
カイタイベース
解体BASE
の使い方・機能・解決する業務課題
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解体BASE(カイタイベース)とは?
解体BASE(カイタイベース)は、株式会社Retona(東京都台東区)が提供する解体工事会社向けの業務アプリ。見積書・工事請負契約書・請求書、建設リサイクル法の届出や石綿事前調査の記録、日報からの現場ごとの原価・粗利管理、独自ドメインの集客ページを1つにまとめる。登記簿や見積書・領収書の読み取り、施主向けチャットボットの概算見積、見積・工程表・分析コメントの下書きにAIを使う。料金は月額30,000円(税抜)で、利用人数・現場数の上限と受注ごとの手数料はなし(2026年10月時点、公式)。
解決する業務課題
「解体BASE」のサービス詳細
解体BASEとは
解体BASE(カイタイベース)は、解体工事会社の事務を1つにまとめた業務アプリです。株式会社Retona(東京都台東区)が提供しています。問い合わせ・現地調査・見積・契約・着工前の書類・工事中の日報・請求までを同じ案件の情報でつなぎ、職人が出した日報を事務所で確定すると、その日の労務費・重機費・燃料費が現場ごとの原価に計上されます。工事が終わる前から、現場ごとにどれだけ利益が残っているかを確かめられるのが中心の機能です。
建設リサイクル法の届出(様式第一号・別表1・委任状)や、石綿(アスベスト)の事前調査の記録・結果報告書・現場掲示、建物滅失登記に使う滅失証明書など、解体工事に特有の書類も案件の情報から作れます。あわせて、自社専用のアドレスで公開する集客ページ(ホームページ)とチャットボットも用意されています。
AIは、登記簿・見積書・契約約款・領収書の読み取り、施主向けチャットの概算見積、見積の内訳・工程表・分析コメント・石綿調査報告の概要の下書きに使われています。プライバシーポリシーでは、生成AIによる解析・文章生成の委託先として Google(Gemini API)を挙げています。
機能
公式サイトの機能一覧は「集客」「見積・契約・請求」「現場と日報」「原価と分析」「法定書類」「マスタ・権限」の6つに分かれています。主なものを紹介します。
- 案件の一元管理 お客様の氏名・住所、工事の場所、建物の構造・床面積、登記情報を一度入れれば、見積書→工事請負契約書→請求書、建設リサイクル法の届出→委任状、石綿の調査記録→報告書→現場掲示、工程表・近隣あいさつ状・滅失証明書まで入力し直さずに作れます。案件は引き合いから完工まで、ボード表示と一覧表示を切り替えて確認できます。
- 登記簿・書類の読み取り(AI) 登記簿は写真やPDFを入れると、所在・構造・床面積が自動で入ります。手元の見積書をPDFや写真で添付すると、AIが内訳明細を読み取って入れます。今使っている契約書のPDFや写真から、約款の条文を読み取ることもできます。
- 見積書・工事請負契約書・請求書 見積書は登録した単価と法定福利費から計算し、PDFで出します。改訂の履歴と、見積時の原価見込みも残ります。工事請負契約書は見積の内容を引き継ぎ、約款を自社のものに差し替えられます。請求書は振込先を複数保存して選べます。
- 日報と現場ごとの原価・粗利 職人は日報で、現場・出勤した人・重機を押して選ぶだけです。ひとこと報告は音声入力に対応し、現場写真も添付できます。事務所で確定すると、出面と重機の稼働時間に登録した単価を掛けて労務費・重機費・燃料費が計上されます。処分費や材料費は領収書を撮影すると金額・日付・支払先が読み取られます。原価率が上限に近づくと警告が出ます(初期値は請負金額の80%で、変更可)。鉄くずなどの売却益も雑収入として粗利に足せます。
- 法定書類と期限の管理 建設リサイクル法の届出(様式第一号・別表1・委任状)、石綿事前調査の記録・結果報告書・現場掲示、滅失証明書、近隣あいさつ状を作れます。石綿は報告の要否の判定と期限を案件一覧にバッジで出し、記録は石綿障害予防規則第3条が定める3年間の保管に対応しています。入力した内容と建材ごとの記録から、AIが報告書の概要を下書きする機能もあります。
