Weydub(ウェイダブ)とは?
Weydub(ウェイダブ)は、既存の動画や画像を他言語向けに作り直すAIローカライズツールです。映像に焼き付いた字幕・ロゴ・画面内テキストをぼかさずに消す字幕除去、音声認識(ASR)とOCRによる字幕生成、AI翻訳、ボイスクローンを含むAI吹き替え、画像内テキストの翻訳を1つのワークスペースで行え、最大100本の一括処理とAPIにも対応。中国の動画ツール GhostCut の技術を基盤とする海外向けブランドで、運営は香港の PixelRock Limited。日本語の画面あり。料金は買い切りのクレジット制(200クレジット10ドル〜、有効期限あり)。
解決する業務課題
「Weydub」のサービス詳細
Weydubとは
Weydub(ウェイダブ)は、すでにある動画や画像を他の言語向けに作り直すためのAIメディアローカライズツールです。新しい動画を生成するのではなく、教育動画・商品紹介動画・ショートドラマなど手元の素材を別の市場で使える形にすることに特化しています。
中心にあるのは、映像に焼き付いた字幕やロゴ、画面内のテキストを消す字幕除去です。そのうえで、音声認識(ASR)とOCRによる字幕生成、AI翻訳、ボイスクローンを含むAI吹き替え、画像内テキストの翻訳までを1つのワークスペースで行えます。Weydubは中国の動画編集ツール GhostCut のメディアローカライズ技術を基盤とする海外向けブランドで、利用規約上の運営会社は香港の PixelRock Limited です。日本語のサイト・画面が用意されています。
管理・字幕・除去・翻訳・吹き替え・書き出し
動画・画像とも
字幕生成も100以上の言語
200クレジット・7日間有効
焼き付いた字幕を「ぼかさずに」消す

出典: Weydub 公式サイト(以下の画像も同様)
字幕トラックを非表示にする操作とは違い、Weydubは映像そのものに書き込まれた文字(焼き付け字幕・ハードサブ)を扱います。OCRで文字の領域を見つけ、その下にあったはずの背景をAIで補完(インペインティング)するため、モザイクやぼかしで隠す方法と比べて、字幕を消した跡が目立ちにくくなります。対象は字幕のほか、ローワーサード(画面下部のテロップ)、ロゴ、透かし、スクロールするテキストなどです。
品質は2段階あり、文字の領域を自動で検出するLiteと、範囲を指定して処理するProを選べます。ただし、元の画素を完全に復元するものではなく、背景や文字の重なり方によって仕上がりが変わります。運営チーム自身も処理後の映像を目で確認することを推奨しています。
使い方
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動画をアップロードする
MP4・AVI・MOV・MKV・MPG の動画をアップロードします(有料のクレジットパッケージでは1本15分・1GBまで)。複数の動画をまとめて投入でき、YouTube や TikTok などのSNS動画のリンクを貼り付けることもできます。
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やりたい処理を選ぶ
字幕除去・字幕生成・動画翻訳など、必要な処理を選びます。動画翻訳では、元の言語と翻訳先、字幕の入力元(音声認識・焼き付け字幕のOCR・字幕ファイルのアップロード)、吹き替えの声、背景音の扱い(BGMを残す/効果音だけ残す/ミュート)を指定します。
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字幕と話者を確認する
生成された字幕は、オンラインのSRTエディターでタイミングと文言を直せます。AIが話者を自動で識別するので、役ごとに声を割り当てられます。固有名詞や表示タイミングは、この段階で人が確認しておくのが安全です。
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書き出してダウンロードする
字幕・吹き替え・BGMを合成した動画をレンダリングし、動画とSRTファイルをまとめてダウンロードします。Premiere Pro や CapCut など編集ソフト向けのプロジェクトファイルとして書き出すこともできます。
7つの工程を、1本の流れで扱える

字幕を消すだけ、字幕を作るだけ、といった単体の使い方もできますが、Weydubの設計は「元素材をきれいにする → 字幕を起こす → 翻訳する → 吹き替える → 書き出す」を1つのプロジェクトで通す前提になっています。ショートドラマのように同じシリーズを何十話も処理する場合は、話者IDと声の割り当てがエピソードをまたいで引き継がれます。
機能
01元素材のクリーンアップ
翻訳や再編集の前に、映像・画像から元の言語の文字を取り除く。
- 字幕・テキスト除去 — 焼き付け字幕、テロップ、ロゴ、透かしを自動検出して除去(Lite/範囲指定のPro)
- 画像内の文字を削除 — 商品画像やポスターから文字だけを消す
02字幕
音声と画面の文字の両方から、タイミング付きの字幕を作る。
- 字幕生成 — 音声認識(ASR)と焼き付け字幕のOCRで字幕を抽出し、SRT/VTTで書き出す。100以上の言語に対応
- 字幕翻訳 — 用語やシリーズの文脈を保ったまま翻訳。DeepSeek などのモデルとマルチエージェントの仕組みを使う
- SRTオンラインエディター — タイミング・文言の修正と話者タグ付け
03翻訳・吹き替え
動画を対象言語版に作り替える。
- 動画翻訳 — 翻訳先は日本語・英語・中国語・韓国語・東南アジア諸語・欧州諸語など30以上
- AI吹き替え — Classic と Ultra-realistic の2種類の音声。ElevenLabs などの外部エンジンと独自のTTSを組み合わせる
