
ピクスバース
PixVerse
の使い方・機能・解決する業務課題
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PixVerse(ピクスバース)とは?
シンガポールの AIVORA PTE. LTD. が運営する動画生成AI。テキストや画像から短い動画を作れ、自社モデル PixVerse V6(最長15秒・1080p・音声つき)のほか Seedance・Kling などの他社モデルや、ダンス・変身などのテンプレートも使える。Web とアプリで日本語対応。無料のベーシック(透かし入り)と、月10ドル〜の有料プランがある。
解決する業務課題
「PixVerse」のサービス詳細
PixVerseとは
PixVerse(ピクスバース)は、テキストや画像から短い動画を作るAI動画生成サービスです。文章でシーンを説明するテキストから動画、手元の写真を動かす画像から動画のほか、ダンスや変身などの人気テンプレートに写真を当てはめるだけで SNS 向けの動画ができる機能があります。ブラウザで使う Web 版(app.pixverse.ai)と、iPhone・Android のアプリがあり、公式サイト・Web 版とも日本語で表示されます。
運営者は、利用規約に記載されているシンガポールの AIVORA PTE. LTD. です。公式の企業情報ページによると、PixVerse は2023年の設立で、共同創業者兼 CEO は Changhu Wang 氏です。自社開発の動画モデル(現行は PixVerse V6)を持ちつつ、Seedance・Kling・MiniMax など他社の動画モデルも同じ画面から選べます。
米国の投資会社 a16z が公開した「Top 100 Gen AI Consumer Apps」第6版では、モバイルアプリの一覧に PixVerse が入り、本文でも Kling AI・Hailuo と並んで利用を伸ばした動画生成サービスとして名前が挙がっています。
使い方
- Web 版を開くか、アプリを入れる パソコンではブラウザで app.pixverse.ai を開きます。スマートフォンでは、公式サイトの「アプリをダウンロード」から App Store または Google Play に進みます。無料のクレジットは、ログインすると毎日付与されます。
- 作り方を選ぶ 文章から作るなら「テキストから動画」、写真を動かすなら「画像から動画」を選びます。手早く SNS 向けの動画を作りたいときは、テンプレートの一覧から選んで写真をアップロードするだけで作れます。
- モデルと設定を選んで生成する 動画モデル(PixVerse V6 や他社モデル)、長さ、解像度、縦横比(16:9・9:16 など)を選んで生成します。生成にはクレジットを使い、消費量はモデル・解像度・長さ・音声の有無で変わります。
- 手直しして書き出す 気に入らない部分は、動画の延長、最初と最後のフレームをつなぐトランジション、一部分の差し替えなどの編集機能で直します。無料のベーシックでは透かし(ウォーターマーク)が入り、透かしなしで書き出すには有料プランが必要です。
機能
01動画を作る
公式サイトとアプリの説明で、中心の機能として挙げられているものです。
- テキストから動画 — 被写体・場所・カメラの動き・光・音を文章で書いて、動画にする
- 画像から動画 — 商品写真やキャラクター、風景写真を動かす
- 参照生成 — 複数の参照画像を使い、キャラクター・物・シーン・スタイルをそろえて動画を作る
- テンプレート — ダンス、変身、商品プロモーションなどの型に写真を当てはめて、すぐに動画にする
- リップシンク — キャラクターの画像にセリフや音声を合わせて、口を動かす
02作った動画を直す
一度生成した動画を手直しする機能です。
- 延長 — 次の場面を説明すると、動画の続きを作る
- トランジション — 最初と最後のフレームを、AI が作るつなぎでなめらかにつなぐ
- 動画の部分編集 — 動画の中の選んだ部分を、参照画像などをもとに差し替える
- 高画質化 — 画像や動画を高解像度にする(アプリの説明では動画は最大4Kまで)
03仕事の制作フローに組み込む
広告や大量の動画制作向けに用意されている機能です。
- エージェント — 変えたい内容を会話で伝えながら、ショットを作り直す
- キャンバス — プロンプト・参照素材・生成・出力をノードでつなぎ、ワークフローとして調整・再実行する
- マーケティングハブ — 商品画像や URL から、広告向けの短い動画を作る
- API・CLI — 開発者向けの API と、ターミナルから生成するコマンドラインツール
PixVerse V6 は、15秒・1080p・音声つきまで1回で作る
