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ディープシーク
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DeepSeek(ディープシーク)とは?

DeepSeek(ディープシーク)は、中国・杭州の深度求索が開発するオープンな大規模言語モデル(LLM)と、それを使ったAIチャット・APIサービスです。2026年10月17日から現行モデルはDeepSeek-V4.1-Flash-1017で、重みはMITライセンスで公開。チャットはWeb版・アプリで使え、APIは100万トークンの長文脈・画像入力・思考モード・OpenAI/Anthropic互換に対応し、ピーク時間帯以外は半額の従量課金です。大型のV4-ProやWeb検索のSearch/Fetch APIも提供しています。

解決する業務課題

「DeepSeek」のサービス詳細

DeepSeekとは

DeepSeek(ディープシーク)は、中国・杭州の深度求索(DeepSeek)が開発するオープンな大規模言語モデル(LLM)と、それを使ったAIチャット・APIサービスです。Web版・スマホアプリのチャットで最新モデルを使えるほか、開発者向けのAPI開放プラットフォームを通じて、高い性能を低価格で利用できるのが特徴です。主力モデルの重みをオープンに公開してきたことで、世界的に注目を集めています。

2026年10月17日には、現行モデルがDeepSeek-V4.1-Flash-1017に更新されました。Web版・アプリ・APIが同日に切り替わり、重みはMITライセンスでHugging Faceに公開されています。詳しくはDeepSeek-V4.1-Flash-1017とはで解説しています。

DeepSeek公式サイト。「deepseek 探索未至之境」の見出しと、無料チャット(开始对话)・API開放プラットフォームへの導線(2026年8月時点の画面)

引用元: DeepSeek公式サイト(2026年8月時点の画面)

提供元
深度求索(DeepSeek/中国・杭州)
分類
大規模言語モデル(LLM)/AIチャット・API
現行モデル
DeepSeek-V4.1-Flash-1017(API名 deepseek-flash)/DeepSeek-V4-Pro-0813(API名 deepseek-v4-pro)
コンテキスト長
100万トークン(最大出力384K)
ライセンス
V4.1-Flash-1017の重みはMITライセンスで公開
料金
チャットは有料プランの案内なし。APIは従量課金(下記)

現行モデル

2026年10月時点のAPIで選べるモデルは、deepseek-flashとdeepseek-v4-proの2つです。どちらも100万トークンの長文脈に対応し、思考(Thinking)モード(既定)と非思考モードを切り替えられます。

01DeepSeek-V4.1-Flash-1017(deepseek-flash)

現行の主力。2026年9月10日公開のV4.1-Flashの小改良版として、10月17日に公開されました。画像を入力できるマルチモーダルのMoEモデルで、公式モデルカードではバックボーン552B・1トークンあたりの活性化パラメータは8B(プレフィル)/16B(デコード)と説明されています。コード修正ベンチマークDeepSWE v1.1で77.0(DeepSeekの自己申告)と、前版の74.2から伸びています。

02DeepSeek-V4-Pro-0813(deepseek-v4-pro)

2026年8月13日に正式版になった第4世代の大型モデル(バックボーン1.6T)。V4.1-Flashの公開時に、9月14日以降もAPIの提供を続けると公式に案内されています。画像入力(Vision)には対応していません。

03V3.2/V3.1/R1/V3 ほか

汎用のV3系、推論特化のR1など、過去の世代のモデルも研究成果として公開されています。旧API名のdeepseek-v4-flash・deepseek-v4-flash-vision-expは受け付けられますが、モデル自体は提供を終え、V4.1-Flash-1017で処理されます。

使い方

チャットで使う方法と、開発者向けのAPIの2通りがあります。重みを自分のサーバーで動かすこともできます。

STEP 01

チャットで試す

Web版(chat.deepseek.com)やアプリに登録して対話。10月17日からV4.1-Flash-1017で動いています。

STEP 02

APIキーを取得

API開放プラットフォームで残高をチャージし、キーを発行する。

STEP 03

モデル名を指定して呼び出す

model に deepseek-flash を指定。OpenAI形式・Anthropic形式のどちらでも呼べる。

APIはOpenAI互換のため、既存のOpenAI向けコードのエンドポイントを差し替えるだけで移行しやすいのが利点です。公式ドキュメントにはClaude Code・Codex・OpenCodeなどから使うための設定手順もあります。

主な機能

01思考モードとAgent能力

思考モードを標準搭載し、複雑な課題を段階的に解きます。V4.1-Flash-1017は、コード修正やターミナル操作などのエージェント系ベンチマークで前版から伸び、タスクの実行時間と出力の長さも短くなったと公式は説明しています。

