
フリップエイチティーエムエルファイブ
FlipHTML5
の使い方・機能・解決する業務課題
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FlipHTML5(フリップエイチティーエムエルファイブ)とは?
FlipHTML5(フリップHTML5)は、香港の Wonder Idea Technology が提供する、PDF・Word・PowerPoint・画像をページめくりのデジタルブック(電子カタログ・電子パンフレット)に変換してWeb公開・埋め込みできるサービス。テーマの入力やPDF/Wordから構成案とレイアウトを作るAI電子書籍ジェネレーター、公開したブックに資料の内容で答えるAIチャットボット、文章の推敲・翻訳・画像生成のAIアシスタント、ChatGPTなどからブックを作成・管理できるMCPサーバーを備える。日本語対応。料金はFree(¥0・1日5冊・AIポイント月500)/Pro 月¥2,180(年払い月¥1,808)/Platinum 月¥5,100/Enterprise 月¥14,500、AI電子書籍向けのAI Plus 月¥3,280(年払い月¥2,290)。
解決する業務課題
「FlipHTML5」のサービス詳細
FlipHTML5とは
FlipHTML5(フリップHTML5)は、PDF・Word・PowerPoint・画像などの資料を、ページをめくって読めるデジタルブックに変換し、Webで公開・共有できるサービスです。電子カタログ・電子パンフレット・社内報・マニュアル・電子雑誌のような「紙の資料をそのままWebで読ませたい」場面で使われ、公開したブックはリンクで共有したり、自社サイトに埋め込んだりできます。
そこに、AIの機能が重なっています。テーマを入力するかPDF/Wordを渡すと、構成案(アウトライン)からページのデザインまでを作るAI電子書籍ジェネレーター、公開したブックに置いて資料の内容で読者の質問に答えるAIチャットボット、文章の推敲・翻訳・画像生成を行うAIアシスタント、そしてChatGPTなどのAIアシスタントからブックを作成・管理できるMCPサーバーです。
運営は香港の Wonder Idea Technology(WONDER IDEA TECHNOLOGY LIMITED)で、公式サイトの会社紹介では、出版物1,000万以上・ページビュー50億以上・出版社500万以上としています。サイトと管理画面は日本語で使え、料金も日本円で表示されます。
テーマを入れるだけで、電子書籍の下書きからデザインまで作る
AI電子書籍ジェネレーターは、「トピックを入力」と「ファイルをアップロード」の2つの入口から電子書籍を作ります。トピックの入力欄には、タイトル・テーマ・対象読者・スタイルなどを書きます。ファイルなら、編集できるテキストを含むPDF/Word(50MB・50ページまで)を渡すと、元の内容をもとに本を組み立てます。

出典: FlipHTML5 AI電子書籍ジェネレーター(2026年11月時点)
流れは4段階です。
- 内容を入れる — テーマを書くか、PDF/Wordをアップロードします。出版形式は電子ブック・絵本・雑誌・カタログ・パンフレット・マニュアル・ホワイトペーパー・提案書など28種類、言語は日本語を含む30言語から選べます
- AIがアウトラインを作る — 構成案が数秒で出ます。レイアウトを作る前に、タイトルや内容を直せます
- AIがページをデザインする — 用意されたレイアウトと36種類の配色から選び、AIがテキスト・画像・要素を配置します。表紙から最後のページまで、作られていく様子を画面で確かめられます
- 共有・配布する — できあがった本は、ページめくりのオンラインのフリップブックとして公開されます
ポイントの消費は、AIが作ったアウトラインの語数で決まり、100語ごとに200ポイントです(最低100語、端数は100語単位に切り上げ)。レイアウトの作成前に、使うポイントを確認できます。
公開したブックに、資料の内容で答えるチャットボットを置く
AIチャットボットは、ドキュメントをアップロードしてブックを作り、「チャットボットを有効にする」を押すだけで、その資料を学習したチャットボットを作る機能です。読者は公開されたブックの中で質問を投げ、ページを離れずに内容にもとづいた回答を受け取れます。
- 読み込める形式は PDF・DOCX・XLSX・PPTX・CSV・MD・TXT など
- 1つのチャットボットに複数の資料を組み合わせて、知識のまとまりにできる
