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ディア
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の使い方・機能・解決する業務課題

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Dia(ディア)とは?

Arcを開発した米The Browser Company of New York(2025年10月にAtlassianが買収)のAIブラウザ。Chromiumベースで、開いているタブとSlack・Gmail・Googleカレンダー・Notion・Jiraなどの連携アプリをまたいで質問に答え、予定・受信箱・重要なリンクをまとめる朝の「Morning Brief」、レポートやスライドの作成、繰り返しの依頼を登録する「Skills」を備える。macOS・Windows対応。ブラウザは無料(AI機能なし)で、AIは有料プランのBetter Answers(月10ドル)・Better Days(月100ドル)。新規ユーザーは14日間Better Daysを無料で試せる(カード不要)。画面と公式サイトは英語。

解決する業務課題

「Dia」のサービス詳細

Diaとは

Dia(ディア)は、ブラウザ「Arc」を開発した米国のThe Browser Company of New Yorkが提供するAIブラウザです。開いているタブと、Slack・Gmail・Googleカレンダー・Notion・Jiraなどの連携アプリの内容をまとめて読み、質問への回答・レポートやスライドの作成・朝の予定の整理までをブラウザの中で行います。公式サイトのキャッチコピーは「More than a browser. A better workday.(ブラウザ以上の、よりよい仕事の一日を)」で、仕事での利用を前面に出しています。

The Browser Companyは2025年10月21日にAtlassian(JiraやConfluenceの開発元)による買収が完了し、現在はAtlassianのグループ会社です。Diaのサインインも、Diaのブランドの画面でAtlassianのアカウントの仕組みを使う形になっています。

提供元
The Browser Company of New York, Inc.(米国・ニューヨーク。Atlassianのグループ会社)
対応OS
macOS(2025年10月に一般提供)・Windows(2026年10月にv1.0を公開)
ブラウザエンジン
Chromium(ChromeやEdgeと同じオープンソースのエンジン)
料金
ブラウザは無料(AI機能なし)。AIは Better Answers 月10ドル・Better Days 月100ドル。新規ユーザーは14日間の無料体験あり
言語
公式サイト・ヘルプ・料金ページは英語。日本語への対応は公式に明記されていない

使い方

  1. ダウンロードしてサインインする: 公式サイト(diabrowser.com)からmacOS版かWindows版を無料でダウンロードし、アカウントを作る。2025年10月のmacOS版の一般提供からは、順番待ち(ウェイトリスト)なしで使い始められる
  2. 今のブラウザから移す: ブックマーク・拡張機能・プロフィール・タブ・パスワード・履歴は、主要なブラウザから標準の手順で取り込める(法人向けページのFAQ)
  3. アプリをつなぐ: Slack・Gmail・Googleカレンダー・Googleドライブ・Notion・Jira・Confluence・GitHubなどを連携すると、Diaがそれらの内容も踏まえて答えられるようになる
  4. 聞く・頼む: 開いているタブや連携アプリについて質問したり、レポート・スライドの作成を頼んだりする。よく使う依頼は「Skills」として登録しておける
  5. AIを続けて使うならプランを選ぶ: 新規ユーザーは14日間、上位プランのBetter Daysを無料で試せる(クレジットカード不要)。体験が終わってプランを選ばなければ、AI機能が止まり、ブラウザとしてはそのまま使える

朝いちばんに、予定・受信箱・要るリンクがそろう

Morning Briefは、一日が始まる前に、カレンダー・受信箱・重要なリンクを1か所にまとめて見せる機能です。公式サイトでは「その日に何が待っているかを把握した状態で始められる」と説明されています。有料プランの紹介では「見逃したかもしれないことの、毎日の要約版」とされ、Better Answers以上のプランに含まれます。

会議の前には、Better Meetingsが会議のページ・アジェンダ・メモ・関連資料を開いた状態にし、開始までのカウントダウンを出します。

Diaが作った「The Friday Brief」の画面。日付と時刻の横に絵画の見出し画像があり、その下にその日にやることの要約が並ぶ
Morning Briefの例(出典: Dia公式サイト)

タブとアプリをまたいで聞き、レポートやスライドにする

Diaに質問すると、開いているタブだけでなく、連携したGoogle Workspace・Teams・Slack・Notionなどの内容まで含めて答えます。公式サイトは「すべてのスレッドを見てきた人のように答える」と表現しています。散らばった情報を集めて、共有できるレポートにまとめることもできます。

Diaのチャット画面。「秋のマーケティングサミットの最新の計画を教えて」という依頼に対し、Slackのやり取りや計画書・資料の下書きを参照しながら答えている
連携アプリをまたいで質問に答える画面(出典: Dia公式サイト)

