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トルノ
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の使い方・機能・解決する業務課題

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toruno(トルノ)とは?

株式会社リコーが提供する会議の文字起こし・AI要約サービス。Windowsの記録アプリでWeb会議・対面会議を「文字起こし+音声+画面キャプチャ」でまるごと記録し、iPhoneアプリや音声・動画ファイルからも文字起こしできる。日本語の音声認識はAmiVoice、要約はAmazon Bedrockで、データは日本リージョンに保管しAI学習には使わない。法人向けtoruno ビジネスは月30時間9,000円〜、AI要約・18言語のリアルタイム翻訳付きのAI要約プランは月27,000円〜(税抜)。個人向けは無料(累計3時間)と月1,650円(税込)。

解決する業務課題

「toruno」のサービス詳細

torunoとは

toruno(トルノ)は、株式会社リコーが開発・提供する会議の文字起こし・AI要約サービスです。Web会議や対面の会議をパソコンの記録アプリでリアルタイムに文字起こしし、会議の音声と画面のキャプチャもあわせて保存します。iPhoneアプリで録音した音声や、ICレコーダー・Web会議の録画ファイルをアップロードして文字起こしすることもできます。

法人向けの「toruno ビジネス」には、文字起こし結果から生成AIで議事録・要約・商談記録・日報を作る機能と、18言語のリアルタイム翻訳を備えた「toruno ビジネス AI要約」プランがあります。料金は月の記録時間で決まる月額制で、登録ユーザー数(最大1,000人)による料金はかかりません。

公式のお知らせによると、2021年のβ版を経て、2022年4月12日に個人向けの toruno パーソナルと法人向けの toruno ビジネスの提供を始めました。AI要約プランは2025年7月10日から提供しています。

使い方

  1. 無料トライアルを申し込む 法人は代表者(管理者)が申し込みフォームから3週間(上限30時間)の無料トライアルを申し込み、ほかの利用者を招待します。トライアルではAI要約を含むすべての機能を試せ、終了後に自動で有料プランへ移ることはありません。個人は会員登録すると累計3時間分を無料で使えます。
  2. 記録の方法を選ぶ Web会議・対面会議をリアルタイムに記録するときは、Windows 用のデスクトップアプリを使います。外出先や会議室ではiPhoneアプリで録音し、あとでクラウドにアップロードします。録音済みの音声・動画ファイルはWebサイトからアップロードします。
  3. 記録アプリで記録を始める アプリを起動し、最短1クリックで記録を始めます。Web会議ソフトとの連携設定や、参加者全員のログインは要りません。公式は、集音のためにヘッドセットやマイク付きスピーカーを話者の近くで使うよう案内しています。
  4. Webで確認・修正・共有する 記録した会議は Web の会議ログで、音声を聞きながら文字起こしを修正できます。閲覧・編集の権限を付けて共有すれば、参加者が記録中から同時に誤変換を直せます(共同編集はビジネスの2プラン)。
  5. AI要約で議事録を作り、書き出す AI要約プランでは「議事録」「要約」「日報・商談メモ」のテンプレートからプロンプトを送り、結果を議事録エディタで整えます。文字起こし・音声・画像・要約は txt・csv・docx・mp3・jpg などでダウンロードでき、kintone・OneDrive・Google Drive にも保存できます。

会議を「文字起こし+音声+画面」でまるごと残す

toruno の名前のとおり、記録アプリは会議を文字起こしテキスト・会議の音声・画面のキャプチャの3つで残します。Web会議の画面や共有された資料は自動でスクリーンショットされ、会議ログでは発言と並べて表示されます。

発言には「重要」「決定事項」「ToDo」のタグを付けられ、再生バーで聞き直したい箇所に戻れます。「え〜」「あ〜」といったフィラーは自動で除かれます。社内用語や専門用語は、ユーザー辞書と、契約全体で共有するテナント辞書に登録できます。

toruno の会議ログ画面。左側に会議名「サービス説明会」・参加者・メモ・ブックマーク、中央に時刻と話者つきの発言、右側に会議中に自動で撮った資料のキャプチャ、下部に音声の再生バーが並んでいる
会議ログの画面(発言・資料のキャプチャ・音声の再生バー)