- 回答は渡した資料にもとづき、出典を示す(公式の説明)
- 1つのチャットボットを、複数のフリップブックで使い回せる
カタログやマニュアルのように「どこに書いてあるか探すのが大変な資料」を、読む人が聞いて調べられる形にできます。料金ページでは、ブックの中のAIボットとのチャットを1回あたり10ポイントとしています。
文章の推敲・翻訳・画像も、エディターの中で
ページエディターにはAIアシスタントがあり、ブックの中の文章を磨く・長くする・短くする・スペルと文法を直す・語調を変える・タイトルを作る・翻訳する・説明する、といった作業をその場で行えます。テキストから画像を作る機能、画像の変換、背景の除去もあり、作った画像をそのままページに置けます。
料金ページに出ている主なAIポイントの消費は次のとおりです。
| AIの機能 | 消費ポイント |
|---|---|
| 電子書籍を作成する | 100語あたり200ポイント |
| Webページを作成する | 1回500ポイント |
| テキストから画像を作る・画像を変換する | 1回120ポイント |
| 文章の推敲・拡張・短縮・校正・語調の変更・タイトル作成・翻訳・説明 | 1回10ポイント |
| ブックの中のAIボットとチャットする | 1回10ポイント |
| 背景の除去 | 1回5ポイント |
出典: FlipHTML5 料金ページ(2026年11月時点)。料金ページの日本語表記は「ポイント/時間」ですが、AI電子書籍の料金ページではブック内のチャットを「10 ポイント / 答え」としており、1回あたりの消費と読んでいます
ChatGPTなどのAIアシスタントから、ブックを作って管理する(MCP)
FlipHTML5 MCPサーバーは、Model Context Protocol(MCP)でAIアシスタントとFlipHTML5の作業スペースをつなぐ機能です。つないだアシスタントに「この文書をフリップブックにして、パスワードで保護して」と頼むと、作成から公開設定までを済ませます。
01できること
- フリップブックを作る — オンラインのPDFや文書を、リンクで共有できるフリップブックに変える
- 書籍の情報を更新する — 各書籍の設定画面を開かずに、タイトル・説明・キーワードを直す
- 読める人を決める — 公開・非公開の切り替え、パスワードやメールアドレスでのアクセス制限
02つなぎ方
- セットアップ用のプロンプト — FlipHTML5で作ったプロンプトをAIアシスタントに送ると、アシスタントが接続を設定する
- 手動の設定 — MCPサーバーのリンクとAPIキーで、対応するアシスタントに設定する
- アクセスの停止 — APIキーを削除すると、その接続からのアクセスが終わる
本業のデジタルブック機能
AIを使わなくても、FlipHTML5の中心は資料をWebで読ませる機能です。
- 変換 — PDF・Office・画像をフリップブックに。複数のPDFを1冊にまとめる、PDFのリンクを検出する、PDFの目次を取り込む、まとめて変換する(Platinum以上)
- Excel/CSVからカタログ — 商品データの表から電子カタログを自動で作る
- インタラクティブ要素 — ページエディター(Platinum以上)で、リンク・動画・音声・アニメーション・クイズ・フォームなどを置く
- 公開と集客 — 本棚・ミニサイト・埋め込み・独自ドメイン(Platinum 1つ/Enterprise 3つ)・SEO向けの電子カタログ
- 販売と分析 — ブックのデジタル販売、Google Analytics 4 との連携、読者の所在地・閲覧時間・デバイスなどの統計
- アクセス制限 — パスワード、非公開、メールのコードによるアクセス、公開・非公開の予約
使い方
- 無料で登録する — Freeプランはクレジットカードの登録なしで始められます
- 資料を取り込むか、AIで作る — 手元のPDF・Word・PowerPointをアップロードしてフリップブックにするか、AI電子書籍ジェネレーターでテーマから作ります
- 見た目と中身を整える — テンプレート・レイアウトを選び、AIアシスタントで文章を直したり、画像を足したりします
- 公開して共有する — リンクで共有する、Webサイトに埋め込む、本棚にまとめる。必要ならAIチャットボットを有効にします
- 読まれ方を見る — 閲覧数・読者の所在地・ページの閲覧時間などで、どこが読まれているかを確かめます
料金