02100万トークンの長文脈と画像入力

大量のドキュメントやコードをまとめて読み込み、最大384Kトークンまで出力できます。deepseek-flashは画像入力(Vision)にも対応します。

03Search/Fetch API

2026年10月17日に、自社の検索エンジンを使うWeb検索(Search)とページ取得(Fetch)のAPIを公開しました。取得したページはMarkdownに変換して返されます。

04開発者フレンドリーなAPI

OpenAI形式・Anthropic形式の両方に対応。Tool Calls、JSON出力、Responses API、Context Cachingなどを備え、キャッシュヒット時は入力料金が大幅に下がります。

料金

Web版・アプリのチャットに有料プランの案内はなく、料金が設定されているのはAPIです。APIはトークン量に応じた従量課金で、時間帯によって単価が2倍違います(2026年10月18日時点・米ドル。円は1ドル=158.0円で換算した目安)。

モデル時間帯入力(キャッシュヒット)入力(キャッシュミス)出力
deepseek-flashオフピーク$0.003(約0.5円)$0.15(約24円)$0.6(約95円)
deepseek-flashピーク$0.006(約0.9円)$0.3(約47円)$1.2(約190円)
deepseek-v4-proオフピーク$0.022(約3.5円)$0.66(約104円)$1.98(約313円)
deepseek-v4-proピーク$0.044(約7.0円)$1.32(約209円)$3.96(約626円)

100万トークンあたり。出典: DeepSeek API 料金ページ。円換算は1ドル=158.0円(2026年10月16日の欧州中央銀行の参照レートから算出)。

ピーク時間帯は、UTCで平日の01:00〜04:00と06:00〜10:00です。日本時間では平日の10時〜13時と15時〜19時にあたります。それ以外の時間帯と、土日・中国の祝日は終日オフピーク(ピークの半額)です。

API料金
Search(Web検索)成功した1,000回あたり $0.75(約119円)
Fetch(ページ取得)成功した1,000回あたり $0.75(約119円)

DeepSeek Harness・Claude Code・Codex経由のSearch/Fetchは、いまは無料です。これらのツールからDeepSeekのAPIを使うとサーバー側で検索・取得が呼ばれますが、その分は北京時間2026年11月1日0時(日本時間11月1日1時)から課金が始まります。料金は残高(チャージ分・付与分)から差し引かれる前払い方式です。最新の単価はAPI料金ページで必ずご確認ください。

他のLLMとの違い

DeepSeekの持ち味は、高性能なモデルを、オープンかつ低価格で提供している点です。100万トークンの長文脈と思考モードを備えつつ、API単価は主要な海外のプロプライエタリなモデルより大幅に安い水準です。

観点DeepSeek主な海外LLM
提供元深度求索(中国)OpenAI/Anthropic/Google など
価格低価格(従量・時間帯割引・キャッシュ割引)相対的に高め
公開性重みをMITライセンスなどで公開クローズドが中心
互換性OpenAI/Anthropic形式に対応各社独自+一部互換

汎用チャットとしては ChatGPT、Claude、Gemini が競合にあたり、同じくオープン志向の中国発モデルとしては Qwen・Kimi が近い立ち位置です。コストを抑えつつ高性能なモデルをAPIで使いたい開発者に、DeepSeekは有力な選択肢です。

よくある質問(FAQ)

Q. DeepSeekは無料で使えますか?

Web版・アプリのチャットに有料プランの案内はありません。料金がかかるのはAPIの利用で、トークン量に応じた従量課金です。

Q. 現在の最新モデルは?

2026年10月17日公開のDeepSeek-V4.1-Flash-1017です。Web版・アプリ・API(deepseek-flash)が同日に切り替わりました。大型のV4-Pro(deepseek-v4-pro)もAPIで引き続き使えます。

Q. 商用利用できますか?

V4.1-Flash-1017のリポジトリと重みはMITライセンスで、商用利用・改変・再配布ができます(著作権表示とライセンス文の同梱が条件)。チャット・APIの出力については、利用規約で権利が利用者に移ると定められています。

Q. データはどう扱われますか?

提供元は中国企業(深度求索)です。プライバシーポリシーでは、収集した情報を中華人民共和国にあるサーバーに保存するとしており、利用規約の準拠法は中国本土の法律です。入力をモデルの訓練に使うことを拒否する権利も定められています。機微な情報を扱う場合は、公開された重みを自社の環境で動かす(入力が外部に送られない)方法も選べます。

Q. 既存のOpenAI向けコードから移行できますか?

できます。APIはOpenAI形式に対応しており、エンドポイントとAPIキーを差し替える形で移行しやすい設計です。


本ページの情報は2026年10月18日時点で公式サイト・API公式ドキュメント・Hugging Faceのモデルカードに公開されている内容にもとづきます。モデル・料金は変更されることがあるため、最新はDeepSeek公式サイトでご確認ください。

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