出典: toruno 公式サイト

AI要約プランでは、文字起こし結果の画面で「AI要約」を開き、用意されたテンプレート(議事録・要約・日報・商談メモ)を選んでプロンプトを送ります。生成された内容は右側の議事録エディタに転記して手直しし、テキストで保存したりクリップボードから別のツールに貼り付けたりします。

よく使うプロンプトはテナントテンプレートとして登録し、社内で共有できます。プロンプトの送信は1会議あたり20回までです。

toruno の AI要約画面。左の「AIアシスト」欄にテンプレートボタン(議事録・要約・日報・商談メモ)とプロンプトの入力欄、生成された要約が表示され、右の「議事録エディタ」欄に転記した議事録とダウンロード・クリップボードにコピーのボタンがある
AI要約の画面(①プロンプト入力 ②AI要約結果 ③議事録エディタ)

出典: リコー toruno 製品ページ(開発中の画面のため実際のものとは異なる場合があると注記されています)

機能

01記録・文字起こし

3つの方法で音声を取り込み、クラウドで文字起こしします。

  • デスクトップアプリ(Windows) — Web会議・対面会議・ハイブリッド会議をリアルタイムに文字起こしし、音声と画面キャプチャも保存。Teams・Zoom・Google Meet・Webex で記録できることを公式が確認している
  • iPhoneアプリ — 会議室や外出先で録音し、クラウドにアップロードして文字起こし(アプリ上のリアルタイム文字起こしはない。Web会議の文字起こしには使えない)
  • ファイルアップロード — ICレコーダーやスマートフォンの音声、Web会議の録画ファイルを文字起こし。話者の人数を指定できる
  • 話者識別・辞書・タグ — 話者ごとに発言を分け、ユーザー辞書・テナント辞書で固有の用語を登録。「重要」「決定事項」「ToDo」のタグを付けられる

02AI要約・多言語(toruno ビジネス AI要約)

生成AI(Amazon Bedrock)と多言語の音声認識を使う機能は、AI要約プランだけで使えます。

  • AI要約 — 議事録・要約・商談記録・日報をテンプレートから生成し、議事録エディタで修正。独自のテンプレートを社内で共有できる
  • 日本語以外の文字起こし — 英語・中国語など日本語以外の音声も文字起こしでき、複数の言語を同時に文字起こしできる
  • リアルタイム翻訳 — 発話を文字起こしと同時に翻訳して画面に表示。翻訳元・翻訳先とも18言語で、URLで参加者に共有できる(音声での読み上げには対応しない)
  • kintone連携 — 文字起こし・要約の結果を kintone に保存して、商談記録などに使う

03共有・管理・セキュリティ

1つの契約に複数のユーザーを招待して使う、法人向けの機能です。

  • 閲覧・編集権限と共同編集 — ユーザーやグループごとに権限を設定し、記録中・記録後の会議ログを複数人で同時に編集(ビジネスの2プラン)
  • ダウンロードと連携 — txt・csv・docx・mp3・jpg などで書き出し。OneDrive・Google Drive 連携は全プランで使える
  • セキュリティ — IPアドレス制限・2段階認証。データは日本リージョンのクラウド(AWS)に保管し、音声と文字起こし結果はAIの学習に使わない
toruno のシステム構成図。デスクトップ専用アプリ・ブラウザー・iPhone専用アプリからインターネット経由で AWS Cloud 上の toruno に接続し、音声認識AI(アドバンスト・メディア社)と生成AI(Amazon Bedrock)に音声データやプロンプトを送り、文字起こし結果・要約結果を kintone・OneDrive for Business に連携する流れが描かれている
toruno のシステム構成(要約・kintone 連携は AI要約プランのみ)

出典: リコー toruno 製品ページ

料金

料金は初期費用0円の月額制です。プラン名の時間は月の記録時間で、超えた分は従量料金がかかります。法人向けは招待したユーザーが記録した時間の合計で計算し、ユーザー数に連動する費用はありません。生成AIの利用料はAI要約プランの料金に含まれます。

法人向け(税抜)