FlipHTML5の料金は、フリップブックのプラン(Free/Pro/Platinum/Enterprise)と、AI電子書籍のプラン(AI Plus)の2系統に分かれています。どちらか一方でも、両方を組み合わせても契約できます。

出典: FlipHTML5 料金ページ(2026年11月時点)
フリップブックのプラン
| プラン | 月払い | 年払い | AIポイント(毎月) | 主な内容 |
|---|---|---|---|---|
| Free | ¥0 | ¥0 | 500 | 1日5冊まで、テンプレート90種類以上、レイアウト6種類、本棚1つ、共有と埋め込み。広告とFlipHTML5の透かしが入り、ダウンロードはできない |
| Pro | ¥2,180 | ¥21,700(月あたり¥1,808) | 5,000 | 作成数の制限なし、広告なし・独自ロゴ、PDFのリンク検出、追跡できるリンク、各形式のダウンロード(月5回)、編集できる席1つ |
| Platinum | ¥5,100 | ¥43,000(月あたり¥3,583) | 10,000 | Proの内容に加え、独自ドメイン1つ、画像・動画などの追加、インタラクティブなトリガー、まとめて変換、編集できる席3つ |
| Enterprise | ¥14,500 | ¥145,700(月あたり¥12,142) | 15,000 | Platinumの内容に加え、独自ドメイン3つ、すべてのウィジェットと素材、シングルサインオン(SSO)、APIアクセス、編集できる席10 |
AI電子書籍のプラン
| プラン | 月払い | 年払い | AIポイント(毎月) | 主な内容 |
|---|---|---|---|---|
| Free | ¥0 | ¥0 | 500(短い電子書籍1冊・約250語分) | AI電子書籍の作成とリンクでの共有、AIが作った文章・画像の手直し。ダウンロード・透かしの削除・ポイントの追加購入はできない |
| AI Plus | ¥3,280 | ¥27,480(月あたり¥2,290) | 80,000(中くらいの電子書籍・各3,000語を約10冊分) | 複数形式でのダウンロード、透かし・ロゴ・広告の削除、ページエディターでの完全な編集(リンク・画像・動画・ウィジェット)、ポイントの追加パックの購入、商用利用できる素材 |
出典: FlipHTML5 料金ページ・AI電子書籍の料金ページ(2026年11月時点・料金ページの日本円の表示)。料金ページに税込・税抜の表記はなく、利用規約(3.7 税金)は売上税・付加価値税などを利用者の負担とし、FlipHTML5 に徴収の義務がある場合は支払い方法に別に請求するとしています
- 年払いは月払いより最大30%安くなります。7日間の返金保証があり、購入から7日以内なら返金を依頼できます(ダウンロードや書き出しを使った場合は、全額の返金にならないことがあります)
- 有料プランが切れると、期間中に作ったブックは引き続き読めますが、有料の機能と要素は無効になり、広告が表示されます
- 支払いはクレジットカード・デビットカード(Visa・Mastercard・JCB・American Express など)・PayPal・電信送金。PayPalは米ドルの料金ページからの購入になります
- 学生・教育者向けと非営利団体向けの割引、サインアップなしで使えるAPIは、問い合わせで案内しています
他のデザイン・文書作成AIとの違い
| 製品 | 主な用途 | AIで作れるもの | 公開・配布の形 | 料金の入口 |
|---|---|---|---|---|
| FlipHTML5 | 資料をページめくりのデジタルブックにして公開 | 電子書籍・カタログ・パンフレット、ブック内のチャットボット | フリップブックのリンク・埋め込み・本棚・販売 | 無料、Pro 月¥2,180、AI Plus 月¥3,280 |
| Canva | あらゆるデザインの作成 | デザイン・画像・文章 | 画像・PDF・動画の書き出し、Webサイト | 無料、Canvaプロ 年¥11,800 |
| GAMMA | プレゼン資料・ドキュメント・Webページの生成 | スライド・文書・Webページ | PPT/PDF/Googleスライド、Web公開 | 無料、Plus 月¥1,440(年払い) |
| kdpbook.io | Amazon KDP で出版する本の制作 | 本文・挿絵・組版・表紙 | KDP向けのPDF・EPUB | 登録時2,000クレジット無料、Starter 月25ドル |
