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PLaMo翻訳

プラモホンヤク
PLaMo翻訳
の使い方・機能・解決する業務課題

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PLaMo翻訳(プラモホンヤク)とは?

株式会社Preferred Networks(PFN)が自社開発の国産LLM「PLaMo」をもとにした翻訳特化モデルで提供するAI翻訳サービス。テキスト・ファイル(PDF・Office)・Webページの翻訳、ライブ音声翻訳、Zoom・Google Meet・Teamsの会議翻訳、英文添削を53言語(会議翻訳は15言語)で使え、データ処理は日本国内で完結する。デジタル庁のガバメントAI「源内」に採用。無料プランあり、有料はLite 月1,078円・Pro 月2,838円(税込、2026年11月30日までのキャンペーン価格)と1人単位のチームプラン。

解決する業務課題

「PLaMo翻訳」のサービス詳細

PLaMo翻訳とは

PLaMo翻訳(プラモほんやく)は、株式会社Preferred Networks(PFN、東京都千代田区)が提供する自社開発の国産LLM「PLaMo」をもとにした翻訳特化モデルで動くAI翻訳サービスです。テキスト翻訳・ファイル翻訳(PDF・Word・PowerPoint・Excel)・ブラウザ翻訳・ライブ音声翻訳・オンライン会議翻訳・英文添削を、Webアプリ・デスクトップアプリ(Mac・Windows)・ブラウザ拡張(Chrome・Edge・Firefox)で使えます。

2026年10月7日の大型アップデートで、翻訳モデルをPLaMo第3世代ベースの新モデルに切り替え、対応言語を日本語・英語の2言語から53言語に広げ、会議翻訳を正式に提供し始めました。日本語または英語と、各言語との間を双方向に翻訳します(英文添削は英語のみ、会議翻訳は15言語)。

料金は、無料のFreeプランと、個人向けのLite・Pro、1人単位で契約するLiteチーム・Proチーム、請求書払いのエンタープライズがあります。2026年11月30日までは発売記念のキャンペーン価格で、通常価格より安く表示されています(下の「料金」)。

PLaMo翻訳の会議翻訳の画面。左にオンライン会議の参加者3人の映像、右に発言ごとの原文と訳文が話者別に並ぶ翻訳ログが表示されている
会議翻訳の画面。会議に入室した翻訳ボットが、発言を話者ごとに文字起こしして翻訳する

出典: PLaMo翻訳 公式サイト(このページの画像はすべて同サイトより)

海外のAIに頼らず、データ処理も日本国内で完結する

PLaMo翻訳のいちばんの特徴は、翻訳モデルを海外のモデルの調整ではなく、学習データの収集からモデルの設計・学習まで自社でフルスクラッチ開発していることです。公式によると、学習データに占める日本語の割合は30%程度です。翻訳は日本国内のサーバで処理され、海外のサーバにデータは送られません。

この点が評価され、デジタル庁は2025年12月2日、政府職員向けの生成AI利用環境(ガバメントAI「源内」)でPLaMo翻訳を使えるようにすると発表しました。まずデジタル庁内で12月から使い始め、2026年以降にほかの府省庁へ広げる計画としています。

翻訳の精度について、公式は「Claude Fable 5.1 や GPT-6 Astra などの海外フロンティアモデルと同等で、DeepL や Google Translate を上回る」と説明しています。これは4つのベンチマーク(自社開発の日英ベンチマークを含む)とLLMによる訳文の比較判定にもとづく自社の評価です(2026年10月時点)。

