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ロビロン
Robylon
の使い方・機能・解決する業務課題

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Robylon(ロビロン)とは?

米国サンフランシスコのZooid Tech Inc.が提供する、カスタマーサポート向けのAIエージェント。メール・チャット・音声通話・WhatsAppなどの問い合わせに答え、Zendesk・Freshdesk・Salesforce・Shopifyなどと連携して返金・注文の更新・チケット処理まで実行し、解決できないものは会話の内容を付けて担当者に引き継ぐ。AIの応答言語は日本語を含む40以上。料金は席数ではなくAIクレジット制で、無料のStarter(月300クレジット・約40会話)、Pro月$25〜、Business月$180〜、Enterprise要相談。導入250社超、SOC 2 Type II・HIPAA準拠。

解決する業務課題

「Robylon」のサービス詳細

Robylonとは

Robylon(ロビロン)は、米国サンフランシスコの Zooid Tech Inc. が提供するカスタマーサポート向けのAIエージェント基盤です。メール・Webチャット・音声通話・WhatsApp などに届いた問い合わせにAIが答えるだけでなく、注文・アカウント・予約などの社内システムを読みにいき、返金・注文の更新・チケット処理といった「対応そのもの」まで実行します。AIが解決しきれない問い合わせは、会話の履歴と要約を付けて担当者に引き継ぎます。

Zendesk・Freshdesk・Zoho Desk・Salesforce・Intercom などの既存ヘルプデスクの中で動かすことも、Robylon 単体(自前の受信箱と有人対応の席)で運用することもできます。公式によると導入企業は250社超で、EC・フィンテック・SaaS・物流・ゲーム・ヘルスケアなどで使われています。

250社超導入企業
公式サイトの記載
$0Starterプラン
月300クレジット(約40会話)
40以上AIが応答できる言語
日本語を含む
7日多くのチームの稼働までの期間
公式の案内

使い方

管理画面の「Home」にある初期設定のチェックリストに沿って進めると、空のワークスペースから公開まで進められます(公式ドキュメントの Quick Start による)。

  1. 無料のStarterプランで登録する

    公式サイトの「Get Started for Free」から登録します。Starterは無料で、月300クレジット(約40会話)とWebチャットが使えるため、実データでの試験導入に向きます。

  2. 会社情報と言語を設定する

    「Account Setup」で会社情報を入れ、「Languages」でAIの既定の言語と、対応させたい言語を選びます。日本語も選択肢に入っています。

  3. ナレッジを登録する

    Webサイト・ヘルプセンター・FAQ・Word文書・Googleドライブの文書・手入力のQ&Aなどを「ナレッジソース」として追加します。AIはこれをもとに、出典を示しながら答えます。

  4. チャットを設置する

    チャットの名前・アイコン・見た目を決め、発行されるスクリプトを自社サイトに貼ります。WordPress・Wix・Webflow・Framer・Bubble、モバイルアプリへの設置手順も公式ドキュメントにあります。

  5. 公開前にテストし、チャネルと担当者を広げる

    想定質問をCSVでまとめて流す一括テストで回答を確かめてから公開します。その後、メール・WhatsApp・音声などのチャネルを足し、有人対応のメンバーを招待します。

管理画面の「Home」には、Account Setup・Chatbot Setup・Knowledge Base Setup・Setup Scripts の4段階のチェックリストと、スクリプトの設置・ナレッジの追加・AIエージェントの作成・ワークフローの作成などへのショートカットが並びます。

Robylonの管理画面のHome。左に初期設定4段階の進み具合(3/4完了)、右にスクリプト設置・ナレッジ追加・AIエージェント追加・ワークフロー作成などのクイックアクションが並ぶ
初期設定のチェックリスト(出典: Robylon 公式ドキュメント)

機能

01問い合わせに答え、処理まで終える

FAQに答えて終わるチャットボットではなく、社内システムを読んで操作するところまでを担います。

  • ナレッジエージェント — 登録したナレッジから検索して回答し、根拠を示す
  • ツール連携のアクション — 予約・予約変更、CRMの項目更新、支払いリンクの送付、チケット作成などを、自社のAPIや連携アプリ経由で実行
  • ワークフロー — トリガー・条件・代替の流れで「次に何をするか」を組み立てる
  • 人への引き継ぎ — 会話履歴・要約・推奨する次の対応を付けて担当者へ渡す