| ChatPDF | 手元の文書をチャットで読む | 要約・質問への回答・翻訳 | —(自分で読むためのツール) | 無料、Plus 月¥1,299 |
| AI Shorts | 資料をナレーション付きの動画にする | 台本・AI音声の動画 | 動画 | 無料トライアルあり、料金は公式に記載なし |
他社の欄は、各製品ページに記載の確認時点の内容です
- カタログ・パンフレット・社内報を、紙の見た目のままWebで読ませたいなら FlipHTML5 が合います。読者の統計やアクセス制限、ブック内のチャットボットまで1か所で扱えます
- チラシやSNS画像など、1枚もののデザインが中心なら Canva、プレゼン資料なら GAMMA が先です
- 自分で読むためにPDFに質問したいだけなら ChatPDF、Amazonで本を出したいなら kdpbook.io が向いています
メリット・デメリット
メリット
- 手元のPDF・Office資料を、そのままページめくりのデジタルブックにしてWebで公開できる
- テーマやPDF/Wordから、AIが構成案とページのデザインまで作る
- 公開したブックにAIチャットボットを置き、読者が質問して内容を探せる
- MCPで、ChatGPTなどのAIアシスタントからブックの作成・更新・公開設定ができる
- 料金が日本円で表示され、無料プランから始められる
デメリット
- 無料プランは広告と透かしが入り、ダウンロードできない。業務で配るなら有料プランが前提になる
- フリップブックのプランとAI電子書籍のプランが別で、AIを多く使うなら2つの契約を組み合わせることになる
- ページエディターでの動画・トリガーなどはPlatinum以上で、本格的に作り込むと月¥5,100からになる
- AIポイントは機能ごとに消費量が違い、電子書籍の作成は100語あたり200ポイント。Freeの月500ポイントでは短い1冊(約250語)分にとどまる
よくある質問(FAQ)
Q. FlipHTML5は無料で使えますか? A. 使えます。Freeプランはクレジットカードの登録なしで、1日5冊までフリップブックを作れ、AIポイントも毎月500付きます。ただし広告とFlipHTML5の透かしが入り、ダウンロードはできません。
Q. 日本語で使えますか? A. 使えます。公式サイトと料金ページは日本語で表示され、料金も日本円で示されます。AI電子書籍ジェネレーターは日本語を含む30言語で本を作れます。
Q. フリップブックのプランとAI電子書籍のプラン(AI Plus)は何が違いますか? A. フリップブックのプラン(Pro/Platinum/Enterprise)は、資料の変換・公開・管理(ストレージ・テンプレート・分析・席の数など)のためのプランです。AI Plusは、AIで電子書籍を作るためのプランで、毎月80,000ポイントとページエディターの全機能、複数形式での出版が付きます。公式は、用途に応じてどちらか、または両方を契約するよう案内しています。
Q. 有料プランをやめると、作ったブックはどうなりますか? A. 期間中に作ったブックは引き続き読めますが、有料の機能と要素は無効になり、広告が表示されます。更新すると有料の機能が戻ります。
Q. MCPサーバーではどのAIアシスタントとつなげますか? A. 公式は、MCP接続に対応するAIアシスタントと連携するとしています。設定の方法はアシスタントによって違い、FlipHTML5が出すセットアップ用のプロンプトか、MCPサーバーのリンクとAPIキーで設定します。
提供元
FlipHTML5 は、香港に本社を置く Wonder Idea Technology Co., Ltd.(サイトの表記は WONDER IDEA TECHNOLOGY LIMITED)が開発・運営しています。公式サイトの会社紹介によると、同社は電子出版ソフトウェアの開発を長く手がけ、FlipHTML5 は HTML5 をもとにモバイル向けに作られた同社のサービスです。公式サイトのフッターの製品欄には、FlipHTML5 のほかに ExhVerse・マンゴーAI・Recastia が並んでいます。
本ページの情報は2026年11月時点で FlipHTML5 の公式サイト(トップ・料金・AI電子書籍の料金・AI電子書籍ジェネレーター・AIアシスタント・PDFチャットボット・MCPサーバー・会社紹介)に公開されている内容にもとづきます。最新の機能・料金は公式サイトをご確認ください。