ただし、英文添削はPLaMo翻訳モデル以外のAIモデルも使います(公式の機能一覧)。国産モデルだけで処理したい場合は、英文添削以外の機能を使うことになります。

使い方

  1. ログインせずにテキスト翻訳を試す 公式サイトのテキスト翻訳ページに文章を貼り付けて「翻訳する」を押します。ログインしない場合は1回500文字までです。英文添削もログインなしで試せます。
  2. 無料会員に登録する 登録するとFreeプランになり、テキスト翻訳は月50,000文字(1回2,000文字まで)、ブラウザ翻訳は月200,000文字、ファイル翻訳は月1ポイント分まで使えます。クレジットカードは要りません。
  3. ブラウザ拡張・デスクトップアプリを入れる Chrome・Edge・Firefoxの拡張機能でWebページを丸ごと翻訳できます。デスクトップアプリ(Mac・Windows。WindowsはMicrosoft Storeからも入手可)は全プランで使え、ほかのアプリで選択した文章をショートカットキーで翻訳・添削します。
  4. ファイル・会議を翻訳する ファイル翻訳はPDF・Officeファイルをアップロードすると、レイアウトを保った訳文のファイルができます。会議翻訳は、Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsの会議URLを貼ると翻訳ボットが入室し、専用の閲覧画面に原文と訳文を表示します(有料プラン向け。無料トライアルあり)。
  5. チームで使う 5ライセンスからチームプランを契約でき、メンバー管理・監査ログ・シングルサインオン(SSO)が使えます。ファイル翻訳・会議翻訳のポイントはチーム全体で共有します。

機能

01読む・訳す

  • テキスト翻訳 — 貼り付けた文章を翻訳。MarkdownやJSON・YAMLなどの構造化テキストも形式を保って訳す。有料プランは1回5万文字まで
  • ファイル翻訳 — PDF・TXT・Word・PowerPoint・Markdown(ProとチームプランはExcelも)を、書式・レイアウトを保ったまま翻訳。数式や2段組の論文にも対応
  • ブラウザ翻訳 — Chrome・Edge・Firefoxの拡張機能で、Webページ全体をレイアウトと文字装飾を保って翻訳

02聞く・話す

  • 会議翻訳 — Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsに翻訳ボットが入室し、発言を話者ごとにリアルタイムで文字起こし・翻訳。15言語に対応し、日本語または英語を含む2〜3言語の会議で話された言語を自動判定する。閲覧は共有リンクで、参加者のアカウントは不要
  • ライブ音声翻訳 — 視聴中のタブ・ウィンドウ・画面の音声を文字起こしして翻訳し、原文と訳文を字幕で表示。Webアプリとブラウザ拡張で使える

03書く・そろえる

  • 英文添削 — 自分で書いた英文の文法・語彙・表現の不自然さを直し、修正箇所に日本語の理由をつける(PLaMo以外のAIモデルも使用)
  • 用語集 — 固有名詞や専門用語の訳語を登録し、翻訳と会議の文字起こしに反映。ProとProチームは用語集の数が無制限(1つあたり10,000件まで)

ファイル翻訳は、PDFの論文を図・数式・2段組を崩さずに日本語へ置き換えます。原文と訳文のファイルを見比べながら読めるので、海外の論文や技術資料の読解に向いています。

消費するポイントは、約20万文字ごとに1ポイント(PDFは20ページごとに1ポイント)です。ファイルの大きさの上限は、Freeが5MB、Liteが50MB、Proが100MBです。

英語の論文PDF(左)と、PLaMo翻訳でレイアウトを保ったまま日本語に翻訳した同じページ(右)を並べた画像。図・数式・2段組の位置がそのまま残っている
ファイル翻訳の例。左が英語の原文、右が翻訳後のPDF

料金

2026年10月24日時点の公式の料金ページの表示です。2026年11月30日までのキャンペーン期間中は、通常価格から割り引いたキャンペーン価格で表示されています。料金ページはキャンペーン価格を税込・税抜の両方で、通常価格を税抜で示しています。

プランキャンペーン価格(税込)通常価格(税抜)主な上限(1か月)
Free0円0円テキスト翻訳5万文字(1回2,000文字)、ブラウザ翻訳20万文字、英文添削5,000文字、ライブ音声翻訳5万文字、1ポイント
Lite月1,078円/年10,780円月1,180円/年11,800円テキスト翻訳100万文字、ブラウザ翻訳無制限、英文添削5万文字、ライブ音声翻訳100万文字、20ポイント
Pro月2,838円/年28,380円月2,980円/年29,800円テキスト翻訳500万文字、英文添削20万文字、ライブ音声翻訳500万文字、80ポイント、クラウド音声認識5時間
Liteチーム(1人あたり)月2,178円/年21,780円月2,380円/年23,800円テキスト翻訳200万文字、英文添削10万文字、25ポイント(チームで共有)、メンバー管理・監査ログ・SSO
Proチーム(1人あたり)月3,938円/年39,380円月3,980円/年39,800円テキスト翻訳1,000万文字、英文添削30万文字、100ポイント(チームで共有)、優先サポート
エンタープライズ要問い合わせ要問い合わせ請求書払い、100席以上、優先サポート