プラン月額基本料金超過分保存容量主な内容
toruno ビジネス 月30時間9,000円300円/時75GB文字起こし・録音・画面キャプチャ、共有・権限管理・共同編集、テナント辞書、OneDrive・Google Drive 連携、登録ユーザー1,000人
toruno ビジネス 月100時間28,500円285円/時250GB同上
toruno ビジネス 月500時間135,000円270円/時1,500GB同上
toruno ビジネス AI要約 月30時間27,000円900円/時75GB上記に加えて AI要約・日本語以外の文字起こし・リアルタイム翻訳・kintone 連携
toruno ビジネス AI要約 月100時間85,500円855円/時250GB同上

法人向けは請求書払いで、正式な契約は担当営業を通じて手続きします。公式の計算例では、AI要約 月30時間プランで40時間記録すると 27,000円+超過10時間×900円=36,000円(税抜)です。

個人向け toruno パーソナル(税込)

プラン月額基本料金含まれる記録時間超過分保存容量
無料0円会員登録後に累計3時間—20GB
有料1,650円月10時間2.2円/分20GB

パーソナルは1人で使うプランで、文字起こし・録音・画面キャプチャ・ファイルアップロード・iPhoneアプリ・ユーザー辞書が使えます。複数人での利用、権限つきの共有、AI要約、日本語以外の文字起こしはビジネスのプランだけです。支払いはクレジットカードで、無料プランから自動で有料プランに変わることはありません。特定商取引法に基づく表示では、購入確定後のキャンセル・返金は受け付けていません。

出典: toruno プランと価格・toruno 個人向け・リコー toruno 製品ページの価格表・特定商取引法に基づく表示(2026年10月24日時点)

使っているAIとデータの扱い

音声認識(日本語)
株式会社アドバンスト・メディアの AmiVoice
音声認識(日本語以外)
Microsoft の Azure AI Speech
要約の生成AI
Amazon Bedrock(AI要約プラン)
学習への利用
音声データ・文字起こし結果・要約のいずれも学習に使わない。AmiVoice は2024年3月14日に学習データとして使わないエンジンへ切り替えた
データの保管
AWS の日本リージョンのクラウドに保管。クラウドでの提供だけで、オンプレミスやネットワークに接続しない端末には対応しない
文字起こしの精度
公式は「95%以上」としている(雑音のない環境で、イヤホンマイクや話者に近いマイク付きスピーカーを使った場合)

出典: toruno 公式サイトのFAQ・リコー toruno 製品ページ・toruno 個人向け(2026年10月時点)

動作環境

リアルタイムに記録するデスクトップアプリはWindows 版だけで、公式のFAQでは Mac 用アプリと Android アプリは提供していないとしています。Mac や Android でも、録音済みのファイルのアップロードによる文字起こしはでき、Android などのブラウザで動く記録用のWebアプリ(マイクの音声のみ)もあります。

記録アプリ(推奨)
Windows 11 Enterprise 日本語版 64bit(最新から2世代前まで)、Intel Core i5(最大2.4GHz以上)、メモリ16GB以上
Webサイト
Google Chrome 最新版(Edge・Firefox・Safari でも動くが動作保証の対象外)
iPhoneアプリ
iOS 26以上
モバイル記録(ブラウザ版)
Windows・Mac の Chrome 最新版、iOS 26以上、Android 17以上

出典: リコー toruno 製品ページの主な仕様(2026年9月現在の推奨環境)

他の議事録AIとの違い

toruno の特徴は、会議の音声と画面のキャプチャまで1つの会議ログに残し、法人向けは記録時間だけで料金が決まる点です。会議にBotを参加させず、パソコンの音声を記録アプリで拾うため、招待された社外のWeb会議でも同じ手順で記録できます。

観点torunoYOMELLINE WORKS AiNoteNotta
Web会議の記録Windows の記録アプリ(Botなし)+画面キャプチャBotの入室なしで記録Bot が会議に参加Zoom・Teams・Google Meet・Webex に自動参加
料金の決まり方記録時間(法人はユーザー数に連動しない)利用時間(ID数無制限)個人・組織のプラン個人・ビジネスのプラン
料金ビジネス月9,000円〜、AI要約月27,000円〜(税抜)、個人月1,650円(税込)スターター月28,000円(30時間)〜(税抜)フリー0円、ソロ月1,440円〜、チーム月19,800円〜(年額・税抜)フリー0円、プレミアム1,185円、ビジネス2,508円(年間・税込の月額)