自社の動画モデル PixVerse V6 は、公式のモデルページで「15秒の1080p動画、マルチショットシーン、ネイティブ音声、アスペクト比のコントロール」を特長として紹介されています。
マルチショットは、引き・寄り・切り替えを1回の生成の中で組み立てる機能で、短い CM や予告編のように場面が変わる動画を、断片をつなぎ合わせずに作れます。音声は、会話・効果音・環境音を動画と一緒に生成します。縦横比は 16:9 や 9:16 などを生成前に決められるので、YouTube 用と縦型ショート動画用を作り分けるときに便利です。

出典: PixVerse V6(公式)
テンプレートで、SNS 向けの動画を写真1枚から
アプリでは、ホーム画面から画像生成・画像から動画・テキストから動画を選べるほか、リップシンク、画像編集、トランジション、高画質化のボタンが並びます。
テンプレートは「ダンス」「変身」「ビューティー」「ミニチュアワールド」などのシリーズに分かれていて、写真を選ぶだけで流行の動きや演出の動画が作れます。プロンプトを書かずに始められるので、SNS 運用で短い動画を量産したいときの入り口になります。

テンプレートの一覧では、テーマごとにサンプル動画が並び、選ぶとそのまま自分の写真で作れます。生成した動画は、延長やトランジションで手直しできます。

出典: App Store(日本)PixVerse Lite(AIVORA PTE. LTD. が提供するアプリのスクリーンショット)
料金
PixVerse の Web 版は、無料のベーシックと、5つの有料プランがあります。日本語の料金ページでも金額は米ドルで表示され、税込・税抜の別は書かれていません。動画の生成にはクレジットを使い、有料プランでは30日ごとにメンバーシップクレジットが付与されます。
| プラン | 月払い | 年払い(月額換算) | 年間請求額 | メンバーシップクレジット(30日ごと) | デイリークレジット | 動画解像度 | 同時生成 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ベーシック(無料) | 0ドル | — | — | なし(初回60) | 30 | 最大540P | 2件 |
| スタンダード | 10ドル | 8ドル | 96ドル | 1,200 | 60 | 最大720P | 3件 |
| プロ | 30ドル | 24ドル | 288ドル | 6,000 | 60 | 最大4K | 5件 |
| プレミアム | 60ドル | 48ドル | 576ドル | 15,000 | 60 | 最大4K | 8件 |
| ウルトラ | 199ドル(通常249ドル) | 149ドル | 1,788ドル | 25,000 | 60 | 最大4K | 8件 |
| チームウルトラ | 1席199ドル | 1席149ドル | 1席1,788ドル | 25,000(チームで共有) | — | 最大4K | 12件 |
- ウォーターマークなし・広告なしは有料プランの特典で、無料のベーシックの出力には透かしが入ります
- デイリークレジットは毎日 UTC の午前0時に更新され、使わなかった分はその日のうちに失効します。メンバーシップクレジットも、次の30日に繰り越されません
- 有料プランでは、対象の画像モデルについて「リラックスモード」での画像生成が無制限になります(どのモデルが対象かはプランごとに違います)。動画生成が無制限になるわけではありません
- プロ以上では Seedance・MiniMax・Kling O3・Grok Imagine などの他社の動画モデルも選べ、ウルトラとチームウルトラではそれらのモデルが20〜40%引きになります
- クレジットパックは、500クレジット5ドル・2,000クレジット20ドル・5,000クレジット50ドル・10,000クレジット100ドルの4種類。スタンダードは10%、プロは30%、プレミアムとウルトラは50%のクレジットが上乗せされます
- 返金は、有効期間内で未使用のサブスクリプションだけが全額返金の対象で、部分返金はありません。クレジットパックは返金できません
(2026年10月23日時点の公式の料金ページにもとづく。ウルトラの199ドルは料金ページに「20%引き」と表示されている金額です)
開発者向けの API は Web 版とは別の料金で、API プラットフォームで管理されます。公式の API 料金ページでは、225クレジット=1米ドルを基準に、生成した動画の秒数・解像度・音声の有無ごとのクレジットで課金すると案内しています。
商用利用とデータの扱い