- 感情対応ボイスクローン — 元の話者の声を複製し、30以上の言語で吹き替える。役ごとの声をシリーズ全体で統一
- 背景音の処理 — BGMを残す/効果音だけ残す/ミュートを選べる
04画像・大量処理・API
EC素材や、毎日大量の動画を処理するチーム向け。
- 画像翻訳 — OCR→翻訳→元の文字の消去→背景の復元→再配置までを自動化。100以上の言語。ブランド名や型番を翻訳しない「商品テキスト保護」あり
- 一括処理 — 動画・画像とも最大100件を同時に処理
- API — テキスト除去・動画翻訳・字幕生成・画像翻訳をAPIで呼び出し、コールバックで結果を受け取れる
料金
買い切りのクレジットパッケージを購入し、処理ごとにクレジットを消費する従量制です。月額のサブスクリプションや契約期間の縛りはありませんが、クレジットには有効期限があります。
| パッケージ | 料金(USD) | 1クレジットあたり | 有効期間 |
|---|---|---|---|
| 200クレジット | 10ドル | 0.0500ドル | 7日 |
| 600クレジット | 25ドル | 0.0417ドル | 30日 |
| 2,000クレジット | 65ドル | 0.0325ドル | 180日 |
| 8,000クレジット | 225ドル | 0.0281ドル | 365日 |
| 66,000クレジット | 1,800ドル | 0.0273ドル | 365日 |
| 300,000クレジット | 7,500ドル | 0.0250ドル | 365日 |
消費量は処理の種類と動画の長さで決まり、公式は30秒あたりのクレジット数を公開しています。大きいパッケージ(上位ランク)ほど単価が下がります。
| 処理(30秒あたり) | 消費クレジット |
|---|---|
| 字幕除去 Lite | 4 〜 1.5 |
| 字幕除去 Pro(範囲指定) | 6 〜 3 |
| AI吹き替え Classic | 2 〜 1(一部の音声は半分) |
| AI吹き替え Ultra-realistic | 50 〜 15 |
| 感情対応ボイスクローン | 45 〜 35 |
料金は2026年10月時点の公式料金ページによる(USD)。税込・税抜の別は記載がありません。各ランクとパッケージの正確な対応は購入画面でご確認ください。
他の動画翻訳・AI吹き替えツールとの違い
| 観点 | Weydub | Rask AI | HeyGen | Vrew |
|---|---|---|---|---|
| 得意分野 | 既存動画の焼き付け字幕を消してから多言語化 | 動画の翻訳・吹き替え | AIアバター動画の生成と翻訳 | 字幕起こしと字幕ベースの動画編集 |
| 焼き付け字幕の除去 | 中核機能(Lite/Pro) | 主眼ではない | 主眼ではない | 主眼ではない |
| 画像内テキストの翻訳 | あり(100以上の言語) | — | — | — |
| 料金の形 | 買い切りクレジット(有効期限あり) | サブスクリプション | サブスクリプション | 無料プラン+サブスクリプション |
Weydubが向いているのは、元の言語の字幕が映像に焼き付いていて、そのままでは別の言語の字幕を重ねられない素材を扱う場面です。中国語や韓国語のショートドラマ、字幕入りで納品された商品動画、テロップの多い教育動画などがこれに当たります。
- 字幕の焼き付きがなく、翻訳・吹き替えの品質を中心に比べたいなら Rask AI
- 出演者の口の動きまで合わせた翻訳動画や、AIアバターで新しく動画を作るなら HeyGen
- 吹き替えの声そのものの品質を重視し、音声単体で扱うなら ElevenLabs
- 日本語の字幕起こしを起点に動画を編集するなら Vrew
導入実績と評判
01ショートドラマの海外展開
Weydubがもっとも力を入れている領域。公式は、海外展開するショートドラマの主要顧客の80%にサービスを提供し、約3,000超のシリーズで1日30万話以上をローカライズしていると公表しています(数値の記録日・対象範囲は公式の注記ページで説明されています)。
02利用者の規模と取引先
公式サイトは「2,000,000以上のクリエイターや企業」に利用されているとし、アリババ、JD.com(京東)、bilibili、Kuaishou(快手)、Anker、富士通などのロゴを掲載しています。
公式サイトには、ショートドラマ企業のCEOやEC運用担当者などのコメントが掲載されていますが、いずれも氏名の一部と所属の業種のみの表記で、企業名までは明かされていません。
メリット・デメリット
メリット
- 焼き付いた字幕やロゴを、ぼかしではなく背景の補完で消せる
- 字幕除去から翻訳・吹き替え・書き出しまでを1つのプロジェクトで通せる
- 動画・画像とも最大100件の一括処理とAPIがあり、大量の素材を扱うチームに向く
- 画像翻訳でブランド名や型番を翻訳しない設定があり、EC素材に使いやすい
- 日本語の画面とサイトが用意されている
デメリット
- クレジットに有効期限があり、最小の200クレジットは7日で失効する
- 無料枠は15秒・720Pまでで、実際の素材での品質確認には有料購入が必要になりやすい
- 字幕除去は元の画素の復元ではなく推定のため、複雑な背景では跡が残ることがある
- 料金表のランク(VIP1〜7)とパッケージの対応が分かりにくい
- 公式サイトの実績数値やコメントは運営側の公表で、第三者による検証は限られる
よくある質問(FAQ)
本ページの情報は2026年10月時点で公式サイトに公開されている内容にもとづきます。最新の仕様・料金は公式サイトをご確認ください。