- 分析 原価構成比・月次推移・解体面積別の粗利率を見られます。分析のAIコメントは、数字の変化と次に打つ手を文章で示します。公式は「数字はアプリが出し、AIは言葉にするだけ」と説明しています。
- AIの下書き(見積・工程表) 過去の似た工事から見積の内訳のたたき台を、過去の似た現場から工程ごとの日数の割り付けを作ります。見積・工程表・分析のAIは、ご希望に応じて有効にする機能です。
- 集客ページとチャットボット 「samplekaitai.com」のような自社専用のアドレスで、施工実績(解体前後の写真・工期・費用レンジ)・許可番号・対応エリアを載せたページを公開します。チャットボットが夜や休みの日も施主の質問に答え、建物の構造と広さから費用の目安を出します。床面積が分からない施主のために、建物の写真や納税通知書を読み取る機能もあります。現地調査の予約、問い合わせ後の進捗確認ページ、完工後アンケートも用意されています。
- 利用者と権限 職人が扱えるのは日報と、現場写真・現地調査の登録だけで、見積・請求・原価の画面には入れません。日報の画面にも単価や金額は表示されません。Teams・Slackへの日報提出の通知にも対応しています。

出典: 解体BASE 公式サイト(以下の画像も同様)

使い方
- デモを申し込む 公式サイトから30分のデモ(無料)を予約するか、資料請求・問い合わせフォームから相談します。登録不要の体験ページでは、単価を決める→日報を出す→原価を見るの3つの手順で原価管理を試せます(体験で入力した数字は保存も送信もされません)。
- 単価表を登録する 職種別の人工(日または時間)、作業員、重機の時間単価と燃料使用量、協力会社、処分場の品目単価を登録します。初期設定は運営会社の代表(中小企業診断士)が直接サポートし、単価を登録した状態で渡すこともできます(この作業の費用は内容を聞いてから別途相談)。
- 案件を登録して書類を作る 問い合わせや現地調査の内容を案件に入れ、見積書・契約書・届出・石綿の記録などを同じ情報から作ります。
- 職人が日報を出し、事務所で確定する 職人はスマートフォンで日報を出し、事務所が現場×日でまとめて確認してから確定します。同じ人の二重計上や、重機の稼働が作業時間を超えていないかを確定前に確かめられます。
- 請求して利益を確かめる 請求書を出し、領収書を撮影して原価に入れ、現場ごとの粗利と分析を確認します。

料金
2026年10月時点の公式サイトの料金です(税抜)。
| 項目 | 料金 | 内容 |
|---|---|---|
| アプリの利用料 | 月額30,000円 | 見積・契約・届出・日報・請求・原価のすべての機能。利用人数・同時に進行する現場数の上限なし |
| 受注ごとの手数料 | 0円 | 仕事を何件受けても月額のみ |
| 初期費用(アプリのみ) | 0円 | アカウントを作った時点から使える |
| 集客ページの制作料 | 150,000円(初回のみ) | 1ページ構成。載せる文章の作成とチャットでの問い合わせ対応を含む。独自ドメインの取得も代行 |
| 単価の初期登録の代行 | 個別相談 | 作業量が会社ごとに違うため、内容を聞いてから見積もり |
- 最低契約期間はなく、1か月から月ごとに解約できます。
- 支払いは請求書による銀行振込です。
- 人数による課金はなく、従業員が増えても月額は変わりません。
- 確認時点では「テストユーザーを2社、先着で募集(2か月は無料)」という募集が公式サイトに出ていました。枠に限りがある募集のため、条件は申し込み前に公式で確かめてください。
- 解約後は集客ページの公開を停止し、登録された案件データは希望すれば渡してもらえます。
メリット・デメリット
メリット
- 解体工事に特有の書類(建設リサイクル法の届出・石綿の記録・滅失証明書)まで、案件の情報から入力し直さずに作れる
- 日報を確定するだけで現場ごとの原価が積み上がり、工事の途中で利益が分かる
- 自社の職人・重機の原価(領収書が出ない費用)も単価から計上できる
- 登記簿・見積書・領収書の読み取りで入力の手間を減らせる
- 月額30,000円の定額で、人数・現場数の上限や受注ごとの手数料がない
- 最低契約期間がなく、月ごとに解約できる
- 職人に見積や原価を見せずに日報だけを使わせられる
デメリット
- 解体工事会社に特化しているため、ほかの工種の会社には合わない