Decksでは、「スライドを作って」と頼むと、見出し・レイアウト・流れのあるスライドを作ります。有料プランの説明でも、Diaに頼める作業として「探す・要約する・下書きする・作る」が挙がっています。

DiaのDecksの画面。左にスライドの一覧、中央に「Introducing Decks」と書かれた表紙のスライドが表示されている
Decksで作ったスライドの画面(出典: Dia公式サイト)

連携できるアプリは公式のアプリ一覧に並んでおり、2026年10月時点ではSlack・Gmail・Googleカレンダー・Googleドライブ・Notion・Jira・Confluence・Amplitude・Granola・Loom・GitHub・LinkedInなどが載っています(料金ページにはMicrosoft OutlookとFigmaのアイコンもあります)。

仕事と私用を混ぜずに、タブを散らかさない

AIを使わない無料のブラウザ部分にも、仕事向けの機能がそろっています。

01整理

  • Profiles — 仕事・副業・私用でタブ・ログイン・AIを分け、スワイプで切り替える
  • Organized Tabs — 関連するタブを「Design Review」「Q2 Planning」のような名前のグループにまとめる
  • Live Work — GitHubやNotionなど、いま作業が動いている場所をタブバーに集め、1クリックで該当のPR・仕様書・下書きを開く

02画面

  • Splits — 会議と資料のように2つのページを並べ、よく使う配置を覚えておく
  • ピクチャー・イン・ピクチャー — 動画を小窓で再生しながら作業する

03プライバシー

  • 広告・トラッキングのブロック — 既定ですべての広告をブロックする
  • 端末間の同期 — 同期するデータはエンドツーエンドで暗号化される

機能

01AI(有料プラン)

  • Chat — 開いているタブ・連携アプリの内容について質問し、探す・要約する・下書きする
  • Morning Brief — 予定・受信箱・重要なリンクを毎朝まとめる
  • レポート・Decks — 散らばった情報をレポートやスライドにする
  • Skills — よく使う依頼を登録して呼び出す。1文で説明すると、名前・アイコン・使う連携ツールまで組み立てる
  • Memory — 好みや文脈を覚えておく(設定で切り替えられる)

02ブラウザ(無料)

  • Profiles・タブグループ — 用途ごとにタブとログインを分ける
  • Splits・ピクチャー・イン・ピクチャー — 画面の分割と動画の小窓表示
  • 広告・トラッキングのブロック — 既定で有効
  • 端末間の同期 — エンドツーエンド暗号化

03法人向け

  • SSO — Google・Okta・Microsoft Entra IDなどとのSAMLによるシングルサインオン
  • MDM — Chromiumの標準の企業向けポリシーに加え、特定のサイトでAI機能を止めるなどDia独自のポリシー
  • コンテンツ共有の一括停止 — 改善のためのデータ共有を組織全体で止められる

料金

料金は公式の料金ページ(/plans)の表記です(米ドル・月額。2026年10月時点)。

プラン月額含まれるもの
Better Browser無料プロフィール・タブグループ、画面分割・ピクチャー・イン・ピクチャー、広告・トラッキングのブロック、端末間の同期。AI機能はなし
Better Answers10ドルブラウザの機能すべて+Morning Brief、探す・要約する・下書きする・作るの依頼、連携アプリの接続
Better Days100ドルBetter Answersのすべて+利用量(依頼の回数)がBetter Answersの20倍
  • 利用量の数え方: 有料プランには毎月の利用量が含まれ、「Task」という単位で数えます。簡単な依頼は1 Task未満、ツールや文脈を多く使う依頼・長い出力はより多くのTaskを使います。毎月の利用量は請求の周期ごとにリセットされ、繰り越しはありません
  • 使い切ったとき: 超過分は請求されず、次の請求日までAI機能が止まります。続けて使う場合は20ドル単位でクレジットを追加します(自動追加か都度購入)。買ったクレジットは購入日から最長3か月繰り越せます
  • 無料体験: 新規ユーザーは14日間、Better Daysを無料で試せます(クレジットカード不要)。短時間に大量に使った場合の軽い制限はあります
  • 解約・変更: いつでも変更・解約でき、解約しても請求期間の終わりまではAIを使えます。未使用分は、居住地の法律で求められる場合を除き返金されません
  • 提供の順番: 料金ページのFAQでは、有料プランは8月17日から新規のMacユーザーの大半に順次適用され、既存のユーザーは当面これまでどおり無料で使え、有料プランが適用される前に少なくとも30日前にメールで知らせるとしています。Windows版も当面これまでどおりです

法人向けのセキュリティ・プライバシーの機能(Enterprise)は、料金ページから問い合わせる形で案内されています。

セキュリティとデータの扱い

公式のセキュリティページによると、会話・履歴・ブックマーク・ファイルは既定で端末内に暗号化して保存されます。AIに依頼したときは、依頼に必要な内容(質問と関係するページの内容など)だけがThe Browser Companyのサーバーを経由してAIの提携先に送られます。