他社の列は、各製品ページに記載の確認時点の内容です。

同じく利用時間で料金が決まる法人向けの国産ツールとしては YOMEL が近く、Botを会議に参加させて記録する方式なら LINE WORKS AiNote が比較対象になります。個人や少人数でユーザー単位の月額で始めたいなら Notta や Rimo Voice も候補です。

メリット・デメリット

メリット

  • 文字起こしに加えて会議の音声と画面のキャプチャも残るため、資料を見ながら会議を振り返れる
  • 法人向けは記録時間で料金が決まり、登録ユーザー1,000人まで人数による費用がかからない
  • 会議にBotを入れず、Web会議ソフトとの連携設定なしで社外の会議も記録できる
  • データは日本リージョンに保管し、音声・文字起こし・要約をAIの学習に使わない
  • 法人は3週間(上限30時間)、すべての機能を無料で試せる

デメリット

  • リアルタイムに記録するデスクトップアプリは Windows だけで、Mac 用・Android 用のアプリはない
  • AI要約・日本語以外の文字起こし・リアルタイム翻訳・kintone 連携は、AI要約プラン(月27,000円〜・税抜)が必要
  • iPhoneアプリは録音してアップロードする方式で、アプリ上でリアルタイムに文字起こしはしない
  • 法人の正式契約は担当営業を通じた手続きで、Web上だけでは申し込みが完結しない

導入事例

公式サイトでは2社の事例を公開しています。

  • 九電みらいエナジー株式会社(再生可能エネルギー発電事業): 2025年3月に利用を始め、部門単位の導入から全社に広げた。議事録作成が1〜2時間から10〜30分に、外出先での打合せ後の記録作成・報告が半日近くから1時間以内に短くなった。ベトナム出張ではiPhoneアプリで録音し、帰国後にアップロードして文字起こしした
  • 株式会社リコー 経営企画センター: 2024年から経営会議・プロジェクト会議の議事録作成に使い、パーソナル版での検証からビジネスプランに切り替えて約10名で利用。会議時間の倍以上かかっていた文字起こしの工程がなくなり、議事録作成全体がおおむね1時間になった

公式のお知らせでは、2023年12月に「直感的な会議振り返り技術」で特許を取得したこと、2021年6月に Nikkei Style の「音声文字起こし」7サービスの検証記事に掲載されたことを伝えています。

よくある質問(FAQ)

torunoの料金はいくら? 法人向けの toruno ビジネスは月30時間9,000円・月100時間28,500円・月500時間135,000円、AI要約付きの toruno ビジネス AI要約は月30時間27,000円・月100時間85,500円です(税抜)。個人向けの toruno パーソナルは無料(累計3時間)と月1,650円(月10時間・税込)があります(2026年10月時点)。

無料で使える? 個人向けは会員登録すると累計3時間分を無料で使えます。法人向けは3週間(上限30時間)の無料トライアルでAI要約を含むすべての機能を試せ、終了後に自動で課金されることはありません。

Zoom や Teams の会議を記録できる? できます。Windows の記録アプリでパソコンの音声を拾う方式で、Microsoft Teams・Zoom・Google Meet・Webex で記録できることを公式が確認しています。会議にBotを参加させる必要はありません。

Mac で使える? Mac 用の記録アプリはありません。Mac では、録音・録画したファイルのアップロードによる文字起こしと、Chrome で動くモバイル記録(ブラウザ版)が使えます。

会議の内容はAIの学習に使われる? 使われません。日本語の AmiVoice、日本語以外の Azure AI Speech、要約の Amazon Bedrock のいずれも、音声データや文字起こし結果を学習に使わないと公式は説明しています。データは日本リージョンのクラウドに保管されます。

英語の会議にも使える? toruno ビジネス AI要約プランで、英語・中国語など日本語以外の音声を文字起こしでき、18言語のリアルタイム翻訳も使えます。ほかのプランは日本語の文字起こしだけです。

本ページの情報は2026年10月時点で公式サイトに公開されている内容にもとづきます。最新の仕様・料金は公式サイトをご確認ください。

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