- 2026年に設立された会社の新しいサービスで、公開されている導入事例は確認時点で1社
- 集客ページを作る場合は別途150,000円(税抜)、単価の初期登録の代行も別料金
- オンラインでの利用が前提で、電波の届かない現場では電波の届く場所に移ってから保存する必要がある
- 見積・工程表・分析のAI下書きは、希望に応じて有効にする機能
- 届出書・報告書は作成を支援する機能で、内容と法令上の責任は事業者側にある(公式FAQ)
評判・口コミ
解体BASEは2026年に始まった新しいサービスで、2026年10月時点では、公式サイト以外で利用者の口コミや評価を確認できる場所は見当たりませんでした。
公式サイトには、導入事例として株式会社竹内建設(神奈川県・従業員15名未満)の声が載っています。現場ごとのExcelを事務員が毎日集計していた状態から切り替え、書類作成にかかる時間が1現場あたり8時間から2時間になったこと、導入は1日で終わったこと、原価を社内のみんなで見るようになったことが紹介されています。よく使っている機能は原価管理と書類の作成とのことです。
運営する株式会社Retonaの代表は中小企業診断士で、実家が産業廃棄物処理と解体工事を営む会社だったこと、解体部門のWebマーケティングや経営に関わり、解体工事会社を20社以上訪ねてきたことを開発の背景として挙げています。導入の相談から使い始めの設定まで、代表が直接対応するとしています。
他のツールとの違い
| 製品 | 主な特徴 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 解体BASE | 解体工事会社専用。見積・契約・届出・石綿の記録・日報・原価・集客ページを1つにまとめる | 解体工事の事務と現場ごとの利益管理を1つのアプリで済ませたい |
| Document Force | 書類・帳票をAIでデータ化し、台帳として管理するノーコード型プラットフォーム | 業種を問わず、紙やPDFの書類をデータ化して管理したい |
| インフォマート | 請求書・受発注・契約書・見積書など企業間取引をデジタル化する | 取引先との請求・受発注のやり取りを電子化したい |
| ジョブカン | 勤怠・給与・経費精算・見積/請求書などのバックオフィスを連携させるクラウド | 業種を問わず、バックオフィス全般をまとめたい |
| DX Suite | 手書き・非定型の帳票も読み取るAI-OCR | 大量の帳票を高い精度でデータ化したい |
よくある質問(FAQ)
Q. 解体BASEの料金はいくらですか? A. アプリの利用料は月額30,000円(税抜)で、初期費用はかかりません。集客ページも作る場合は、制作料として150,000円(税抜)が加わります。受注ごとの手数料はありません(2026年10月時点、公式)。
Q. 人数や現場の数に上限はありますか? A. ありません。利用人数・同時に進行する現場の数とも上限はなく、人数で月額は変わりません。
Q. 職人はスマートフォンだけで使えますか? A. 使えます。職人が扱うのは日報と、現場写真・現地調査の登録の画面だけで、スマートフォンで操作できます。見積・請求・原価の画面には入れません。
Q. AIはどこで使われていますか? A. 登記簿・見積書・契約約款・領収書の読み取り、集客ページのチャットボットによる概算見積、石綿調査報告の概要の下書きに使われます。見積の内訳・工程表・分析コメントのAI下書きは、希望に応じて有効にする機能です。利用規約では、利用者データをAIの学習に使わないと定めています。
Q. 解体のマッチングサイトとは違うのですか? A. 違います。他社と並べられることはなく、成約時の手数料もありません。自社だけのアドレスのホームページに、問い合わせが直接届きます。
Q. 試してから決められますか? A. 登録不要の体験ページで原価管理の流れを試せるほか、30分のデモ(無料)で実際の画面を見られます。最低契約期間はなく、1か月から月ごとに解約できます。
本ページの情報は2026年10月時点で、解体BASEの公式サイト・利用規約・プライバシーポリシーに公開されている内容にもとづきます。最新の機能・料金は公式サイトをご確認ください。