021つのエージェントを、全チャネルで使う

同じナレッジ・同じ動作設定・同じ分析を、チャネルをまたいで共有します。

  • 対応チャネル — メール、Web・アプリ内チャット、音声通話、WhatsApp、Instagram、Facebook、Twilio経由のSMS、YouTubeのコメント、アプリストアのレビュー
  • ヘルプデスクの中で動く — Freshdesk・Zendesk・Zoho Desk・Salesforce・Vtiger・Intercom・Freshchat・SalesIQ・Gorgias
  • 連携先 — ヘルプデスク・CRM・EC(Shopify・WooCommerce など)・電話(Twilio・Amazon Connect・Aircall など)の38ツールと、REST APIを持つ任意のシステム

03公開後に品質を上げる

運用しながら回答を直していくための仕組みがそろっています。

  • 一括テスト — 想定質問のCSVをアップロードし、AIの回答と根拠をまとめて採点する
  • ナレッジの不足検出(KB gaps) — 答えられていない質問をまとめて見つける(Pro以上)
  • 有人対応からQ&Aを作る — 担当者が閉じたチャットから質問と回答を抜き出し、確認のうえナレッジに足す
  • 分析・会話レビュー — 自己解決率・対応時間・CSATなどを追い、AIがどの知識・ツールを使って答えたかもたどれる

04使うAIモデルを選べる

エージェントごとに、Google の Gemini、OpenAI の GPT、Anthropic の Claude、Azure上の DeepSeek・Kimi・GLM などから使うモデルを選べます。Starterは基本モデルのみ、Pro以上はすべてのモデル、Enterpriseは自社のLLMを持ち込めます。

公開前の一括テストでは、実際の問い合わせに近い質問をCSVの「Question」列に並べてアップロードすると、公開中の設定でAIが1問ずつ答えます。回答と参照した情報源を確かめ、点数をつけ、結果を書き出せます。質問数に上限はありません。

Robylonの一括テストの作成画面。テスト名の入力欄と、質問を並べたCSVのアップロード欄、サンプルCSVのダウンロードリンクがある
想定質問のCSVで一括テストを作る(出典: Robylon 公式ドキュメント)

料金

ワークスペースの料金は、席数ではなく月間のAIクレジットで決まります。1会話あたり約7.5クレジットで見積もられており、下の会話数はチャット・WhatsApp・メールの目安です(音声通話は別の消費率)。金額は米ドル、2026年10月の公式料金ページで確認したものです。

プラン月払い年払い(月あたり)月間クレジット(会話の目安)主な内容
Starter$0$0300(約40)Webチャット、ナレッジ50件・1MB、基本モデル、Slack連携、基本分析
Pro$25〜$158$22〜$142500〜3,500(約67〜467)WhatsApp、メール・チケット、全モデル、LLMフォールバック、ナレッジの不足検出・テスト、Teams・Googleスプレッドシート連携
Business$180〜$300$162〜$2704,500〜10,000(約600〜1,333)音声通話、Freshdesk・Zendesk・Zoho Desk連携、独自API連携、チャット・音声の分析、AIによる改善提案
Enterprise要相談要相談個別自社LLMの持ち込み、WhatsApp音声通話、SSO、監査ログ、データ保持期間の設定、SLA、専任担当

ProとBusinessはクレジット量で金額が変わります(月払い)。Pro: 500=$25/1,500=$75/2,500=$113/3,500=$158。Business: 4,500=$180/6,000=$240/8,000=$280/10,000=$300。

有人対応の席(任意)
Basic $19・Advanced $49・Expert $89(1席・月額)。Robylonの受信箱でエスカレーションに答える人の分だけ
追加クレジット
1,000クレジットあたり $25(全プラン)
その他のアドオン
独自ドメイン $49/月、「Powered by Robylon」表示の削除 $29/月
年払い
プラン・アドオンとも10%引き
クレジットが尽きたとき
AIの返信が止まり、有人の受信箱は動き続ける(残量50%・20%・0%で通知)

日本語での問い合わせにも使えるか

公式サイトと管理画面の案内は英語です。一方、AIが答える言語は公式ドキュメントの「Languages」の設定で選べ、選択肢の一覧に日本語(Japanese)が含まれています。既定の言語と対応言語を選んでおくと、顧客が書いた言語を会話ごとに判定してその言語で返し、判定できないときは既定の言語で返します。担当者が自分の言語で書いた返信を、顧客の言語に翻訳して送る設定もあります。

対応言語は、検索つきの一覧から選びます。公式ドキュメントでは、選んだ言語はナレッジと担当者がそれに対応できるものにするよう案内しています。日本語で運用するなら、日本語のナレッジを用意しておくことが前提です。音声エージェントの言語は、音声認識・音声合成の設定で別に選びます。

Robylonの言語設定。「What languages should your chatbot support?」の一覧からスペイン語とヒンディー語を選んでいる
チャットボットが応答する言語を選ぶ画面(出典: Robylon 公式ドキュメント)

