連携先の会議サービスの仕様変更にともない一時的に使えなくなることがある

LINE WORKS AiNoteと他のAI議事録ツールの違い

製品主な特徴向いている場面
LINE WORKS AiNoteLINE WORKS の議事録ツール。話者の自動識別、要約テンプレート、人数無制限の企業向けプラン部署・全社で議事録の作り方をそろえたい。LINE WORKS を使っている
Notta日本語に強い文字起こし・議事録サービス。Web会議連携やファイル取り込みに対応個人やチームで、会議やインタビューの文字起こしを手軽に始めたい
Rimo Voice日本語特化の国産AI議事録。Bot での自動録画から要約まで日本語の会議・取材を、チームで編集・共有したい
Sumarii日本語の話し言葉に特化。自信度の低い語句を一覧で確認できる文字起こしの誤りを効率よく直したい
PLAUD専用のAIボイスレコーダーとアプリで文字起こし・要約スマホとは別の専用機で、対面の会話や通話を録りたい

組織でまとめて導入し、管理やセキュリティの要件を満たしたいなら AiNote、個人や少人数で手軽に始めたいなら Notta や Rimo Voice、文字起こしの修正作業を減らしたいなら Sumarii が候補になります。

よくある質問

Q. LINE WORKS AiNoteは無料で使えますか。 はい。フリープランは0円で、月300分まで文字起こしでき、最大30人で使えます。ただし AI要約と Web会議の録音は使えず、1回の文字起こしは60分まで、録音データは AI の学習に使われる場合があります。

Q. LINE WORKS を契約していなくても使えますか。 使えます。ただし、個人で使う場合も含めて LINE WORKS プラットフォームの開設が必要で、その管理者画面で AiNote を契約します。すでに LINE WORKS ファミリー製品を使っている場合は、管理者画面からトライアルや申込みができます。

Q. CLOVA Noteとの違いは何ですか。 LINE WORKS AiNote は「CLOVA Note β」の正式版です。CLOVA Note β は2025年2月4日にノート作成などの機能が制限され、同年7月末に終了しました。AiNote へのデータ移行サービスが用意されています。

Q. Zoom や Teams の会議を録音できますか。 できます。「Web会議の録音」で、Zoom・Microsoft Teams・Webex・Google Meet・LINE WORKS の会議に AiNote の Bot が参加して録音します。この機能はソロプラン以上で使え、フリープランでは使えません。

Q. 英語や中国語の会議にも使えますか。 日本語・英語・韓国語・中国語(簡体字・繁体字)に対応しています。会議ごとに「対象言語」を選んで文字起こしします。1つの会議で複数の言語が混ざる場合には、2026年10月時点では対応していません。


本ページの情報は2026年10月時点で LINE WORKS AiNote の公式サイト・ヘルプセンター・プレスリリースに公開されている内容にもとづきます。機能・料金は変更されることがあるため、最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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