ポイントは、ファイル翻訳と会議翻訳で共通に使います。ファイル翻訳は約20万文字ごと(PDFは20ページごと)に1ポイント、会議翻訳は翻訳ボットが会議に参加している3分ごとに1ポイントです。たとえばLiteの20ポイントをすべて会議翻訳に使うと60分、Proチームを10ライセンス契約すると、チーム全体で月1,000ポイントになります。

キャンペーン期間中は、ファイル翻訳・会議翻訳のポイントが通常の2倍になります(料金カードの「ファイル翻訳は月最大40件」などの表示は2倍にした値。上の表のポイントは比較表に載っている通常の値です)。Liteは期間中に申し込むと最初の2か月が無料で、3か月目からLiteプラン(月額1,298円・税込)の課金が自動で始まると案内されています。キャンペーンの適用にはクレジットカードの登録が必要です。

  • 年払い — 年払いは月払いの10か月分で、料金ページは「16.7%お得」と表示しています
  • 会議翻訳 — 有料プラン(Lite・Pro・Liteチーム・Proチーム)向けです。会議翻訳ページから申し込む30日間の無料トライアルがあり、トライアル中に作った会議ではポイントを消費しません
  • チームプラン — 5ライセンスから契約できます。サイトから契約できるのは100ライセンスまでで、それ以上や請求書払いは法人向けの問い合わせ窓口で相談します
  • 支払いと解約 — 支払いはクレジットカード(Stripe)の前払いで、解約するまで自動更新されます。途中で解約しても残りの期間の返金はなく、満了日まで使えます

セキュリティとデータの扱い

無料プランと有料プランで、入力したデータの扱いが違います。公式のFAQによると、有料プランでは入出力データがAIモデルの学習やサービスの改善に使われることはありません。無料プランでは、入出力データを新サービスの開発やAIモデルの学習・改善に使う場合があります。ただし、ライブ音声翻訳と会議翻訳のデータ(音声・文字起こし・翻訳結果)は、無料プランを含むどのプランでも学習に使われません。

有料プランでは、テキスト翻訳・英文添削・ブラウザ翻訳・ライブ音声翻訳の入力は保存されず、翻訳結果を返したあとすぐに破棄されます。ファイル翻訳のデータは削除操作か7日経過で、会議翻訳の文字起こし・翻訳結果は会議の作成者が削除するか会議終了から7日で完全に削除されます。

チームプランでは、管理画面でメンバーの追加・権限・認証連携を管理できます。監査ログにはログイン履歴・設定変更・会議翻訳の開始と終了が残り、翻訳の入出力は記録されません。

PLaMo翻訳のチーム管理画面。左にメンバー管理・認証連携設定・テナント設定・監査ログのメニュー、右に利用中のライセンス数とメンバーの一覧(メールアドレスと権限)が表示されている
チームプランのメンバー管理画面

PFNは、PLaMo翻訳を提供するAIプロダクツ&ソリューションズ事業本部の業務を対象に、ISO/IEC 27001(ISMS)認証を取得しています。セキュリティチェックシートへの記入は、法人向けの問い合わせ窓口で受け付けています。

導入実績と評判

01行政での採用

  • デジタル庁 — 2025年12月2日、政府職員向けの生成AI利用環境(ガバメントAI「源内」)でPLaMo翻訳を提供すると発表。行政文書に特有の日本語表現や文体に合わせた国産のLLMであることを理由に挙げている

02受賞

  • AAMT長尾賞 — PLaMo翻訳チームが、アジア太平洋機械翻訳協会(AAMT)の第21回AAMT長尾賞(2026年)を受賞。翻訳特化型の基盤モデルから実運用のサービスまでを自社技術で作った点が評価されたとしている
  • 日経優秀製品・サービス賞 — 2025年日経優秀製品・サービス賞の最優秀賞を受賞(公式サイトの案内)

