Veo(ヴェオ)とは?
Google DeepMindが開発する動画生成AIモデル。現行のVeo 3.1はテキストや画像から高精細な動画を生成し、セリフ・効果音・環境音・BGMなどの音声を動画と同時に生成できるのが特徴。4K対応で、GeminiアプリやGoogle Flow、YouTube Shorts、API(Gemini API/Vertex AI)から利用できます。
解決する業務課題
「Veo」のサービス詳細
Veoとは
Veo(ヴェオ)は、Google DeepMindが開発する動画生成AIモデルです。テキストや画像から、実写と見まがう高精細な動画を生成します。現行モデルはVeo 3.1(2025年10月)で、映像だけでなくセリフ・効果音・環境音・BGMといった音声を、動画と同時に生成できるのが最大の特徴です。多くの動画生成AIが無音の映像を出力するのに対し、Veoは音つきの動画をそのまま出力します。GeminiアプリやGoogle Flow、YouTube Shortsなど、Googleの各サービスから利用できます。
映像と「音」が最初からそろって出てくる
Veo最大の特徴は、動画と音声を同時に生成する点です。プロンプトに書いたセリフをキャラクターがリップシンク(口の動きを合わせて)で話し、足音や環境音、BGMまで映像に合わせて生成されます。他の多くのツールでは映像を作ったあとに音を別途つける必要がありますが、Veoは音つきの完成クリップを一度に出力します。
参照画像で、キャラや世界観を保ったまま動かす
参照画像を最大3枚渡して、同じキャラクター・被写体・スタイルを保ったまま動画を生成できます(Ingredients to Video)。実世界の物理挙動の再現やカメラワークの制御にも対応し、シーンをまたいでも見た目が破綻しにくいのが強みです。
使い方
-
Google AI のプランに登録する
VeoはGoogle AI Pro以上のプランで利用できます。Geminiアプリまたは映像制作ツールGoogle Flowにログインします。
-
プロンプトや画像を入力する
作りたい映像をテキストで指示するか、元になる画像をアップロードします。セリフや効果音も文章で指定できます。
-
動画を生成する
数十秒〜数分で、音声つきの動画クリップ(既定8秒)が生成されます。
-
延長・編集する(Google Flow)
Extendでクリップをつないで1分以上に延ばしたり、開始/終了フレームの指定、要素の追加・削除、1080p/4Kへのアップスケールなどで仕上げます。
-
書き出す・共有する
完成した動画を書き出します。YouTube Shortsから直接生成することもできます。
機能
01生成する
テキスト・画像から音つき動画を作る。
- テキスト→動画/画像→動画 — 指示や画像から映像を生成
- ネイティブ音声生成 — セリフ・効果音・環境音・BGMを同時生成
- 4K対応 — 高精細な映像出力
02一貫性・制御
狙いどおりの映像にする。
- Ingredients to Video — 参照画像を最大3枚使ってキャラ・被写体・スタイルを一貫
- カメラ制御・物理再現 — フレーミングやカメラ移動、実世界の物理挙動
- リップシンク — セリフに合わせた口の動き
03編集する(Google Flow)
クリップを組み立てて仕上げる。
- Extend — クリップを接続して1分以上に延長
- Frames to Video / Insert・Remove — フレーム間の補間、要素の追加・削除
- アップスケール — 1080p/4Kへ高解像度化
料金
Veoは単体販売ではなく、個人はGoogle AIのサブスクリプション、開発者はGemini API/Vertex AIの従量課金で利用します。
| 使い方 | プラン・単価 | 内容 |
|---|---|---|
| 個人(サブスク) | Google AI Pro ¥2,900/月〜 | Geminiアプリ・FlowでVeoを利用(1日あたりの上限あり) |
| 個人(上位) | Google AI Ultra ¥36,400/月 | Flowでフルアクセス。生成動画に可視ウォーターマークが付かない |
| 開発者(API従量) | Veo 3.1 Standard $0.40/秒(4Kは$0.60) | Fastは$0.10〜、Liteは$0.05〜。いずれも音声込み・生成成功時のみ課金 |
すべての生成物には、AI生成であることを示す不可視の電子透かしSynthIDが埋め込まれます。可視ウォーターマークは下位ティアの出力に表示され、Ultraプランのみ付きません。8秒動画をAPIのStandard(720p/1080p)で作ると約$3.20です(2026年8月時点)。
金額は2026年8月時点の公式表記にもとづきます。モデルの世代・料金・提供内容は変更されることがあるため、最新情報はVeo公式ページや各料金ページでご確認ください。
日本での利用・日本語対応
VeoはGeminiアプリなどから日本でも利用でき、日本語のプロンプトに対応しています。利用にはGoogle AI Pro(¥2,900/月)以上のプランが必要です。
他の動画生成AIとの違い
動画生成AIは「音声を同時に作れるか」「最高解像度」「どの製品群と統合されているか」で違いが出ます。Veoは音声をネイティブに同時生成できる数少ないモデルで、Googleの各サービスに深く統合されている点が際立ちます。
| 観点 | Veo | Sora | Kling |
|---|---|---|---|
| 音声 | 映像と同時に生成(リップシンク対応) | 映像中心 | 音声機能を拡充中 |
| 最高解像度 | 4K | 1080p級 | 1080p級 |
| 統合 | Gemini・Flow・YouTube・Vertex AI | ChatGPT/Sora | 単体アプリ・API |
同じテキスト→動画ではSora、表現力とコントロールのKling、編集・商用ワークフローのRunway MLやLuma AIが比較対象になります。Googleのサービスを使っていて、音つきの動画を手軽に作りたいならVeoが有力です。
本ページの情報は2026年8月時点で公式サイトに公開されている内容にもとづきます。最新の仕様・料金は公式サイトをご確認ください。