導入実績と評判

公式サイトでは、導入企業として HealthifyMe・Tata MD・Bewakoof.com・Fyers・Mudrex・HT Media Group・Aditya Birla Fashion & Retail・Topmate などを挙げています。公開されている導入事例の成果は次のとおりです(いずれも公式の導入事例ページの記載)。

01問い合わせの自動解決

  • 95%超 — ゲーム会社でナレッジに関する問い合わせを自動解決
  • 約85% — D2Cのアパレルブランドでチャットの問い合わせを自動解決(チケットは60%)
  • 80%超 — オンライン証券のプラットフォームでチケットを自動解決
  • 95%超 — 米国の物流企業で平均対応時間(AHT)を短縮

02売上・回収への効果

  • 40% — HealthifyMe でコンバージョンが増加、顧客エンゲージメントは2倍
  • 約25% — 貸付会社で、AI音声エージェントによる回収額が増加
  • 約35% — 自動車ローン会社で、AI音声エージェントによるリード選別のコストを削減

「メンターと学生をつなぐプラットフォームを運営しています。通話のキャンセル、返金、支払い処理、クーポンの有効確認、ミーティングの調整など、私たち特有の用途を Robylon のAIが処理してくれています。」— Ankit Agrawal 氏(Topmate 共同創業者。公式料金ページに掲載のコメントを翻訳)

レビューサイトの G2 では、5点満点中5.0(42件、2026年10月に公式が確認した値)と案内されています。

セキュリティとデータの扱い

公式によると、Robylon はSOC 2 Type II と HIPAA に準拠し、GDPR・CPRA にも沿った運用をしています。連携には利用企業が発行し、いつでも取り消せる権限を絞った認証情報を使うため、AIが触れられるのは許可したデータと操作だけです。米国内でのデータ保管も選べます。管理画面では、住所・電話番号・カード番号など27種類の個人情報を、ロールごとに伏せて表示する設定ができます。報告書と方針は Trust Centre で公開されています。

つくっている会社

運営は Zooid Tech Inc.(米国カリフォルニア州で設立、本社はサンフランシスコ)で、Robylon はそのブランド名です。共同創業者の Dinesh Goel 氏が CEO、Mayank Shekhar 氏が CTO を務めています。

他のカスタマーサポートAIとの違い

Robylon の特徴は、無料から始められ、席数ではなくクレジットで払う料金体系のまま、メール・チャット・音声・WhatsApp を1つのエージェントでまかない、返金や注文更新などの処理まで実行できる点です。

観点RobylonIntercom Fin AIChatbase
課金の単位月間クレジット(Pro $25/月〜)解決1件ごと($0.99〜)月間メッセージ(Hobby $32/月〜・年払い時)
無料での利用Starter(月300クレジット)14日間の無料トライアルFreeプラン(月50メッセージ)
チャネルメール・チャット・音声・WhatsApp ほかチャット・メール・電話・WhatsApp・SMS ほかチャット・メール・音声
既存ヘルプデスクとの関係Zendesk・Freshdesk・Zoho Desk などの中で動く/単体でも可任意のヘルプデスクに後付け/Intercomと一体でも可自前のヘルプデスク機能あり

他製品の列は、各製品ページに記載の確認時点の内容です。

解決した件数で払いたいなら Intercom Fin AI、自社データからノーコードで手軽にボットを作るなら Chatbase が比較対象です。日本語の問い合わせに特化した国産の基盤を求めるなら KARAKURI や Chat Plus も候補になります。海外の複数チャネルの問い合わせを、処理まで含めて少額から自動化したい場合に Robylon が合います。

よくある質問(FAQ)

Robylonは無料で使えますか?

使えます。Starterプランは無料で、月300クレジット(約40会話)、Webチャット、ナレッジ50件までが含まれます。WhatsApp・メールはPro以上、音声通話はBusiness以上です。

日本語で問い合わせに答えられますか?

AIが答える言語の一覧に日本語が含まれており、顧客が日本語で書けば日本語で答える設定ができます。ただし公式サイト・ドキュメントは英語です。

有人対応の席は必須ですか?

必須ではありません。AIエージェントだけでも使え、Business以上では解決できない問い合わせを Freshdesk・Zendesk・Zoho Desk に引き継げます。Robylonの受信箱で人が答える場合にだけ、1席$19〜$89の席を買います。

クレジットを使い切るとどうなりますか?

AIの返信が止まり、有人の受信箱は使い続けられます。上のクレジット段階に移るか、1,000クレジット$25で追加できます。

本ページの情報は2026年10月時点で公式サイトに公開されている内容にもとづきます。最新の仕様・料金は公式サイトをご確認ください。

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