公式の企業情報ページは、出力の所有権を PixVerse が主張しないことと、商用利用ができるかは利用規約・プランや契約・素材の権利によることを分けて説明しています。広告やクライアントの仕事に使うときは、使った写真や音楽、人物の権利を自分で確かめる必要があります。
また、公開されている利用規約とプライバシーポリシーでは、オプトアウトしない限り、アップロードした内容を集計・匿名化してモデルの学習を含むサービスの改善に使うと説明されています。情報セキュリティについては、DNV による ISO/IEC 27001 の認証を取得していると案内しています。
メリット・デメリット
メリット
- 無料のベーシックでも、毎日のデイリークレジットで試せる
- 自社モデルの PixVerse V6 に加えて、Seedance・Kling・MiniMax など他社の動画モデルも同じ画面で使える
- テンプレートを使えば、プロンプトを書かずに写真1枚から SNS 向けの動画が作れる
- 公式サイト・Web 版・アプリが日本語で表示される
- 延長・トランジション・部分編集・キャンバスなど、作った後に直す機能が多い
デメリット
- 無料のベーシックは透かし入りで、解像度も最大540P
- 料金は米ドル表示で、円での金額は決済時に確かめる必要がある
- デイリークレジットとメンバーシップクレジットは繰り越せず、使わなかった分は失効する
- 返金は「有効期間内で未使用」の場合に限られ、生成結果への不満は返金理由にならない
- オプトアウトしない限り、アップロードした内容がサービス改善(モデルの学習を含む)に使われる
他の動画生成AIとの違い
PixVerse の特徴は、自社モデルと他社モデルを1つの画面で使えることと、SNS 向けのテンプレートが多いことです。当サイトに掲載しているほかの動画生成AIと並べると、次のようになります。
| プロダクト | 提供元 | 特徴 | 料金(各製品ページの記載) |
|---|---|---|---|
| PixVerse | AIVORA PTE. LTD.(シンガポール) | 自社の V6(15秒・1080p・音声)と他社モデル。テンプレート・エージェント・キャンバス | 無料(透かし入り)。有料は月10ドル〜 |
| Kling | 快手(Kuaishou、中国) | Kling 3.0/3.0 Omni。ネイティブ音声とネイティブ4K出力 | 月額継続は8.8ドル/月〜。無料プランは透かし付き・商用不可 |
| Vidu | 生数科技(ShengShu、中国) | 参照画像で人物や小物の見た目をそろえる「参照から動画」 | 月10ドル〜(無料枠あり) |
| Runway ML | Runway | 自社の Gen-4.5 と他社モデルを横断して使えるクリエイティブ基盤 | 無料(125クレジット)、Standard 月15ドル〜 |
他社の内容と料金は、それぞれの製品ページに記載している確認時点の内容です。最新の料金は各製品ページと公式サイトでご確認ください。
写真1枚からテンプレートで SNS 向けの動画を手早く作りたいなら PixVerse が向いています。1つのモデルで4K・音声つきの高品質な動画を作り込みたいなら Kling、登場人物の見た目をそろえることが最優先なら Vidu、編集まで含めたプロ向けの制作環境が欲しいなら Runway ML が比較対象になります。
よくある質問(FAQ)
Q. PixVerse は無料で使えますか? A. 使えます。無料のベーシックでは、初回に60クレジット、毎日30クレジットが付与されます。ただし、出力には透かしが入り、解像度は最大540Pです。透かしなしで書き出すには、月10ドルのスタンダード以上が必要です。
Q. PixVerse の料金はいくらですか? A. Web 版の有料プランは、スタンダード月10ドル、プロ月30ドル、プレミアム月60ドル、ウルトラ月199ドル(2026年10月23日時点の割引表示。通常249ドル)です。年払いにすると月あたり8〜149ドルになります。
Q. 日本語に対応していますか? A. 対応しています。公式サイト(pixverse.ai/ja)、Web 版、料金ページ、アプリの説明が日本語で表示されます。
Q. 作った動画を商用利用できますか? A. 公式は、出力の所有権を主張しないとしたうえで、商用利用ができるかは利用規約・プランや契約・素材の権利によると説明しています。広告などに使う前に、利用規約と、使った素材の権利を確かめてください。
Q. 運営会社はどこですか? A. シンガポールの AIVORA PTE. LTD. です。利用規約に運営者として記載されています。
本ページの情報は2026年10月時点で公式サイト(pixverse.ai・app.pixverse.ai)と App Store に公開されている内容にもとづきます。最新の仕様・料金は公式サイトをご確認ください。