  • 使っているAI: GPT(OpenAI/Azure)、Claude(Anthropic/Vertex/AWS)、Gemini(Vertex)
  • 学習への利用: AIの提携先は、契約上データの保持や自社モデルの学習への利用を禁じられています。一方、Dia自身は既定で一部のコンテンツデータを改善に使います(アカウントとはひも付けず、30日で削除)。設定でオフにでき、組織全体で止めることもできます
  • 認証: Diaについて2025年暦年を対象とするSOC 2 Type IIの審査を完了し、報告書は2026年に発行されています
  • 注意点: HIPAAには準拠しておらず、医療情報など法律で保護が義務づけられたデータを扱う業務には使わないよう案内されています。プロンプトインジェクション(ページに仕込まれた指示にAIが従ってしまう攻撃)は起こりうる前提で、何重かの対策を取っているとしています

提供の経緯

01Arcの開発元が、AIブラウザに軸足を移す

  • 2025年10月9日 — macOS版v1.0.1で一般提供を開始し、順番待ちなしで誰でも使えるようになる
  • 2025年10月21日 — AtlassianによるThe Browser Company of New Yorkの買収が完了
  • 2026年10月6日 — Windows版v1.0を公開。10月15日のv1.2.0でSkillsがWindowsにも加わる

The Browser Companyのサイトでは、DiaとArcの2つのブラウザを並べて紹介しています。macOS版は2026年10月22日のv1.54.0でChromium M156に更新されるなど、週単位で更新が続いています。

他のAIブラウザとの違い

Diaは、AIを「仕事の一日」に寄せている点が特徴です。予定・受信箱をまとめるMorning Briefや、Jira・Confluenceなどの業務アプリとの連携、SSO・MDMといった法人向けの管理機能を前に出しています。AIを使わなければ無料のブラウザとして使え、AIは月額の有料プランで利用量に応じて選ぶ形です。

製品提供元料金(公開情報)特徴
DiaThe Browser Company of New York(Atlassianグループ)ブラウザ無料、AIは月10ドル・月100ドルタブと連携アプリをまたぐ質問、Morning Brief、レポート・スライド作成。macOS・Windows
CometPerplexityブラウザ本体は無料(Comet Plusは月5ドル)Comet Agentがフォーム入力・予約などのブラウザ操作を代行。既定の検索はPerplexity。Mac・Windows・iOS・Android
Strawberryスウェーデンの開発元無料プラン(月500クレジット)、有料は月20ドル〜常駐のAIがログイン済みのサイトやアプリでリード収集・CRM更新などを代行。日本語UIなし
Sider米Vidline Inc.無料枠あり、有料は月US$10〜今のChrome・Edgeに入れる拡張機能のサイドバー。複数のAIモデルを切り替えられる

※他製品の内容は、各製品ページに記載の確認時点の内容です。

ブラウザの操作そのものをAIに任せたいならCometやStrawberry、ブラウザを乗り換えずに今のChromeにAIを足したいならSiderが比較の候補になります。社内の資料を横断して検索する用途が中心なら、企業向けのGleanも選択肢です。

よくある質問(FAQ)

Diaは無料で使えますか?

ブラウザとしては無料で使えますが、無料プランにAI機能は含まれません。AIを使うにはBetter Answers(月10ドル)かBetter Days(月100ドル)が必要です。新規ユーザーは14日間、Better Daysを無料で試せます(クレジットカード不要)。

日本語で使えますか?

公式サイト・ヘルプ・料金ページは英語で、日本語への対応(画面の表示言語やAIの応答言語)は公式に明記されていません。利用前に無料体験で確かめることをおすすめします。

Windowsでも使えますか?

使えます。Windows版は2026年10月6日にv1.0が公開されました。料金ページのFAQでは、有料プランは新規のMacユーザーから始まっており、Windows版は当面これまでどおりとしています。

入力した内容はAIの学習に使われますか?

AIの提携先(OpenAI・Anthropic・Googleなど)は、契約上データの保持や学習への利用を禁じられています。Dia自身の改善には既定で一部のコンテンツデータが使われますが(アカウントとはひも付けず30日で削除)、設定でオフにできます。

Arcとはどう違いますか?

どちらもThe Browser Company of New Yorkのブラウザです。同社のサイトではDiaとArcを並べて紹介しており、Diaは開いているタブや連携アプリをまたいでAIが答える、仕事向けのAIブラウザとして作られています。

本ページの情報は2026年10月時点で公式サイトに公開されている内容にもとづきます。最新の仕様・料金は公式サイトをご確認ください。

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