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Interprefy

インタープリファイ
Interprefy
の使い方・機能・解決する業務課題

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Interprefy(インタープリファイ)とは?

Interprefy(インタープリファイ)は、スイスのInterprefy AGが提供するエンタープライズ向け多言語コミュニケーション基盤です。6,000人以上のプロ通訳者によるリモート同時通訳と、AI音声翻訳・多言語ライブ字幕(6,000以上の言語組み合わせ)を1つの契約で扱え、セッション単位で人間・AI・ハイブリッドを割り当てられます。Teams・Zoom・Webexなど80以上のプラットフォームに連携。ISO 27001認証、欧州でのホスティング。料金は個別見積もりです。

解決する業務課題

「Interprefy」のサービス詳細

Interprefyとは

Interprefy(インタープリファイ)は、スイスのInterprefy AGが提供するエンタープライズ向け多言語コミュニケーション基盤です。多くのAI通訳ツールが「AIで人間の通訳を置き換える」ことを掲げるのに対し、Interprefyの立ち位置は違います。

プロの通訳者とAI翻訳を、1つの契約・1つの基盤の上に並べて持つ——これがこの製品の中核です。公式サイトの表現を借りれば「ニュアンスが結果を決める場面には人間の通訳者を、規模が結果を決める場面にはAI音声翻訳を」割り当てます。

提供する柱は4つです。

01リモート同時通訳(RSI)

クラウド上の仮想ブースから、プロの通訳者が遠隔で同時通訳を行います。

  • 通訳者ネットワーク — 6,000人以上のプロ通訳者。音声言語だけでなく手話にも対応
  • 仕組み — 会場に物理ブースを設けず、通訳者は世界のどこからでも参加。参加者はWeb版またはモバイルアプリで言語を選ぶ
  • 効果 — 通訳者と機材を毎回現地へ運ぶコスト・移動・CO2排出を削減できる

02AI音声翻訳

自動のリアルタイム音声翻訳。人手では賄えない規模と言語数を担当します。

  • 用途 — 大規模イベント、経済的に通訳者を配置できない希少言語
  • 特徴 — 会議中に用語と固有名詞を保持しながら出力を補正する

03ライブ字幕・サブタイトル

アクセシビリティ対応の多言語字幕です。

  • 対応範囲 — 6,000以上の言語組み合わせ
  • 用途 — 難聴者への対応、放送、社内コミュニケーション

04Media Hub・メディアサービス

イベント終了後の資産化を担います。

  • 提供物 — イベントの録画・文字起こし・要約。未編集素材とプロ編集済みコンテンツの両方

セッション単位で「人間かAIか」を決められる

Interprefyの設計で最も実務的なのは、イベント前に各セッションを人間・AI・ハイブリッドのいずれかに割り当てる点です。取締役会や規制当局が同席するセッションは人間の通訳者、並行分科会や希少言語はAI、といった配分ができます。

さらに、イベント中に両者が相互に補完します。フィードが切れた際はAIが継続性を保ち、リスクの高いセッションでは人間の専門家がAIを後方支援します。

アプリ側の画面では、発言者名([Maya]、[Liam]、[Elena])付きの字幕が流れ、上部で言語とCC(字幕)の表示を切り替えられます。

Interprefyのモバイルアプリ画面。上部に言語選択「English」とCCボタン、中央に[Maya][Liam][Elena]という発言者名付きの英語字幕が流れ、下部に大きなマイクボタンが配置されている
参加者向けアプリの画面。発言者名付きの字幕が流れる

出典: Interprefy 公式サイト(以下の画面画像も同様)

既存の会議ツールを変えずに足せる

Interprefyは80以上の会議・イベントプラットフォームと連携します。Microsoft Teams、Zoom、Webex、Google Meet、RingCentral、ON24、Notified、SpotMe、Cvent、Adobe Connectのほか、会場のAV機材や放送設備にも接続できます。

PC側では通訳者用のコンソール(INTERPRETING/SPEAKERS の切り替え、参加者リスト、イベントチャット)を備えた専用プラットフォームが動き、参加者はモバイルアプリで言語を選んで聞く、という役割分担です。ツールを乗り換えたり、チームの働き方を変えたりする必要はありません。

Interprefyのプラットフォーム画面。ノートPCに通訳セッションの管理画面が表示され、左に通訳・スピーカーの切り替え、中央に登壇者の映像、右に参加者リストとイベントチャットが並ぶ。手前にモバイルアプリのストア画面が置かれている
PC向けプラットフォームとモバイルアプリ。既存の会議ツールに追加して使う

1文が通る5つの層

公式サイトは、発言が翻訳されて届くまでに通る層を明示しています。AI通訳ツールで「モデルの性能」だけが語られがちな中、その前後にある工程を公開している点が特徴です。