公式サイトには、民間企業の導入社数や個別の導入事例は載っていません。

他のAI翻訳サービスとの違い

日本語で使える主なAI翻訳サービスと比べると、次のようになります。

サービス提供元無料で使える範囲有料の最安(公開分)データの扱い
PLaMo翻訳株式会社Preferred Networks(日本)テキスト翻訳 月5万文字、ブラウザ翻訳 月20万文字ほかLite 月1,078円(税込・キャンペーン価格。通常は税抜1,180円)有料は学習に使わない。処理は日本国内で完結
DeepLDeepL SE(ドイツ)テキスト翻訳 月5万文字Individual 月1,380円(税込)有料プランは訓練に使用しない
みらい翻訳株式会社みらい翻訳(NTTドコモグループ)テキスト翻訳 1日5,000文字Plus Starter 月550円(税込)無料プランも含め二次利用なし
PapagoNAVER Corp.(韓国)Web版・アプリは無料Plus Basic 月9.99ドル有料版は翻訳データを保存しない

※他社の列は、各製品ページに記載の確認時点の内容です。

PLaMo翻訳の特徴は、国産のモデルで日本国内のサーバだけで処理することと、テキスト・ファイル・Webページの翻訳に加えて会議翻訳とライブ音声翻訳まで1つの契約にまとまっていることです。翻訳の歴史が長く、API・DeepL Writeなど周辺の製品まで揃えたいならDeepL、翻訳量・ID数が無制限の法人契約を検討するならみらい翻訳が比較対象になります。会議の同時通訳を中心に選ぶ場合は、DeepL Voiceやkotobaも候補です。

向いている人・向いていない人

向いている人は、海外の論文・資料・Webページを日本語で読む機会が多い人や、社外秘の文書を海外のサービスに送らずに訳したい企業です。データ処理が国内で完結し、有料プランは入力を学習に使いません。海外拠点や取引先とのオンライン会議が多いチームなら、翻訳と会議翻訳を同じポイントで使えます。

向いていない人は、自社のシステムからAPIで翻訳を呼び出したい人です。公式のFAQによると、PLaMo翻訳モデルは現在APIでは使えません(自社環境に置くためのモデル自体の販売は、別の窓口で相談できます)。また、無料プランでは入力した文章が学習に使われる場合があるため、機密文書は有料プランで訳す必要があります。スマートフォンのアプリは公式サイトに案内がありません。

よくある質問

PLaMo翻訳は無料で使える? 使えます。無料会員のFreeプランで、テキスト翻訳は月5万文字(1回2,000文字まで)、ブラウザ翻訳は月20万文字、ファイル翻訳は月1ポイント分まで使えます。ログインしなくても、テキスト翻訳(1回500文字まで)と英文添削を試せます。会議翻訳は有料プラン向けで、無料トライアルがあります。

PLaMo翻訳の料金は? 2026年10月24日時点で、Liteが月1,078円、Proが月2,838円、Liteチームが1人月2,178円、Proチームが1人月3,938円(いずれも税込のキャンペーン価格)です。キャンペーンは11月30日までで、通常価格は税抜でLite月1,180円、Pro月2,980円、Liteチーム月2,380円、Proチーム月3,980円です。

何語に対応している? 53言語です。日本語または英語と、中国語・韓国語・スペイン語・ドイツ語・フランス語・ベトナム語など各言語との間を双方向に翻訳します。会議翻訳は15言語、英文添削は英語のみです。

翻訳した内容は学習に使われる? 有料プランでは使われません。無料プランでは、入出力データが新サービスの開発やAIモデルの学習・改善に使われる場合があります。ライブ音声翻訳と会議翻訳のデータは、どのプランでも学習に使われません。

APIで使える? 使えません。公式のFAQは、PLaMo翻訳モデルは現在API経由では利用できないと答えています。オンプレミスやクラウドの自社環境で使いたい場合は、PLaMo翻訳モデル自体の販売について問い合わせできます。

本ページの情報は2026年10月時点で公式サイトに公開されている内容にもとづきます。最新の料金・内容は公式サイトをご確認ください。

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