01

音響の土台

実際のイベントは発言の重なり、会場PA、雑音がある。ストリーミング基盤が、モデルに届く前に音声を検査・整える。

02

オーケストレーション

言語とタスクごとに最良のエンジンへ振り分け、劣化した瞬間にセッション中でも切り替える。単一ベンダーに固定されない。

03

Live Accuracy

製品名・略語・登壇者名・文脈を保持し、誤った推測を確定させずに文の展開に合わせて出力を修正する。

04

人間の専門家

リスクの高いセッションはプロ通訳者へ。AIは規模と希少言語を担う。イベント中は相互にバックアップする。

05

アシュアランス

英語以外でも機能するガードレール、欧州データレジデンシー、学習への不使用、検証可能な記録。

使い方

  1. 要件を伝えて見積もりを取る

    法人向けサービスで、料金は言語数・セッション時間・提供形態の組み合わせによる個別見積もりです。デモの申し込みも用意されています。

  2. セッションごとの提供形態を決める

    各セッションを人間の通訳・AI音声翻訳・ハイブリッドのいずれかに割り当てます。必要な言語を確定させます。

  3. 既存のプラットフォームと接続する

    Teams・Zoom・Webex・Google Meetなどの会議ツール、または会場のAV機材と接続します。

  4. 本番を実施する

    参加者はWebプラットフォームまたはモバイルアプリで自分の言語を選び、通訳音声を聞くか字幕を読みます。24時間365日の技術・プロジェクトサポートが付きます。

  5. 記録を受け取る

    Media Hubから録画・文字起こし・要約を取得します。

料金

料金は公開されていません。言語数、セッション時間、提供形態(人間/AI/ハイブリッド)の組み合わせで決まる個別見積もりです。公式サイトも、エンタープライズ担当への相談を案内しています(2026年8月22日時点)。

区分内容(2026年8月22日時点の公式表記)
料金体系非公開(言語数・時間・提供形態に応じた個別見積もり)
契約単位法人・組織
デモ公式サイトからデモの申し込みが可能
サポート24時間365日の技術・プロジェクトサポート

規模が読めているイベントで費用感を先に把握したい場合は、時間パッケージを公開しているWordlyや、日額を公開しているVoicePingのイベントプランのほうが見積もりの当たりを付けやすいでしょう。

セキュリティとデータの扱い

認証
ISO 27001(第三者による監査)
開発・ホスティング
スイスで開発、欧州でホスティング(欧州データレジデンシー)
学習利用
顧客のコンテンツをモデルの訓練に一切使用しない
EU AI Act
トレーサビリティ、ガードレール、出力の監査可能な記録を備える
暗号化・認証
エンドツーエンド暗号化、ユーザー認証、厳格なアクセス制御

「AIの時代において、自分の言葉がどこで処理されるかは購買上の判断であって脚注ではない」——公式サイトはこう述べ、規制産業の調達要件を前提に設計していることを明示しています。金融・公共・医療といった、データの所在が要件に含まれる領域を主戦場に置いた設計です。

導入実績と評判

公式サイトには、J.P. Morgan、SAP、GSK、Amwayといった導入企業のロゴと、業種別の事例が掲載されています。対象領域はコーポレートコミュニケーション、政府・公共部門、金融、医療、教育、国際機関、業界団体、スポーツ・エンターテインメントに及びます。

「UEFA EURO 2020におけるリモート記者会見の実施は大きな挑戦でした。認定メディアと放送局に高い水準のサービスを提供するには、Interprefyのような経験豊富で柔軟かつ信頼できるパートナーが不可欠でした」——UEFA Senior Media Services & Operations Manager

01大規模イベントでのコスト削減

  • Domino's — 3日間・9,000人超の自社最大イベントで、9言語のリモート同時通訳を提供。大幅なコスト削減につながったと担当のProject Managerがコメント

02AI音声翻訳の精度への評価

  • World Childhood Foundation — Project Coordinatorが「Interprefy AI音声翻訳は文脈的に正確で、専門用語や固有名詞まで正しく訳したことに感心した」とコメント
  • Axians — Innovation Managerが、多言語字幕により「参加者が互いに学び合い、価値を感じ、安心して共有できる」状態づくりに役立ったとコメント

2024年のEvent Tech Live Londonでは2部門を受賞しています。Lionbridge、RWS、Welocalize、MCI Groupといった大手言語サービス企業やイベント運営会社とのパートナーネットワークも構築されています。

他のAI同時通訳ツールとの違い

製品人間の通訳者AI翻訳連携先料金
Interprefy◯(6,000人以上・手話も対応)80以上のプラットフォーム+AV・放送非公開
KUDO◯(12,000人以上)Teamsネイティブ統合ほか非公開
Wordly✕(AIのみ)Zoom・Teams・Meet・Webex等年間の時間パッケージ
DeepL Voice✕(AIのみ)Teams・Zoom・Google Meet非公開
VoicePing✕(AIのみ)Zoom・Teams・Meet・対面公開(分数・日額)

Interprefyが向くのは、誤訳の代償が大きいセッションを含む組織です。IR説明会、規制当局との会合、医療カンファレンス、国際機関の会議など、「ここだけは人間の通訳者を立てたい」という要件と、「全体はAIで賄いたい」という要件が同居する場面で、契約と運用を1本にまとめられます。欧州データレジデンシーが要件に入る場合も候補になります。

向かないのは、日常の社内会議や少人数の商談です。この用途では、SentioVoicePingのように定額・分数課金で始められるツールのほうが手軽です。同じ「人間+AI」の構成を検討するなら、KUDOが直接の比較対象になります。

本ページの情報は2026年8月時点で公式サイトに公開されている内容にもとづきます。最新の仕様・料金は公式サイトをご確認ください。

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